急激に感染増大中 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2022/07/29記 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
今日の木更津市における新規感染者数は143人であった。木更津市としては歴代8位になる値であるが、前日の269人の衝撃が大きく、今日は比較的少なかったなと思うほど感覚が麻痺しつつある自分を危うく思っている。 7月22日に1万人を超えた累計感染者数は、今日の143人を加えると11,421人となり7月21日以降は平均で毎日188人づつ増加している。来月上旬には木更津市の人口の1割に相当する人数が感染経験者という事態になる見込みである。 木更津市の人口10万人当たり一週間感染者数は先週の金曜日の217人より74人ほど減少したため昨日の979.3から924.4に下がったものの過去に見たことのない値が続いている。 昨年の夏の第6波はもちろん、猛威を振るっていた第7波も今回の波形に比べれば微々たるものになってきた。現在のBA.5だけでなくBA.2.75とかケンタウロスとか様々な情報がもたらされ不安が募る中で報道はサル痘の流行も上乗せして恐怖を増幅することで視聴率を稼ごうとしている。 テレビを良く見る高齢者は不安に苛まれて追いつめられる一方で、テレビを見ない若者は政府が行動制限を指示しないことを追い風に夏を謳歌しているようにも見える。 木更津市内の7月22日から28日までの7日間で新たに感染が明らかになった1,322人の年齢性別分布は下記の通りである。 前回は10代と40代にピークが見られたが、今回は10代のピークが相対的に低く成っている。70代以上も一定の数が感染しているのは高齢者施設での感染を抑えることが出来なくなっているからだろう。今回は今までの感染対策をすり抜けて来るかのように、充分に注意を払っている施設でも感染が生じているようである。 この急激な増大は木更津市だけの減少ではなく、房総半島でも23日から昨日までの6日間で8080人の増加となった。前回から更に35%の増加であり、増加傾向は加速中である。。 |
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地域別の人口10万人当たり一週間感染者数は近隣三市で千人を超え、最も少ない安房郡市でも第6波の最高値を超えた。 グラフの波形を見る限り、ピークに到達して減少に転じるまでに半月以上は要すると推察される。 都市部の多くで病床の使用状況が逼迫しており、人工心肺を使うような重症者は少ないものの高熱に苛まれている者は増大している。感染者と濃厚接触者が現場から抜けることで社会インフラの維持にも黄色信号が灯ってきているようだ。武漢から始まってもうすぐ3年が経過することになるが、何時になればこの状況を乗り越えることが出来るのか先が見えず、真夏に厳しい日々が続いていると感じている次第である。 |