46.4月上旬の活動記録
 1日は新年度の開始の日であり県議選の告示日である。朝から自分の事務所の仕事を終えて、備品の購入をしながら渡邊県議選挙事務所の出陣式に向かう。天気も良く日差しは穏やかであるが、大震災による非日常が続く中での出陣式である。渡邊県議も選挙用自動車を使わず、シュプレヒコールも無い出陣式であったが、被災地を思いやり地域で何をすべきかという挨拶には心打たれた。
 出陣式を終え、何軒かに挨拶を済ませて事務所に帰り、事務作業を終えたら夕方から再度渡邊県議事務所に向かう。午後5時になり立候補者が高橋浩・渡辺芳邦両県議の2名しか無く、定数と同じであったため、無投票で当選が決まり、早速当選報告会が開始された。
 
 浜田代議士や水越市長等の挨拶の後に感謝の言葉があり、本来なら万歳三唱と成るべき所を『頑張ろう日本』の三唱で終えたところは感動的であった。終了後、本人を含まずに少数の友人で祝勝会を行い県議選挙の一日は終了した。いよいよ明日から市議選モードが始まるのだ。
 
 2日は朝8時半から地域役員による選挙対策会議を行う。前回選挙との比較や今後の動きなどで、多くの人々が動き始め、感謝をすると共にこれからの22日間がまだ長く感じられる。友人からの電話で、前日の夜の会議で7月に予定されていたアカデミアピアノコンクール予選が来年に延期と成ることを知る。まだまだ自粛や開催中止の嵐は続いているようだ。そんな一つでもある先月12日に予定していた自分の青年部会議をこの夜に開催し、選挙期間中の体制について確認した。
 
 3日は告示2週間前の日曜日なので朝から来客も多く、また当方も挨拶に回ったりして慌ただしく過ぎる。多くの人々が協力していただけることに頭が下がる思いである。
 
 4日は朝から内業や所用を済ませ、午後から市役所に行き各所で打合せを行うと共に、明後日に行われる議会広報委員会に向けて資料の確認などを行ってきた。震災を受けて考えねばならないことも多いのだが、選挙が近づく事で政治の空白が生じていると今更のように思わされる。
 
 5日は午前中にHPの更新や後援会報の発送などを行い、太田山に立ち寄ると桜が咲き始めているが、自粛のためか提灯等の飾りは無く質素である。午後からは地域の集会に出席したり、後援会入会のお礼をして回る。この日は大安で『為書』も届けられ、後援会事務所の雰囲気も日増しに高まる。
 
 6日より後援会拡大活動として早朝の巌根駅立ちを開始した後、10時から議会広報委員会に出席する。今期最後の公務となる予定だが、1名の欠席があったことが残念であった。委員会終了後、市役所や市内の各所で幾つかの打合せを済ませて帰宅。夕方は久々に街に出るが、自粛ムードで何処も大変そうであった。
 
 7日は地元の岩根小学校の入学式に出席する。今年の新入生は64人で、男子が27人に対し女子は37人と差が大きかった。昨年は3クラスを編成できたのに、今年は2クラスで、もう少し活気が欲しいところである。
 昼から地域で打合せや挨拶周りを行い帰宅は午後10時を回っていた。
 
 8日は地元の岩根西中学校の入学式に出席する。今年の新入生は51人で、男子が32人に対し女子は19人と差が大きかった。昨日の岩小とは逆の傾向である。中学校全体では186人となり、適正規模等審議会の方針に従えば岩中との統合が検討される所であるが、その前に10月22日の創立30周年は祝いたい。
 帰宅してHPの更新を済ませ、夕方から風が強い中、後援会入会のお礼をして回る。告示前の最後の週末になる明日は雨のようで予定変更等も多く出てきて調整が忙しい。
 日没後には岩手県山田町まで支援物資を届けるという渡邊県議を中心とした派遣隊の作業場所に激励に行く。僅かな準備時間でも感心する程の資材が終結されていた。心配なことは前夜発生したM7.4の余震による道路網の寸断であり、派遣隊の無事を願うばかりである。
 
 9日は告示1週間前の週末なので、朝から多くの後援会役員が事務所に集まり、小雨の中を物ともせず後援会拡大運動を押し進める。私も午後から地域を回り、後援会入会のお礼をする。帰宅すると後援会入会申込書が集まっており、入力作業を終えて就寝した。
 
 10日は早朝から江川の児童公園清掃に参加し、その後は各所で打合せを行う。天気が良いこともあり、後援会事務所は前日にも増して多くの人が入れ替わり立ち替わり訪れるが、外出中でのすれ違いが多く失礼を重ねてしまう。なお、この日は統一地方選挙の前半戦であり、かずさ四市の中では無投票にならなかった袖ケ浦市だけで投票が実施された。
 千葉県選挙管理委員会が23時に発表した結果は次の通りである。
千葉県議会選挙
 
袖ケ浦市選挙区
 
投票・開票結果
当日有権者数 : A  48,544
投票者数 : B 19,757
内訳 えのさわ 吉克 当選 11,735
さそう 猛 7,284
無効投票数 738
棄権者数 : A−B 28,787
投票率 : B÷A (%) 40.70
前回との投票率の差 (%) -10.07
 上記の表は、私が元のデータを整理した物である。
 膨大な震災関連情報の中では7日深夜に5名の死者を生じたM7.4の巨大余震や流行の予兆を見せた鳥インフルエンザも大きなニュースにならない中、今回の統一地方選挙などには意識が行くこともないだろうと言われていたとおり、袖ケ浦市選挙区も投票率を10%以上落としている。来週に迫った市議会議員選挙についても同様の傾向が予想され、どの様な結果となるか予断を許さない所である。
 
 
 →
2011年4月中旬の記録