千葉県議会の閉会
2021/03/02記
 木更津市議会の3月定例会は2月12日に開始され令和2年度案件の審査や採決を経て本日から代表質問が開始されたばかりであるが、千葉県議会の2月定例会は1月29日に開始され本日最終日を迎え全議案を可決して閉会した。
 森田知事は閉会にあたり3期12年間に渡る感謝が述べられた。任期としてはまだ一月有り、通常の知事公務以上に依然として猛威を振るっているコロナウイルスの県内流行を抑えるために県民に向かって発信を続けるという事を期待したい。
 
 千葉県議会がこれほど早いのは明後日に告示を迎える知事選挙のためである。私は渡辺市長や森県議の人物評を信頼しているので、今定例会まで県議会議員であった関まさゆき氏が知事になることを期待し、活動している。
 
 
 告示後となる3月9日には木更津市で個人演説会が開催されるので考え方を聞きに行くつもりであるが、他にも多くの方に関心を持って貰いたいと思い案内を掲載する。
 
 本来で有れば投票の依頼を記載したいところであるが、告示前なので公職選挙法に抵触するため、それは控えさせていただく。
 
 基礎自治体である木更津市に多くの事務が移されているが、それでも依然として千葉県が所管する事務も多く、期待することはコロナ対策や学校給食無料化以外にも沢山ある。
 特に昨年10月21日に要望活動した小櫃川の整備については、令和2年5月28日に公表された氾濫想定区域において132地点での破堤により広範な地域での災害が想定されていながら未だに河川整備計画も立てられておらず、昔からの屈曲し切り欠きも増えている堤防に防災を委ねている現況を何とかして欲しいと、下流域に住む議員として切に願っているのである。
 
 今回の選挙では立憲民主党が支援する現千葉市長の熊谷氏が多くの調査で先行しているように聞いている。政令都市の市長として多くの情報発信をしてきた実績が高い知名度に成っているのであろう。確かに情報戦略や台風対策などで素晴らしい成果を上げていることは認めるが、例えば稲毛海岸にオーストラリア産の硅砂を敷いて白い砂浜を造る事業に8億円を投じながら、直ぐに白い砂浜が無くなり、周辺の園路に白い砂山を残したような失政については語られることが少ないことは気になっている。
 
 
 21日の投票日まで定例議会が続くこともあり応援できる活動は絞られる上に、主戦場は人口が多い東葛方面になるだろうと思われる。それでもこれからの4年間を決める重要な選挙がいよいよ始まるのだという事を感じながら今回の記事を残したい。