| 引退機に救われる | |
| 2026/07/24記 | |
| 交通政策特別委員会の視察の途中にちょっとした怪我をして帰宅し、自宅でパソコンを起動しようとしたが復旧プログラムが機能しない。前にもこんな苦労をしたような気がして調べてみると今から16年と8ヶ月ほど前の2009年11月14日に中国桂林の旅から帰った翌日にOSが自動更新を始めた途中でフリーズし、再起動したら起動しなくなった事件が見つかった。その時は約3ヶ月間もバックアップをしていなかったので苦労をしたが、今回は6月15日にバックアップを行っているので一月分の損害である。修理を頼んだ会社には可能な限りのデータ救出と修理と更新の費用比較を頼んでいるが、そのことを記載しているのは引退したパソコンを再び活用し始めたからである。 前回のパソコン破損の際には修理ではなく更新することを選択し、破損から6日後の2009年11月20日に納品されたノートパソコン(NEC VersaPro)は非常に長いこと最前線で闘い続けてもらったが、Windows XPのサポートが終了し、OSの更新も不可能になってウエブにアクセスが出来なくなり、老朽化に伴い日本語変換ソフトが時々停止し、画像処理などの時間は遅くなり、液晶画面が安定せずに変な色に成ったりバックライトが消えて暗くなるなど、使用するストレスが増えてきたので2023年2月24日に引退してもらい新たなパソコンとして東芝Dynabookを納品して貰った。快適にインターネットが楽しめるし、夕方にカーテン越しに差し込む西日でも見やすい液晶画面に更新して良かったなと実感した。 しかし、僅か3年5ヶ月でDynabookは機能を停止してしまった。まだ世代が若いので更新より修理を選ぶつもりだが、帰ってくるまでの間の情報開示が怠ることも如何かと思うので処分せずに押入で引退していたNEC VersaProに復帰してもらった。最初はテキストだけで更新する覚悟であったが、まだ幾つかの機能が使えるのでそれほど品質低下をせずにHPを更新できそうである。処分しなかった数年前の自分の行為に救われた思いである。 この様なことをしながら思ったことは、東日本大震災の後に原子力発電所が使えなくなったので引退間近の火力発電所を稼働した事案である。他にも用途を終えた施設や機器が役に立つ事例は多く、能登の地震でも廃止になった小中学校跡地が廃棄物の分別ヤードとして活用されている事例はボランティア活動をしながら見てきた。用途廃止した市有地は速やかに売却して民間活力を導入することで地域の活性化と税収の向上を目指すべきだというのが私の持論であるが、笹子の塵芥処分場跡地を日本財団が活用しているように、余力を持つことも役に立つことがあるのだろう。 引退機を保管していたのは、何かあったときにバックアップの機能になるかなと考えていたが3年経って忘れそうになっていたときに現役復帰である。繰り返すがWindows XPという時代錯誤の異物であるが最低限の仕事はしてくれている。古い機械が頑張ることに嬉しく思うのは、私も還暦を超えたからだろうかと思う。 我が家を建てた父が年老いて介護の世話になり、介護職員が大変だろうと玄関までバリアフリーの舗装工事を行った。俺が死んでから手を着けろとと怒られた場所には、言葉通り亡くなってから改築を繰り返している。新しいものは良いと思うが災害時を考えたバックアップが必要で、そのために私が小学生の頃に無くなった手押しポンプによる井戸も設けようかと考えている。そんな言葉を繰り広げながら、最近のHPの遅延の言い訳をしているのである。 |