市長選挙が始まる
2026/03/21記
 昨年の11月から何かと忙しい日々が続いている。研修のため車で能登に行ったり、視察で可児市・いなべ市・吉備中央町・尾道市へも出かけているが雪山登山やスキーをしないまま冬が終わりそうである。家族にも日帰りで相模湖に連れて行ったことと妻の実家に里帰りしたことを除けば旅行を経験させていない。理由の一つは昨年末に妻が手術を受けたことと突然の衆議院選挙のためである。そして本来なら定例議会が終わって余暇を楽しめる頃であるが、明日から市長選挙である。
 
 渡辺市長は2014年に三期12年間を務めた水越市長の勇退後に行われた選挙で、今は亡き石川哲久氏との一騎打ちを制して以来、2回続けて無投票当選を果たしている。そのため今回は12年ぶりの市長選挙となった。前回は右翼の街宣車が走り回り怪文書が飛び交うなど民度を疑われるような事態であった。平成の世の中で昭和のような選挙と思っていたが、今回は令和の世と思われるような奇麗な選挙に成ることを願っている。
 因みに市議会議員は無投票に成ることは1回も無く、4年ごとに戦いを繰り返してきているので、来年の選挙戦の1年前の選挙は精神的に負担が大きいが、市政の混乱を生じさせないために多くの議員が陰ながら汗を流している。
 
 選挙で時代が変わったと思うのは、急激に進んだ個人情報保護の流れで後援会名簿を持たないままで議員に成っているものが多いということである。私も平成19年の選挙の際には「個票」が多く集まったものであるが近年では回収が難しくなっている。
 平成19年頃はSNS等は存在しないに等しい状況で、HPを持つ議員も少数であった。携帯電話がインターネットの端末に成ることで時代は大きく変わり、特に国政選挙ではネット戦略が結果を大きく左右するようになった。中道改革連合が議席を大きく減らしたように労働組合や業界団体という組織票は力を落とし、雰囲気で選挙結果は左右される時代に成っているように思う。
 様々に問題を起こした伊東市の田久保前市長も民主的な選挙の結果で選出されている。最も彼女の場合はメガソーラーに反対する団体の代表として住民運動を展開してきたことが評価されているのであろう。全国的にも話題になる首長は多く居るが行政の執行力が有るのか、職員は喜んで市のために働いているのかなど、市長を評価するのはマスコミより市民や職員だと私は思う。
 
 今回の選挙には須田元市長の退任に伴い2002年に水越前市長を含む5人で市長の席を争った河辺氏が24年ぶりに立候補し、市長にオーガニックの助言をしてきた三好氏も立候補する。青年会議所の企画した公開討論会を見ると二人とも立候補するだけの弁論術には長けている。しかし24年前には河辺氏と烏田特定土地区画整理事業(羽鳥野)で一緒に仕事をしていた私には選挙の後に何があったのか知っているし、渡辺市長が市民の声を聞かないと批判している三好氏は私が挨拶で差し出した名刺も受け取らず話をする素振りも無かったので彼女が市民の声を聴くとは個人的には信じがたい。その様に対立候補の問題点も気になるが、仮に両者が非の打ちどころのない人格者であっても私はやはり現職の渡辺市長の再選を願って応援するだろう。
 
 ※ 掲示板の写真は22日に撮影し追加した。
 
 個人的に30年を超える付き合いで自分の事より公の事を優先することも知っているし、議員として見てきた12年間の木更津市に尽くしてきた姿勢にも高く評価している。その様な行動も評価は高いのであるが、それを凌駕するのは発想力と調整力である。職員には次々と出てくる発想が負荷に感じる向きもあるだろうが、現在の個性的で他市から視察が止まない市政は彼でなければ作り得なかったし、江川運動公園の再整備の費用の78.1%を防衛省の費用で賄い、100億円を超える吾妻の文化芸術施設の建設に際しても75%を防衛省予算から得るよう調整できる手腕は他の候補だけでなく私を含む全木更津市民の中からも出てくるとは思えない。正に余人をもって代えがたい人物なのである。制作力や行政運営は何とか似たようなことが出来ると思う私でも、この能力の前には立ちすくむしかないように感じるのである。
 
 ともあれ12年ぶりの市長選挙が始まるのである。私と市長の話をゆっくりと聞く場が今回設けられたので告知する。
 
 都合のつく方はお越しいただきたいとお願いして選挙前の投稿にする。