立冬が過ぎたのに | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2021/11/08記 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
昨日は立冬で、暦の上では冬になっているのであるが最低気温は時々10℃を下回る程度で、今日も木更津市のアメダスは最高気温が17.5℃まで上昇したことを伝えている。 10月17日に最低気温が11.9℃まで下がって、冬が近づいてきたなと思ってから今日まで同じ様な気候が続いている事が上図からも解るであろう。それでも、ともかく冬なのである。 欧州では寒さが感染者の増加に繋がっているのか、感染拡大が止まっていないイギリスに次いで、最近ではドイツでも連日3万人を越える新規感染者が確認されているようである。 日本では昨日も全国で162人であり、23の県では新規感染者が確認されなかった。新型コロナによる死亡者も1年3ヶ月ぶりに出なかった。緊急事態宣言が解消されてから39日経ってもリバウンドの気配が全くない。 既に厳しい寒さに覆われている北海道では感染者が若干増加しているようにも聞くが、実態を調べてみると先月20日以降で一日に20人を越えたことはなく、10月25日には1年3ヶ月ぶりに「たった1人」を記録しているように、拡大とはほど遠い状況だ。 房総半島に至っては1日から昨日までの6日間で確認された新規感染者はわずか1人だけであり、集計作業の修正を行ったのかは定かでないが市原市が1人減った。その結果、前回から増減が無いという前代未聞の安定ぶりである。 |
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木更津市では1,697人目の感染者が10月8日に確認されて以降、一ヶ月の経過で1人増加しただけであり17百人の大台を目の前にしながら停止している状況である。15百人から16百人まで増加する日数がたった6日であった日々と別世界のようである。 感染者は出ていないがワクチン接種は続けている。しかし一時期のワクチン争奪戦が嘘のように接種数が低迷し始めた。 |
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増加数は7日間で3,845回、1日当たりで655回となり、僅かなワクチンを武器に接種を開始した5月末頃と同じような低い値になってきた。これは明らかに希望者が減少しているためであり、まだ12日以降の集団接種が埋まらず受付中に成っている状況が続いている。今月15日で集団接種の受付を終了することになるが、この様子では受けられないと苦情を言うものは出てこないだろう。 アメリカではワクチン接種を5歳以上に拡大し、日本でも検討に入っているようだが、重症化リスクが殆ど無い児童は医療機関の負荷には成りにくい。感染が拡大するルートを絶つために接種を行うという気持ちも解らないでもないが、ブレークスルー感染も否定できない中で個人的には賛同できない。 それでも夏の頃のように木更津市でも毎日数十人が新規に感染するような事態になったときには、接種賛成の側に回る可能性は無いとも言えない。そんな日がもう来ないだろうと根拠はないが信じている。いや、信じたい。 |