接種状況を考える | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2021/07/14記 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
5日17時時現在で停まっていた木更津市の接種状況が昨日に更新されていた。同じ月曜日で比較するために更新頻度も週に一回になったのだろうと考え、データの抜粋を怠っていたら今日も続いて更新されてしまった。昨日のデータは職員に聞けば解る話であるが、体制には影響ないので7月5日との比較を行う。 まず市のデータであるが、今まで「65歳以上の高齢者」「基礎疾患を有するもの」それ以外のもの」で区分されていたカテゴリーがすべて「その他」に一本化されていた。これは基礎疾患を有するものや60歳以上のものにも摂取を拡大した結果、集められるデータの精度が低下して区分の信頼性が無くなったためだと思う。 今回比較に当たって、前回のデータで区分されていたカテゴリーを合算して再計算し、今回のデータと比較したものが下表である。 |
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高齢者摂取率がどの程度になったかは不明であるが、総人口に対しては29.7%が1回目の接種を終えている。来月早々には2回目の接種が行われることになるが、集団免疫を得ると考えられる人口の60%が2回の接種を終えるのは早くても秋になってしまうことは明らかであり、ワクチン供給の遅れや若年層の接種拒否が想定以上に多い場合は50%程度から接種が進まなくなり年末になっても70%に至らない可能性もある。 集団接種による累計接種回数は7,293回となったが医療機関による個別接種の累計接種回数は48,219回に至り、市の接種回数の83.9%を占めている。医療機関の活躍は明るい話題である。 7月5日からの8日間では12,348回の接種が成され、1日あたりの接種回数は1,544回で、先週の1,312回から更に加速している状況である、相変わらず1回目の接種回数より2回目の接種の方が多いが、この様に接種回数が増加基調の中では特に問題ないと考えるべきだろう。 市の公表しているグラフも下図のように安定して安心できる。 オリンピック開催中も黙々と接種が進んでいき、重症化する患者が減少して医療機関に余裕が戻り、一般的な経済活動の再開が可能となる日が早く来て欲しいものだと思う。 接種計画の通りで有れば来週には30歳から39歳までの方に接種券が発送され、いよいよ月末発送予定である我らが50代を残すのみである。現在の計画では来月17日以降にならなければ接種を受けられない事に成っているが、9月定例会の間には接種が出来ればよいと考えている。 ナイジェリアの事前キャンプも市民の目に触れず進んでいる。そろそろ最大規模の陸上競技の練習が開始されると思うので、一度状況を見に行こうかと思う。開会式も9日後になりカウントダウンは始まった。緊急事態宣言下で開催されるオリンピックは次の世代に何を残すことになるのか考え、テレビで観戦する人が増えてコロナに感染する人が減ることを願いながら私もテレビに張り付こうと考えている。 |