23.9月前半の活動記録 |
4日から9月定例議会が開会される。日程は下記の通りに決まった。 |
日時 |
曜日 |
時間 |
項目 |
質問者 |
備考 |
9月04日 |
火 |
10:00 |
本会議 |
− |
議案と請願、陳情の上程 |
10:00 |
委員会 |
− |
合併調査特別委員会 |
13:30 |
− |
基地対策特別委員会 |
9月06日 |
木 |
10:00 |
代表質問 |
三上和俊 |
F未来 |
13:00 |
前田清治 |
正栄会 |
14:50 |
西 勝義 |
公明党 |
9月07日 |
金 |
10:00 |
橋口武信 |
新栄会 |
13:00 |
個人質問 |
國吉俊夫 |
正栄会 |
14:00 |
佐藤多美男 |
共産党 |
15:20 |
斉藤高根 |
F未来 |
9月10日 |
月 |
10:00 |
近藤 忍 |
F未来 |
11:00 |
山形誠子 |
共産党 |
13:00 |
白坂英義 |
新栄会 |
14:00 |
篠崎哲也 |
正栄会 |
15:20 |
高橋てる子 |
無会派 |
9月11日 |
火 |
10:00 |
大野俊幸 |
正栄会 |
11:00 |
本会議 |
− |
議案と請願の質疑 |
9月13日 |
木 |
10:00 |
委員会 |
− |
経済環境常任委員会 |
13:00 |
− |
総務常任委員会 |
9月14日 |
金 |
10:00 |
− |
建設常任委員会 |
13:00 |
− |
教育民生常任委員会 |
9月18日 |
火 |
09:00 |
− |
決算審査特別委員会 |
9月19日 |
水 |
10:00 |
9月20日 |
木 |
10:00 |
9月28日 |
水 |
10:00 |
本会議 |
− |
議案と請願、陳情の審議 |
|
これで正式に10日朝からの質問と決まったのである。本会議では下表の16議案が上程された。担当委員会は下表のようになった(決まった委員会名を11日に書き足した)。 |
番号 |
内容(件名とは異なる) |
担当委員会 |
議案54 |
一般会計補正予算(第3号) |
全体 |
議案55 |
国民健康保険特別会計補正予算(第1号) |
教育民生 |
議案56 |
老人保険特別会計補正予算(第1号) |
教育民生 |
議案57 |
介護保険特別会計補正予算(第1号) |
教育民生 |
議案58 |
公共下水道特別会計補正予算(第2号) |
建設 |
議案59 |
駐車場事業特別会計補正予算(第1号) |
建設 |
議案60 |
平成18年度歳入歳出決算の認定 |
決算審査 |
議案61 |
教育委員会委員の任命 |
− |
議案62 |
公平委員会委員の選任 |
− |
議案63 |
道路使用料徴収条例等の一部改正 |
− |
議案64 |
手数料条例の一部改正 |
− |
議案65 |
重度心身障害者医療費助成条例の一部改正 |
教育民生 |
議案66 |
精神障害者医療費条例等の一部改正 |
教育民生 |
議案67 |
開発行為の基準条例等の一部改正 |
建設 |
議案68 |
市道路線の認定 |
建設 |
議案69 |
土地開発公社定款の変更 |
− |
議案70 |
平成18年度水道事業決算の認定 |
決算審査 |
陳情05 |
後期高齢者医療制度の見直し意見の陳情 |
教育民生 |
|
一般会計補正予算は総額として約1.6億円の増額であるが、内訳では地方特例交付金と地方交付税の算定の変更による減額7.2億円、その不足を埋めるために財政調整基金からの繰り入れを8.3億円増やして19.4億円にするなど、次年度以降に影響の大きいものである。
大きな事業としては真舟地区での道路整備や南清小学校の校舎増築等が補正で加わっている。人事異動による人件費の変動もあり項目の多い補正となっている。
ともあれ初日は上程で終わり、直ぐに休会に入った。午前中に合併調査特別委員会が開催されるので傍聴し、合併に対する県の取組及び姿勢や、本年4月1日から四市で設置された「君津地域4市合併・中核市問題研究会」の報告を受ける。
午後からは自分が副委員長を務める基地対策特別委員会が開催される。基地周辺財産の活用について説明を受ける。国が周辺住民の福祉向上と維持管理費を自治体に移管するため、積極的に基地周辺の未利用地整備を進める流れの中で、平成16年に江川総合運動公園隣接地に芝生のサッカー場を国の負担で建設する話が市に持ち込まれ、市は管理費負担の増加を嫌い断ったという報告を受ける。古参議員も議会に相談無く執行部だけで決めたことに不快を示す。これからの委員会の進め方については正副委員長に任せて貰うことになったが、課題が多いだけに面白い。
委員会も終わり時間も有るので、医療を取り上げた話題の映画であるマイケルムーアのSICKOを蘇我まで見に行く。国民負担や保険の問題で考えさせられることも多いが、この監督に撮影と上映の自由を与えるアメリカという国の両面性が凄いと思った。
5日は休会なので、ホームページの更新と議案書の読み込みで1日を費やす。台風の接近で時々強い雨が降る。質問まで5日になったが緊張感が高まらない。前回の6月議会の前日には緊張感が高まったが、今回は平常心で望めたら、と思う。
6日から質問の開始である。最初に代表質問が人数の多い方から開始され、この日は予定の3会派を終えた。ただ、明日の台風接近が明らかな段階で災害対策本部が設けられる可能性もあり、議会の日程について検討されたところ、明日7日を休会として、12日までの日程を見直す事となった。その結果、下表のように変更されることが決まった。 |
日時 |
曜日 |
時間 |
項目 |
質問者 |
備考 |
9月10日 |
月 |
10:00 |
代表質問 |
橋口武信 |
新栄会 |
13:00 |
個人質問 |
國吉俊夫 |
正栄会 |
14:00 |
佐藤多美男 |
共産党 |
15:20 |
斉藤高根 |
F未来 |
9月11日 |
火 |
10:00 |
近藤 忍 |
F未来 |
11:00 |
山形誠子 |
共産党 |
13:00 |
白坂英義 |
新栄会 |
14:00 |
篠崎哲也 |
正栄会 |
15:20 |
高橋てる子 |
無会派 |
9月12日 |
水 |
10:00 |
大野俊幸 |
正栄会 |
11:00 |
本会議 |
− |
議案と請願の質疑 |
|
7日は台風で休会である。朝から周辺状況を見て回るが、小櫃川の水位も安全な範囲だし、冠水も特に無かった。後ほど聞いたところでは、自衛隊の防風林である松の葉が大量に吹き込んだ地域は隊員十数名により清掃されたようだし、屋根が飛んで通行止めになっていた市道も業者による撤去が行われたようだ。私の所では築40年を迎えるアパートの外壁の一部が剥がれたが怪我人は出なかったので「よし」と考えた。
8日は地元岩根西中学校の体育祭に来賓として出席する。PTA会長は消防を行っていた頃の知人である。前日は校庭の排水にだいぶ苦労したそうで筋肉痛だと言う。父兄の努力には頭が下がる。
自分が中学生の頃はまだ岩根西中を分離する前なので、私は岩根中の卒業生であり、ここのOBではない。ただ西中を分離した頃はどちらも4クラス程度あり賑やかだったが、現在は2クラスしかないので体育祭も紅白対決である。開会で校庭に揃った生徒数の少なさと後ろに立つ4階建ての校舎の大きさに少子化の時代を感じざるを得ない。分離前の岩中では赤白青黄緑紫桃など賑やかだった、というような昔話を多くの人達としていると、自然に学校再編の話題になってくる。正面から取り組む問題である。
9日は快晴。午前中に原稿をまとめ、午後から体を動かすため大貫の磯根崎周辺を歩きに行き、海風を浴びながら汗を流してきた。浦賀水道を見下ろす崖の上で、多くの人がラジコン飛行機で楽しんでいた。富津市には志駒や鋸山など、今ひとつ整備されていないが良い場所が多い。木更津にも埋もれている財産が多いのかもしれないと思う。
10日から議会が再開。代表質問1人と個人質問3人が行われる。齋藤議員の質問では写真パネルやカイヤドリウミグモの現物を回覧するなど工夫が多く、明日一番の自分には間に合わないが次回以降は参考になる形態であった。夜には焼酎を飲みながら原稿の読み直しをする。
11日は曇りで気温も低い。スーツを着ても暑くないのは救いである。今回の質問は記録に残そうと考えたが、私のデジカメではズームが足りないし露出補正も不十分なので、2年ぶりに一眼レフのフィルムカメラを準備する。感度ASA1600のフィルムを準備し、傍聴に来てくれる先輩に撮影を委ねる。そして10時より質問の開始である。
早口に原稿を読んだので第1質問は予定より早い12分で済ませ、執行部の回答も要望通り簡素に16分で終わった。従って一問一答に30分を越える時間が使え、上手くまとめることが出来たと思っていた。
日程終了後、会派の先輩が下した評価は「扱ったテーマも難しいことをよく調べ執行部との摺り合わせも良く纏まっていた。しかし心を打つものがなかった」というものであった。私と執行部が原稿の読み合いになっており緊迫感が足りない、という事が原因のようだ。ながなか議会質問の道も奥が深い。この日は私を含めて5人の個人質問で終わる。
12日は大野議員1人の個人質問を終えて本会議に戻り、決算審査特別委員会の設置、審議事項の委員会への付託を決議して日程は終了する。昼食を取った後、会派内でPFI事業の学習を行った。
13日から常任委員会が開催される。午前中に齋藤議員の経済環境、午後から鶴岡議員の総務委員会である。それぞれが問題点を質問できるように予習して臨んでいる。鶴岡議員の補正予算資料には付箋紙が沢山付いているところにその跡が伺える。平野卓議員と私は終日傍聴である。この日の昼食は数人で誘い合わせ、公設市場の視察を兼ねて、市場内の食堂で定食を食べに行った。写真は齋藤議員に写して貰ったものである。
総務委員会の協議会で高利の公債の借り換え(正式には公的資金補償金免除繰上償還事業という)が話し合われたが、自治体経営についての真剣さが問われるところである。
夜には江野澤元江川漁業組合長の葬儀に出席後、高橋総務委員長を囲む会派有志の会合に出席した。
14日は午前中に私の建設委員会、午後に平野卓議員の教育民生委員会である。前夜には飲んでしまい予習時間が不十分という自覚の元で委員会に臨む。それでも夜遅くと朝早くに問題点の整理をして資料に「付箋紙」を貼った。
補正予算では大久保真舟線建設に伴う鎌倉街道の付け替え橋梁工事が上程された。県で施工という調整が不調に終わっての支出のようだ。周辺の構造形式など専門的に気になることはあるが事業化に意義は無いので他の件も含め若干の質問で終える。
昼からの教育民生では南清小学校の追加教室の補正が上がる。延床面積約360uに6千万円を超える予算に絶句するが傍聴なので意見は出来ず。その後の協議会で報告さえれたPFI事業についても多いに疑問も残るが、契約承認の上程は12月議会なので推移を見守ろう等の意見交換を行う。
15日は先週の巌根西中に続き、巌根小学校の運動会に来賓として出席する。こちらも紅白2組に分かれての対戦である。それでも中学校の3年間に対して倍の6年が就学期間だから児童数も倍程度居るし、何より父兄の数が多く賑やかである。その上、耐震補強工事中で校庭も若干狭いから密度も高く感じる。左の写真の校舎は、耐震補強枠を入れるため開口部が大きく空けられた一見廃墟のような雰囲気を醸し出していた。
16日は予定のない日曜日であったが、活動記録の更新や質問事項のアップなどを行う意欲が低下して、読書や議会前半の資料整理などで1日を過ごしてしまう。それにしても9月議会の資料は5cmキングファイル1冊ではとても間に合わない厚さである。紙何枚分であろうか。
17日も敬老の日で議会は休みである。人手が足りない場合は「ツールドちば」の手伝いに行くと内房RCに伝えてあったが要請もなかったので上田まで走り、無言館や海野宿などを見て、蕎麦を食べ、温泉に入るという日帰り休暇を過ごしてきた。明日からは決算審査の傍聴である。
→2007年9月下旬の記録 |