再度ステージWに | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2021/07/27記 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
オリンピックの開会式に合わせて設定された連休が明けた昨日、木更津市内で14人の新規感染者が明らかになった。10人を越えるのは蔓延防止等重点措置の指定を受けていた6月23日以来であり、人口10万人当たり一週間感染者数も27.4人まで跳ね上がり27日ぶりにステージWの状況となってしまった。 27日にも4人の感染が明らかになったが、一週間前の20日の火曜日に確認された8人が集計の外になるため差引4人の減少となった。これにより人口10万人当たり一週間感染者数は24.4人となって一日にしてステージVへ戻ることになったが、値は上限に近く、ステージWに戻る日も近いだろう。特に今日は都内で過去最多となる2,848人の新規感染者が確認されているので影響が出ることは想定すべきである。 房総半島でも19日から昨日までの7日間で190人の新規感染者が確認された。 |
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一日当たり27.14人、人口10万人当たり一週間感染者数換算では16.99人で、全課と同様にステージVの状況である。 郡市別累計者数のグラフは下図の通りである。 木更津市のグラフも再び急になりはじめた。昨日の14人を加えて今月の感染者数が70人に達している。 70人のうち70%にあたる49人が感染経路不明であり、年齢別でも10代が13人、20代が19人と若者の比率が大きい。 逆に90歳以上の感染は確認されず、60歳以上の3世代を合計しても11人に抑えられていることは、その世代で進むワクチン接種の効果が出ているのかも知れない。 では具体的にワクチン接種の進捗状況を調べてみると、ワクチン供給の遅れにより一日当たりの接種回数が減っている。 |
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この6日間では5,179回で、1日あたりの接種回数は863回となった。今月上旬には1,544回も行っていたので44%も減ったことになる。特に1回目の接種が大きく減っているので3週間後の2回目接種も大幅に低下することは明かである。 市の発表しているグラフでも2回目が回数を伸ばす一方で1回目はそれほど伸びていないことが読みとれるであろう。 本日からワクチンパスポートの発行も始まり、40代と50代への接種券の郵送も行われる予定である。私の元にも今週中には届くと思うが、市の作成した接種計画によると、集団接種の予約が出来るのは来月17日以降となり、実際に接種出来るのは9月3日以降となる。パラリンピックも閉会した9月議会中に接種することになると思うが、2回目の接種から1週間は抗体が不十分だと言われるので9月末まで、あと2ヶ月間は感染しないように気を付けなければならない。 柔道だけでなくスケートボードや卓球からも金メダルの情報が届き、コロナウイルスに関する情報量が減っている。高齢者へのワクチン接種が進み感染者が増えても重症者が増えない状況になりつつ有るものと思うが、元々千葉県から自治体別の重症者が発表されない上に報道が減ったことで国内の状況も見えにくくなった。新規の職域接種が停止されている状況が何時改善されるかも見えてこず、市の接種回数が再び上がるようにワクチンが届けられるかも見えてこない。日本でこの状況だからワクチンが不足しているアジア諸国はより酷い状況にあるだろう。ASEAN諸国ではインドネシアを中心に感染が危機的状況にあり、日本が年内に沈静化しても世界との往来が戻るのは来年も難しいだろう。 オリンピックや4連休による感染拡大の影響は来週にならないと解らない。その前に市内で14人もの新規感染者が確認されるようだと来週にはどの様な人数が記録されるのか心配である。オリンピックの素晴らしい成果に酔いながらも感染状況も注視し、対策を怠らないようにと思いながら7月末の記載とする。 |