付帯決議の1は稲作経営の安定により水田を有効活用し、不耕作地の解消を目指し、飼料米の生産や学校給食での米粉パンの普及などを目指す決議である。今回の議会でも繰り返された地産地消(農協では木更津産を木更津で消費という意味で『木産木消』と称している)に通じるものが有り良く解る。因みに今回の議会で私が質問した木更津の米の生産量は標準的消費なら市民の需要を全て満たすという事で、農協はその半分を取り扱っているという事であった。比率は昔より落ちているのだろう。
それはさておき、何故今決議2が必要かと疑問を持っていると質問をするものが有った。その回答では『木更津農協は県内27農協で5本の指に入る事業利益を持っているが自己資本費率は下から2位、さらに175億円の貸付に対し41億円ほど不良債権化しそうな融資があるという状況なので、その解消を進める』という決意の決議という事であった。市も農協も厳しい状況は一緒だと思う。28日の総会議論が楽しみである。
15日は朝から東京ガスの工事に伴う農業用水管の埋没立会を行う。地元役員6名の他、市の農林水産課や小櫃堰土地改良区の立会も有り、総勢12名で現場対応を打ち合わせる。この管等も古くに埋設されているもので、今回の浚渫対応だけでなく将来的には敷設替等も検討する必要があるのだろうが、優先度はずっと後に回るのだろう。社会資本の更新という大きな問題が目前に迫っている事を立会の間に考えていた。
家に帰り、書類整理などをしていると郵便が届くので取りに行くと年金特別便であった。 |