61.12月上旬の活動記録
1日の月曜日は午前中から市役所に行き、答弁の調整を行う。質問通告が昨年よりだいぶ早くなったハズだが、やはり内容が煮詰まってくるのは質問も間近になった頃である。
昼からは誘われて神奈川県で行われているシールドトンネル工事の現場見学に行く。久々の現場見学は楽しいし、最新の技術状況を目の当たりにすると、技術者である私には参考になることが多かったが、本市では当分このような大型工事を行う見込みがないことを考えると、組織としての技術力の保持をどうするべきか考えてしまう。
2日より代表質問が開始される。9月議会と同様に私的に印象に残った内容を簡潔に書く事とする。
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公明党 岡田貴志議員
子供の医療費助成について行政格差があることを質問したところ、小学校卒業までを支給対象に拡大した場合は年間1億3千万円、中学卒業まで拡大した場合は2億1千万円が必要になるが、支出のバランスを考え前向きに拡大を考えたいと回答が有った。
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正栄会 平野秀樹議員
築地地区のイオンは社会基盤整備工事を終了させ、現在大型テナントと協議を進めており、詰まり次第建設計画に懸かる予定。なお、エコショッピングセンターを目指すイオンの姿勢から、風力発電所を設置できか、近々調査が開始される予定だと回答が有った。
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正栄会 國吉俊夫議員
危機管理対策として避難所になる公民館や学校で要支援者名簿を施錠できるところで管理しており、避難所が開設するような緊急事態には鍵を開け、弱者の救済に回る体勢だと回答があった。人命救助に間に合うのか疑問があるが第二質問の時間もなく討議は持ち越しである。
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共産党 山形誠子議員
本年9月15日現在で国民健康保険を1年以上滞納している世帯数が3565も有り、そのうち失業などの特別な理由もなく滞納している世帯が1363も有り、そのうち146世帯で義務教育以前の子供が居る家庭がある事を知った。児童のため支払いが困難な世帯には短期保険証を発行していると報告もあったが、特別な理由無く1年以上の滞納の背景を明確にしないと議論が進まないと思うところである。
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F未来 鶴岡大治議員
西口立体駐車場を現在の30分無料から2時間無料にしたらどうかという問いに対して、1220万円の収入源という回答があった。無料時間を長くすると官業が民業を圧迫する事も解るが、駅周辺の活性化のために何をするべきか、良い波紋を生む石を投げていた。
この夜は青年会議所の望年例会(世間的には忘年会)である。OBとして出席したが翌日1番の質問なので軽く済ませた・・・つもりが会の最後に応援団宜しく理事長にエールを送って一気にアルコールを身体に回し、夜遅くまでHPの更新をするようでは駄目だな、と思いながら午前2時を迎える。
3日は寝不足と微妙にアルコールが残る中でトップバッターとして質問に望む。
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F未来 近藤忍の記事の内容は省略
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新栄会 白坂英義議員
アクアライン高速バスにはバスロケーションシステムを導入しており、バスの乗員数の管理はシステム的には対応が可能。しかし運転手の負担になるので現在は使用していない。次のバスに余裕があるか否かを知るという、メリットが多いため市から要望を行う。
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新栄会 橋口武信議員
現在の小学5・6年生では25%が携帯を持っており、中学生では1年生で52.5%、2年生で63.0%、3年生で70.3%も所有しており、月に1万円以上を使用する児童生徒の割合は2%になる。情報モラル教育を進めているという事であるが我々と時代が違ってきていることを感じる。
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正栄会 篠崎哲也議員
君津中央病院には5年間で35.2億円も拠出しており、公立病院の役割は何かと問うたことに対し、中核医療基幹病院として不採算部門を担い、地域医療と連携し救急救命、緩和ケア、高度医療等を実施し、安心できる医療体制を求め医師不足を解消すると回答があったが、今後の大きな問題だろう。
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共産党 佐藤多美男議員
千葉県に残土条例がありながら県内12市町で住民同意を加えるなど独自の残土条例を制定する動きが広がっている(篠崎議員も質問していたが)本市独自の残土条例を制定するのか、県条例の変化を求めていくのか姿勢が明確でないという質問に対し、早期に検討を進めるが何時までとは約束できないと言う回答があった。行政も速度が必要だと思う。
4日は朝からHPの更新を済ませ、慌ただしく議場に入る。
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元気力 高橋てる子議員
君津中央病院の負担金には高度医療の負担や建設費の償還などの内訳があるが本来必要な25億円に対し四市で15億円しか負担していない状況である。そのような状況や内訳を明確にして貰いたい。同感である。
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F未来 荻野一男議員
バス路線の新設・変更認可が下りるためには地域の需要に合い経営に寄与しなければならず、およそ平均15人の乗客が見込めなければならないという高い壁があるようだ。新設には6ヶ月、変更は3ヶ月係る。
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F未来 三上和俊議員
企業立地を進めるため、官民合わせた未利用地データベースを作るべきだという提案を市が受けたが、個人的には何時までに対応するか楽しみである。なお、企業立地奨励金の見込額が平成23年に4.7億円、平成24年に6.4億円で、平成27年まで5億円以上を続ける見込みとも回答があったが、その間の地方交付金削減で厳しい財政になりそうだ。
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F未来 斉藤高根議員
小櫃川河口干潟保全基金が今議会で取り崩される案が出ているが、河口公園の整備も出来ず、保全の目的を達成しないまま基金を取り崩すことは地方自治法違反ではないか、という議論は意味が深い。土地購入目的が寄付により達成したというのが理由であるが、条文からは苦しい。
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正栄会 大野俊幸議員
郷土博物館金のすずは、10月の開館27日で1551人の入場があり、県立博物館であった2年前の10月に開館26日で1958人だったことより増加しているという報告である。個人的にはオープンの新しい物見たさが有りながらこの程度か、と感じる数値である。
先日から鶴岡議員が債務負担行為の疑問点に気付いていたことを昼や夕方に議論する。一定の方向が出たので明日が楽しみである。
5日は議案の大綱質疑と委員会付託である。大綱質疑で鶴岡議員が債務負担行為として3件、合計3億6千万円が上げられているが資料もなく補正にも上がっていない点を問い、なぜ3月議会でなく今なのか、と質問したが、業務の履行のため、という簡便な答弁となった。詳細は付託された委員会で議論されるだろう。
多くの審議もないまま委員会付託が決まり、開会から30分で本会議は終了した。そのため午後に予定されていたみなと木更津活性化特別委員会を傍聴する。築地でのイオンの状況、次期港湾計画の進捗状況などの報告があった。特に港湾計画は委員会だけでなく議員全員が知るべき内容だと思われる。昼食を挟み、午後3時近くまで会派室で同僚議員と意見交換をしてきた。また県が
パブリックコメント
をしているという事なので近い内に意見を出さねばなるまいと思うところである。
夕方は市内で年末の所用を済ませて帰宅する。
6日は町内の知人の葬儀に出席する。64歳という早さに心が痛む。その後、前日の特別委員会で報告のあった港の施設を見たり、今議会で上程されている市道認定路線の現場確認へ向かう。
木更津港の新規埋立場所
大久保真舟線の烏田交差点
市道7890号線
市道7891号線
市道6639号線
市道2437号線
なるほど。長いこと政治的課題になるだけの問題のある物件である。委員会に望む前に勉強が必要そうだ。
夕方、犬の散歩の後、町内の忘年会に出席する。今年2回目の忘年会である。
7日の日曜日は、一仕事終えて日帰り温泉施設で汗を流し、午後4時から西山区の忘年会に出席する。そこで地元の方々と意見を交わしているうちに時間となり、壁一枚隣の部屋で行われている巌根西地区の学校支援団体であるジェスパルの忘年会に出席する。忘年会の梯子である。
その後、2次会、3次会と付き合い帰宅したのは23時半であった。7時間半も飲み続けてしまった。若くないのだから健康管理には気を付けねばならないと、帰ってから思うのである
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8日は朝から市役所に行き、土曜日に見てきた市道認定路線で生じた疑問や問題点の確認を行ってくる。その後、11時半から市内の漁業組合長と漁業組合員でもある滝口、大村、斉藤議員と伴に、小櫃川河口干潟保全基金を廃止する計画の中で、漁協が行ってきた干潟の環境保全に支援を頂けるよう、要望を行ってきた。なお我が家も組合員である。
要望内容としては、漁場の保全及びウミグモ緊急対策・アオサの回収処理対策・小櫃川からの流竹木対策等として合計4千万円を予算化していただくことである。今年は各組合が個別に対策を取ってきたが費用が多額に上り漁師の疲弊は大きい。現に今まで7漁協であった市内の組合も木更津第二の解散で6漁協に減ってしまう状況である。もちろん即答で良い回答が出ることが難しいことは承知の上の要望であった。
午後から一仕事して、ついでにタイヤをスタットレスに更新した。これで雪になっても安心である。
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2008年12月中旬の記録