4月8日の日曜日が過ぎればいよいよ市議会議員選挙に1本化され、選挙運動も解りやすくなってきた。来週は選挙というお祭りの御輿になっているようなものだから、本当に活動できるのは今の内である。
月曜日には会社回りを行い、一気に名刺を200枚ほど配ってきてしまった。当初3000枚も作れば充分だと思っていた名刺が、残り1箱に成ってしまい、急ぎ追加注文を行う。
また、夕方には西山地区で挨拶が済んでいなかった地区を回った後、選挙の花となる鶯嬢を集めて、私をどの様にPRするべきかという会議を行った。難しい話は聞き取って貰えないという事で、若さを売りにするという事になる。選挙運動とはそんなものと割り切っている。
火曜日には朝6時40分から8時まで巌根駅の前に立ち通勤客に挨拶を行う。結構顔見知りが現れて楽しい気持ちにも成る。
地元の挨拶回りも重要であるが選挙期間に向けて後援会リストの整理や地図の作成など、事務にも追われる時間が多くなる。
水曜日には選挙カーが自動車会社に届き、その看板載せの立会や車の受取、警察申請書類を作る傍らで、近隣の事業所を訪問したり、支援者に「後援会名簿の提出を急いで貰えないと出陣式の案内が間に合いません!」と泣き言の電話を入れたりして過ごす。
木曜日の朝も6時10分から巌根駅に立ち挨拶する。駅まで自転車で往復するエコな選挙である。
6時40分を回ると荒生元県議候補者と高橋てる子市議会議員選挙出馬予定者が県議選のお礼という名目で「高橋てる子」の幟を持って駅に来る。
立場は違えども選挙を通じて良い市を造ろうという意識を造る関係者として声を掛けるが無視されてしまう。確かに敗戦の後だから気落ちしているのは解るが、7時半に帰る両候補に「お疲れさま」と声を掛けても無視する姿勢が良くないと思う。この様子では政治の場でも小異に拘り大きな視点での行動が出来ないな、等と思った次第である。
事務所に帰ると直ぐさま後援会長共々市民体育館前の駐車場で事前検査を受けるために選挙カーを走らせる。前回の書類審査の時は随分待たされたのでその反省を込めての早立ちが効いて受け付け番号は3番だった。次第に続々と車両が集まる。随分集まったようであるがこれでまだ半分である。事前審査に候補者が来ているのは私と武藤議員と多分最年少候補となる中澤一雅氏しか見れなかった。皆、一生懸命活動して居るんだなと、選挙が近い感覚を実感する。 |