36.3月前半の活動記録
 27日(まだ2月であるがこの日から3月前半の記録に整理)は10時から本会議の開始である。平成19年分となる13件の審議が行なわれた。議案07号の職員の不祥事による市長給与の削減を条例で決める理由が、単に自発的な返上では市に対する寄付行為となって公職選挙法に触れるため、等と新鮮な驚きも感じるところは、まだまだ1年議員だと自戒する。この日の審議議案は全て賛成の採決が行われ、議会は再度休会に入った。休会と同時に下記の3項目を議題に議員全員協議会が開催される。協議会という名前でありながら、報告だけで今回も質問時間は設けられていない。
No 項目 担当 事前説明
1 国民健康保険特定健康診査の実施計画策定 市民部 総務委員会
2 産業立地促進条例の制定 経済部 経済環境委員会
3 学校及び保育園における食品の安全確保 教育部
福祉部
教育民生委員会
 議会と全員協議会が午前中に終了し、午後から個人質問の打合せを各部署と行いながら、ついでに市民会館中ホールで行われている確定申告書の提出も行う。その間に議院運営委員会が開催され、下記の日程が決まった。今回の質問者は前回より1名減の15名であった。
日時 曜日 時間 項目 質問者 備考
2月22日 10:00 本会議 議案と請願、陳情の上程
2月27日 10:00 本会議 平成19年度分議案の審議
3月4日 10:00 代表質問 荻野一男 F未来
13:00 大村富良 正栄会
14:50 岡田義彦 公明党
3月5日 10:00 白坂英義 新栄会
13:00 個人質問 佐藤多美男 共産党
14:00 近藤 忍 F未来
15:20 山形誠子 共産党
3月6日 10:00 橋口武信 新栄会
11:00 平野卓義 F未来
13:00 國吉俊夫 正栄会
14:00 斉藤高根 F未来
15:20 篠崎哲也 正栄会
3月7日 10:00 高橋てる子 無会派
11:00 大野俊幸 正栄会
13:00 三上和俊 F未来
14:00 本会議 議案と請願の質疑
3月10日 10:00 委員会 経済環境常任委員会
13:00 総務常任委員会
3月11日 10:00 建設常任委員会
13:00 教育民生常任委員会
3月12日 9:00 予算審査特別委員会
3月13日 10:00
3月14日 10:00
3月21日 10:00 本会議 議案と請願、陳情の審議
 この夜中は文章の修正や仕事の整理等に追われて、なかなかHPの更新に時間を割くことが出来ない。年度末の多忙さを実感し来年は3月議会での質問を控えようかなと弱気になる。
 
 28日は午前中に仕事の書類を片づけ昼から市役所で情報交換と打合せを続ける。この段階でも他の質問者との重複や、回答部署の変更等もあり内容が決まらない。
 そんな日々の中で2月末で行きつけの居酒屋が店じまいとなる情報がもたらされ、常連で飲みに行く。木更津の街中からまた1軒の灯が消えることはとても悲しい出来事である。
 
 29日は朝から現場に行き、天気の良い中で舗装工事の現場手伝いを行う。しかし、市役所での打合せのため早々に離脱し、自宅でスーツに着替えて登庁する。市の職員も予算の説明資料や年度末の決算に加え、多くの質問まで重なり多忙な様子である。この日で2月が終わる。
 
 3月1日は多忙だと自覚していながら千葉ニュータウンに住む大学時代の友人と早朝から夕方遅くまでを過ごすことになる。議会の質問メモ等を持って行くが、じっくり読む時間も無い。その為、翌日の日曜日に約束していた仕事を勘弁して貰うことになる。
 
 2日は早朝からデータ整理を終えた後、富津で開催されている千葉県民マラソンのうちハーフマラソンに友人が出場しているので応援に行く。忙しいが昨年の1月に富津岬で行われた自転車3時間耐久レースに出場した私を応援してくれた人達なので、そのお返しの応援である。それでもその終了を待てずに木更津に帰り、正午からの告別式に出席する。
 そして昼から腰を落ち着けて質問書を手直ししていると、犬が散歩に行こうと吠え始め、あれやこれやで進捗が極めて悪いまま、日曜日も終わり、質問の週を迎えることになる。
 
 3日は午前中に報告書等の作成を終えて現場仕事の長期中断に入る。家に帰り質問の回答が出そろっていない部署に再質問の件で打合せを行いに市役所に行く。私の質問が漠然としている事もあり、回答が全体に長めとなりそうで、一問一答の時間が取れない気配である。回答を簡潔にして貰うように関係部署にお願いして回ったのだが、もっと強く削除要求しなかったことが本番の失敗に繋がることとなった。
 
 4日から本会議が再開され、代表質問が始まる。朝、自宅を出る直前に漁業組合の役員が訪れ、3月22日の潮干狩り開始前にアクセス道路の排水工事を終えるようにという宿題を貰い、さっそく現場確認をしてから市役所に行く。
 中国産食品問題を受けて学校給食への質問が流行となっているようで、私の質問と重複する部分が続き、微修正を迫られる。私の修正より回答を変更する担当部署の方が大変であろう事は良く理解している。
 宿題の件で担当部局と打合せを行った後、最終原稿を読みやすいように空白や改行位置に手を加え、前日の準備は終了である。
 
 5日は午前中に新栄会の代表質問が終わった後、個人質問の2番手として午後2時から登壇する。第一質問は予定通り、ケーブルテレビの放送時間である15分丁度に納めたが、執行部の回答がだいぶ長くなり一問一答の時間が20分を切ってしまった。質問を飛ばし早口で質疑を進めたが、聞きたかった事項を2点残して時間切れとなった。4回目にして始めて尻切れトンボをやってしまったが、自分の不手際に落胆する事がおびただしい。次回に向けて良い勉強になったと納得しよう。
 
 6日は朝から良い天気で富士山が見えている。前日に質問を終えた気軽さから自衛隊越しの写真を撮ってから市役所に行く。この日は当選2回の橋口議員の後に、平野卓、國吉、斉藤、篠崎と4名の新人議員の質問が続くので、お手並み拝見などと気軽に構えていたら時間配分や討議の流れも良く、パネルの準備など工夫もにじみ、3月議会での自分の不手際を実感させられてしまい反省する。
 夜には何人かで集まり、友人の3回忌を行い痛飲する。
 
 7日は一般質問の最終日で、3名の質疑が終わった後、議案14号から44号の大綱質疑が行われ、予算審査特別委員会が編成され、その委員会と4常任委員会に委員会付託が行われて会期最終日である21日までの休会を決めて解散となった。その休会中に委員会等が開催されるのである。なお、予算審査特別委員会は各会派が人数割りで選出する形になり、それぞれが経験豊かな議員を選んでくる中で新人議員からは鶴岡議員だけが選出された。本人の強い希望であるが、今回は質問を行わず、過去の議事録を読み込んで勉強して望むというから楽しみである。
 夕方からかずさアカデミアで開かれた、かずさアカデミア音楽コンクール運営委員会に出席し、6月8日に君津文化ホールで行われる『若きピアニストのコンチェルト』の準備作業を行ってくる。ポスターも出来上がり3ヶ月後には本番である。
 
 8日は久しぶりに現場の手伝いに出掛け、ヘルメットを被っての計測作業を行う。それを午前中で終わらせて、昼から巌根西公民館で行われた「岩根西地区まちづくりフォーラム」に参加する。主催は社会福祉協議会で、後援が住民会議である。先月の天草の視察で見たように将来的にはまちづくり協議会を目指して行くべきか等と考えながら会に望む。
 基調講演は聖徳大学教授の福留強氏で、都市計画によるハード事業より市民による活動がまちづくりだと云う趣旨の元、嘉例川駅周辺や志布志市の創年市民大学での実践例などを聞く。良い講師を呼べたことに感心する。その後のアンケート結果報告などを見ると住民の皆様も多忙の中で多くの活動をしている事が伝わってきて、こちらもプロとして頑張らねばと思いを強くする。
 フォーラムが終了して多くの意識高い住民の方々と意見交換しながら自宅まで歩いて帰る。犬の散歩を終えたら近所の懇親の場である「常会」に参加する。漁業組合の役員をしている人から現在の浜の状況などを聞き取り、飲みながらも勉強に継ぐ勉強である。
 
 9日は「予算の概要」の予習を行うが、天気も良いので、昼からつい安房高山等に登りに行ってしまう。本当はこの週末に内房RCの大島合宿に加わりたかったのであるが週末はなかなか自由にならない。
 林道の荒れ具合や、間伐材を使った立ち入り防止柵など、短い山歩きで汗を流しながら気分転換の思考をしていると地元支援者から某工事による影響が出ているので見に来て貰いたいという携帯電話が入る。2時間後に立ち会う約束をして電話を切り、大島に行って無くて良かったのかな、等と思うのである。
 
 
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2008年3月中旬の記録