ワクチン接種No.2 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2021/10/11記 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
先月19日に初回のワクチン接種を行ってから3週間となった昨日に2回目のワクチン接種を受けてきた。一晩経って熱は出ていないものの腕が若干痛く、娘を保育園に送る中で倦怠感も感じた。 厚生労働省のHPによるとファイザー製のワクチンを2回目に接種した翌日には60%以上の方に倦怠感が現れるが4日目にはほぼ無くなるようである。 私の状況はあまり酷くないので本日限りのことだと自分に言い聞かせ、そもそも休日にするともりだった幻の「スポーツの日」だったので終日書を読むつもりだがHPだけは更新することとした。 都内における昨日の新規感染者数は1年ぶりに60人まで減少した。8月13日には最多の5,773人を記録しているので約百分の一まで減ったことになる。人流は減少していないので接種が進んでことによる効果なのかとも思うが、9月上旬から程良い気温が続いているため窓を開け放した換気が出来ていることも一因かと思う。 因みに今日は27.7度まで上がったが、明日以降は急激に冷えてくると聞くので、暖房効率を優先して換気が疎かになると昨年の冬に北海道で先行して感染が広がったように、寒さの中で第6波を覚悟する必要は感じる。しかしながら、既に寒さの中にある北海道や北東北で感染拡大の予兆は見えていない。 房総半島でも収束傾向は明かで1日から昨日までの9日間でも合計37人しか新規感染者は確認されていない。前回の4日間で感染が確認されなかった町村部では、その後に1人だけが追加されただけなので13日で1人という状況だ。半島全体の一日当たり感染者数が4.11人、人口10万人当たり一週間感染者数換算値が2.57人という値は、昨年の今頃の年末年始の拡大が始まる前の値に戻ってきた感じである。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
木更津市でも累計感染者8百人が16百人に倍増するまでに要した日数が僅か39日で、百人増加に平均4.9日しか要していなかったが、あと3人となった17百人台に今日到達したとしても16百人から35日を要していることになる。最初の百人増加が280日であったことを考えるとまだ多いが、年始の第3山を越えた頃の値に戻ってきたので、年代別累積感染者数のデータの勾配は幾分平らになってきたことが目に見えてきた。 木更津市における10月3日(日)から9日(土)までの7日間の新規感染者数は合計で6人に留まっていた。一週間の合計が一桁に留まったのは5月23日の週以来であり、人口10万人当たり一週間感染者数も4.4人である。下図は最初の感染者判明以降のグラフであるが、坂が急で高原地帯が広かった第6波の山は終わったと考えて良いだろう。 木更津市のワクチン接種状況については下表に黄色で着色した私の2回が加わった昨日時点の現状が午後になり発表された。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
県からのワクチンの供給が充分でなく、9日に届いたらずナビの情報には「ファイザー社製ワクチンは、現状、国から供給されない見込みとなりました」と記載されていた。 そんな状況のため希望者が常時打てる状況ではないが、市が職域接種として確保した枠の中から中学3年生と高校3年生の受験生の優先枠を設け、さらに余裕代に市民からの募集を募るなど市役所も出来る範囲で頑張っている。 接種回数の増加状況を見ると、7日間で9,119回の接種であるので、1日当たりの接種回数は1,303回であり前回より約2百回ほど減少している。しかしこの1週間に接種された中身を見ると60歳以上には概ね行き渡り増加数が少なくなっている分だけ50歳未満の1回目接種が伸びている。市民の1回目接種率は7割に達しており2回目接種率も程なく6割を越えるだろう。 これほど感染が下火になったことで危機感が薄れ、ワクチン接種が伸びなくなることも想像できる。接種が止まってきたら国家が確保した分を台湾や東南アジアに支援することも考えるべきだが、自治体としては次の感染リスクを考え7割以上の市民が2回の接種を終えるまで頑張らねば成るまい。 接種を進める効果に繋がりそうなのがワクチンパスポートの普及で、国内でもスマホで提示できるアプリが政府に先行して民間企業により開発されつつあるようだ。体質やワクチンが心配で接種を躊躇うものに対する差別ではないかという意見は根強いが、現実に未接種の方は感染しやすく重症化リスクも高いことを考えると、国内で感染がほぼ確認されなくなるまで感染リスクの高い行動を控えて貰うべきだという考え方は合理的であると私は思うし、逆にワクチン接種でリスクが下がっている人々に経済活動の牽引車に成って貰うことも重要だと思う。 集団接種を何時まで続けるか、3回目接種を何時から始めるかといった課題は今後もつきまとうだろうが取り敢えず今は少しの落ち着いたときである。に制限緩和の恩恵を受けて、木更津の経済を回しに行かねばと考えながら、今回の分析記事を終えたい。 |