28.11月後半の活動記録
 11月19日は前日の地区での除草の際に発見されたタイヤ等の処分を環境部に依頼に行きながら、併せて知人から寄せられたほたる野での蠅の発生源の追求と対応を依頼してくる。
 その後、会派の打合せ件勉強会を行い、築地地区の開発許可が11月13日に出ていることを知る。既に周辺には看板の設置していると聞く。
開発の進捗状況を担当課から説明を受け、開業時期等についての情報を得る。
 
 20日は議会関連資料の整理の後、夜から巌根小学校創立百周年実行委員会の第1回会合に出席する。私の先輩方が大勢列席する中で市議会議員という立場から相談役として2年後の平成21年11月21日に予定する式典に向けた動きが開始される。
 
 21日は所用で夜遅くまで外出し、翌日に迫った質問書提出に向けた最終確認を行う時間が取れなかった。
 
 22日は12月議会の質問事項の提出に行った。前回は抽選をしたが今回は2日目辺りにゆっくりとやるつもりで1時間遅れの10時に行ったところ、既に13番目で3日目の午後1番に成った。最終的に質問者は16名まで増え、議員の3人に2人が質問することになる活気有る議会となりそうだ。質問通告書は下記の通りである。
個人質問通告書(平成19年 12月定例会)
平成19年11月22日
木更津市議会議長   清水 宗一 様
質問議員氏名( 1番) 近藤 忍 ?
下記のとおり発言したいので、会議規則第62条第2項の規定により通告します。
大綱・要旨項目 関係部等
質問事項1 大綱(大項目) 下水道事業の問題点について 都市部
要旨(中項目) 要旨(小項目)
(1) 公債 @ 利子の総額
A 借換債について
(2) 収入の問題 @ 供用地域の料金徴収について
A 接続負担金について
(3)普及促進 @ コミプラの状況について
(4)事業採択の考え方 @ 費用対効果の採用について
A 処理場の能力について
(5)汚泥処理 @ 処分方法について
A 処分金額について
(6)工事規模の考え方 @ 工事規模の適正化について
質問事項2 大綱(大項目) 学校再編の問題点について 教育部
要旨(中項目) 要旨(小項目)
(1)再編問題 @ 体制と方法について
質問事項3 大綱(大項目) 入札制度の問題点について 総務部
要旨(中項目) 要旨(小項目)
(1)一般競争入札の拡大 @ 金額の考え方について
(2)最低価格の設定 @ 最低価格を下回る対応について
(3)受注機会減の対応 @ 契約実績の評価について
 このように今回は下水道事業と工事契約が主体の質問となる。重要な内容なのだが専門的な話なので、傍聴に来たとしても面白いと思って貰えるか若干自信がない。
 その後「元気なきさらづ市民債」の手続きに千葉銀行木更津支店へ行く。購入手続きの際に『市の財務状況の変化及びそれらに関する外部強化の変化等によって(中略)投資金額を下回り、損失が生ずる』という説明がある。いくら法改正により債権の安全性を説明する責任があるとはいえ、これでは購入を躊躇するものが出て来るであろう。実際に窓口で聞いても断る人が時々出るという話である。現実には再建自治体となっても債権が元本を割るような事態は殆ど想定できないことを銀行では説明できないのだ。仕方がないので購入を終了した後、財政部に行き、説明内容の報告と対応を依頼してくる。
 夜には高橋てる子議員の主導する講習会でフロリダ州経済開発局の日本代表であるサム田渕氏よりアメリカにおけるPPPの勉強を行う。日系コンストラクション等で話は目にしていたが、実施してきた当事者の説明は大変面白く勉強になることが多かった。
 
 23日は矢那川秋祭りの日であるが、母校の同窓会が開催されるので群馬県桐生市に行く。母校の状況報告の中で大学の法人化に伴い積極的に民間企業との共同研究を進め、新たに太田キャンパスを作ったことを知る。その入試倍率が全国2位だった事や、NYタイムス誌で全日本の大学の中で16位にランクされている事などに驚きを深くする。
 懇親会の場では20年ぶりの同期と名刺交換すると、母校の教授になっている者も居て驚くが、最も驚かれたのは私の名刺であった。工学部の同窓会で市議というのは想定外のようだ。
 
 24日はせっかくなつかしい桐生で朝を迎えるので、太田に住む後輩と桐生の名峰である根本山に登ってから帰宅する。良い休日であった。
 
 25日は家で溜まっていた仕事やHPの更新に追われる。鶴岡議員から借りている『入門地方財政』も読まねばならぬと思いながら、なかなかその時間が取れない。
 
 26日は朝から質問の打合せのために市役所へ行く。この日に議会運営委員会が開催されており、日程が下記のように決まった。
日時 曜日 時間 項目 質問者 備考
11月30日 10:00 本会議 議案と請願、陳情の上程
13:00 委員会 基地対策特別委員会
14:00 みなと木更津活性化特別委員会
12月04日 10:00 個人質問 斉藤 高根 F未来
11:00 大村 富良 正栄会
13:00 鶴岡 大治 F未来
14:00 高橋  浩 F未来
15:20 岡田 貴志 公明党
12月05日 10:00 國吉 俊夫 正栄会
11:00 平野 秀樹 正栄会
13:00 山形 誠子 共産党
14:00 白坂 英義 新栄会
15:20 野田 芳久 新栄会
12月06日 10:00 石井 量夫 正栄会
11:00 佐藤多美男 共産党
13:00 近藤  忍 F未来
14:00 高橋てる子 無会派
15:20 荻野 一男 F未来
12月07日 10:00 大野 俊幸 正栄会
11:00 本会議 議案と請願の質疑
12月10日 10:00 委員会 議会運営委員会
12月11日 10:00 経済環境常任委員会
13:00 総務常任委員会
12月12日 10:00 建設常任委員会
13:00 教育民生常任委員会
12月19日 10:00 本会議 議案と請願、陳情の審議
 質問者16人は記憶にない、と先輩議員が言う。我々新人の挑戦も有るのか、議会が活性化してきているようである。質問者16人の趣意書をまとめたものを見せて貰ったが、詰めてもA4用紙12枚に渡る内容であった。また濃い議会になりそうである。
 昼から大学の先輩(ただし医学部卒)の元を訪ね、大学の変革状況等を話している中で『日本人は速やかに真の独立国を建国すべし』という本を頂く。更に読まねば成らない本が増えてしまった
 
 27日は建設常任委員会が有り、@公園遊具事故の対応報告、A定住促進奨励事業の結果検証報告、B金田東土地区画整理事業の諸問題協議、C請西千束台土地区画整理事業の諸問題、について協議会が開催された。金田の外資系商業施設が良い方向に進んでいないようだが明確な回答が得られずに物足りなさを覚える。
 昼からは下水処理場に行き定例議会での質問事項に対する資料の確認や趣旨の説明、及び回答として答えて貰いたい点などの打合せを行ってくる。国の通達など、様々に制度の壁を感じてくる。
 
 28日は年に一度の人間ドックに懸かりにアカデミアクリニックに行く。国民健康保険なので個人負担は13,500円である。体重と胴囲はメタボの資格充分なのだが尿検査の値では問題ないことが解りホッとする。精密検査が出るのは10日ぐらい必要だが、それが良い数値で有ろうとも体を鍛えなければと思う。そんな理由で午後からドック使用者の特典でアクアかずさのジムとプールにて汗を流して来た。
 
 29日は議会開催を前日に控え、前日に入手した資料を元に質問内容や展開を見直し、担当課とメールによって情報交換を行う。天気も曇りでとても寒い。
 夜には知人のホールインワン達成記念パーティに参加してくるが、昼間に行った達成記念コンペで達成者と一緒に回ったメンバーがホールインワンを出したと聞き、運の流れは人知を越えているなと感心する。明日から12月定例会の開始である。
 
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2007年12月上旬の記録