61.9月上旬の活動記録
 1日から9月議会が開始される。10時から議会が開始され、市民歌斉唱の後、議会運営委員長の報告、市長挨拶や諸報告等の後に議案の上程が行われた。今回の案件は下記の通りである。
番号 内容(件名とは異なる) 関係部 担当委員会
議案51 一般会計補正予算(第2号) 財務 全体
議案52 国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 市民 教育民生
議案53 介護保険特別会計補正予算(第1号) 福祉 教育民生
議案54 公設地方卸売市場特別会計補正予算(第1号) 経済 経済環境
議案55 公共下水道特別会計補正予算(第1号) 都市 建設
議案56 平成22年度歳入歳出決算の認定 財務 決算特別
議案57 教育委員会委員の任命 総務
議案58 公平委員会委員の選任 総務
議案59 固定資産評価委員の選任 総務
議案60 人権擁護委員の推薦 総務
議案61 人権擁護委員の推薦 総務
議案62 人権擁護委員の推薦 総務
議案63 人権擁護委員の推薦 総務
議案64 テレワークセンター条例の廃止 企画 総務
議案65 手数料条例の一部改正 総務 総務
議案66 非常勤特別職職員の報酬条例及び
スポーツ振興審議会条例の一部改正
総務 総務
教育民生
議案67 市税条例の一部改正 財務 総務
議案68 印鑑条例の一部改正 市民 教育民生
議案69 福祉作業所条例の一部改正 福祉 教育民生
議案70 下水処理場工事業務委託契約の締結 都市 建設
議案71 平成22年度水道事業決算の認定 水道 決算特別
陳情06 公立保育園への特定財源復活に関する陳情   教育民生
陳情07 子育て新システムの導入反対に関する陳情   教育民生
陳情08 児童福祉施設の上乗基準反映に関する陳情   教育民生
陳情09 デポジット制度法制化に関する陳情   議場配布
陳情10 仮称請西保育園建設反対に関する陳情   教育民生
 議案の上程と説明が終わると代表質問が開始される6日まで休会となる。この休会を利用して質問の原稿作成を行いつつキングファイル2冊となる資料に目を通さねばならない。今回は決算特別委員会が17〜19日の連休後になるため、若干時間の余裕があるのが有り難い。
 議会終了後、会派室で打合せを行い、夕方には会派の数名で集まり意見交換を行った。始めての個人質問に臨む新人議員から、私と鶴岡議員の質問は難しすぎて参考にならないと指摘され、もう少し平易な事柄に取り組むべきかな、と若干の反省をする。
 
 2日は質問担当部局とメールのやり取りを行いながら議会質問の精度を高める。昼から君津に用事で出かけたついでに朝刊に載っていた君津市制施行40周年記念切手のシートを郵便局で購入する。今年は富津市の40周年と袖ケ浦市の20周年もあり近隣市には記念すべき年である。来年の本市の70周年に合わせて市民にとってどれくらい良い自治体に成っていけるかが問われるだろう。
 
 3日は台風に警戒しながらも自宅で新内閣の新聞記事をじっくり読んだり、市内で所用を片づけたり、議会質問原稿に手を入れたりして土曜日をのんびりと過ごした。
 
 4日は10時に市民会館に行き「生きやすい木更津」を創るためのシンポジウムに出席する。私は午後に用事が入っていたので開会から午前中だけの出席としたが、他の多くの議員は午後参加に成ったのか誰にも会わなかった。午前の映画「ゆずり葉」が秀作でバリアの意味を噛みしめた。
 午後から市内や君津で打ち合わせ等を行い、宿題を持って帰宅した。
 
 5日は午前中に市内で所用を済ませ、高柳の蕎麦屋で昼食を取り、そこで育ち、今年の夏から十両昇進を果たした千代嵐関の後援会に入会する。両親も嬉しい多忙の中に有るようで、私も地元の誇りと思う。午後から市役所に行き、議場配付資料の作成や議会質問以外の打合せなどを行って退庁し、福祉会館で東日本大震災写真展を見に行く。
 宮木議員が岩手県山田町で撮った写真が有ると聞いたので見に行ったのだが宮城県のブースに飾られていたし、木更津市の消防署が陸前高田市で活躍してた写真が無かったことも残念だったが、本市が津波被害を受ける直前だった事も解る良い写真展であった。
 夕方は江川あけぼの会の前会長の通夜に列席する。多くの世話になった人達に充分な恩返しもできていない内に別れの時を迎えることが繰り返されていることに歯がゆさや寂しさを覚えると供に、議員としての本分を忘れないように活動せねば、と誓って斎場を後にした。
 
 6日から本会議が再開され、一般質問が始まる。今回は20人の質問者があるので会派代表の4人の質問を1日に詰め込む強行日程としたので朝9時からの開始である。今回の議会でも個人的な視点で印象に残った内容を簡潔に記載する。
自由民主クラブ代表 三上和俊議員
 平成23年度の市税収入状況は震災の影響もあって減っているものと思っていたが、法人市民税の増加もあり現在段階で前年比2億円増であり、来年度の普通交付税も今年度並みに成りそうであるが、市税は計画の174億円の達成は難しそうだと回答があった。国も地方に配慮した予算編成をして頂いていることに感謝したい。
 上総研究開発都市の最終計画で1.6万人が就労する予定の「かずさアカデミアパーク」で4月現在の就労者は1,679人(内木更津市域内には1,311人)に過ぎない事も明らかになった。富士通の進出が無かったことが大きな原因であるが、もっと知的集約が進むことを願うばかりである。
羅針盤代表 鶴岡大治議員
 羅針盤として初の代表質問で、冒頭の枕は会派設立宣言のようで個人的には感動した。それより感心したのは仮称請西保育園に関して市長が思うところを話されたことである。我が会派も保育園の設置には反対しているわけではないと自分の質問でも言わねばならないなと思った。
 現在残高が多くなっている財政調整基金の取り崩しが来年度以降に有るという回答であったが2年間合計の10億円では大きな影響はないだろうと思いつつ、仮に市庁舎の移転が計画に登るとまるで不足する額に成るので、この議論は難しいだろう。
公明党代表 岡田貴志議員
 熊本大学が自治体と協動で登校拒否児童のフォローに回っている事例を上げて質問に入る事に感心した。個人的には得意とは言えない福祉部門で掘り下げた質問をしてくれるので勉強になる。
 本市で障害者手帳を受けている方が5,009名で、障害者の就労支援のため政策的随意契約を行い、昨年の国体での記念品作成や霊園や公園の草刈などを実施しているという回答があった。障害があっても高度に知的な就労が出来るハズの人達の働く場をどう確保するべきかという問題は今後も考えねばならないことだろう。
一新の会代表 大野俊幸議員
 市役所本庁舎の耐震診断が始まりコア抜きを行った事の報告と、昭和47年に竣工して40年が経過しているため診断結果によっては移転も選択肢に成るという踏み込んだ発言があった。強く新しい庁舎を造るべきか防災拠点を別に設けて庁舎は補強で済ますのかが今後の争点かなと思いつつ話を聞いていた。
 教育財産を一般財産に変更する事の考えについては質問が完全に重複しており、このままでは同じ回答が帰ってくるだけになる。今夜は原稿を修正しなければと思いながらキーワードを一生懸命メモしていた。
 代表質問を終えて会派室に帰ると傍聴者が私のHPに記載した質問時刻が30分ずれていたと指摘される。間違えを反省しつつも、案外多くの人の役に立っているHPなのだなと自己満足する。
 
 7日は早朝に起床して前夜の内にメール送信を受けている議会質問の回答案に目を通し意見返信の後HPを更新して市役所に向かう。
 市役所の緑のカーテンである朝顔も爽やかに咲いている中で、この日から個人質問が始まる。日程調整の結果、この日は異例の1日6名体制で、終了予定時刻が業務終了時刻と同じ5:15である。なお、籤引きの結果で偶然であるが、6名うち5名が新人議員の質問という、新人質問集中日となった。
新栄会 座親政彦議員
 本市の子どもたちの携帯電話に関するアンケートで中学生は60.5%の保有率であり、毎日1時間以上メールに費やしている子は中学生では4割にのぼるという結果には驚かされる。それでは本を読む時間も無くなるだろうし、読解力も低下する事だろう。
市民ネット 田中紀子議員
 本市は東京電力から電気を購入しているが千葉県庁は特定規模電気事業者より入札で購入し、料金を11%低下させたと質問の中で取り上げている。議員箇々が入手した様々な先進事例を議場の場で共有するということは知識が広がり有り難い。
日本共産党 佐藤多美男議員
 本日唯一の新人でない議員である。市内各所の環境問題に対する調査はベテランの深みがあり勉強になる。残土処理業者が事業途中で倒産する問題に対し、今後は許可条件で事業継続出来るだけの資産という項目が検討になるとすれば良いことである。 
羅針盤 宮木康弘議員
 初の質問であったが、落ち着いている上に事前調査内容や議論展開が上手く感心した。空き地管理については条例化をしている県内市町村や先進自治体対に対してアンケートを実施し、条例の効果を検証して制定を検定するという前向きな回答があった。
公明党 渡辺厚子議員
 猛暑対策として宇治市の用務員が自費で取り付けて効果を上げ全市に広がったミストシャワーを本市の学校にも設置する提案があった。市販のキットを使えば設置費も水道代も安いようであるが、来年の夏までには実験的な取組を行えるようだ。
羅針盤 草刈慎祐議員
 宮木議員と同様に初の質問で、若干の緊張は見られたが声に張りもあり立派な態度に会派代表として安堵する。子供のネットイジメ対策として千葉県県民生活課の職員2名が毎日ネット空間のパトロールを行い、緊急を要するものは個別に、それ以外は月例で報告があるという事実には驚いた。朝からネットサーフィンする仕事も大変であろうと思った。
 翌日の質問の内容や表現の点で若干の調整を行い、明日の質問のためにぐっすりと寝て翌日に備えるつもりで早めに床に入ったが、こんな日は却って眠れず、読書が進んでしまった。
 
 8日はいよいよ私の質問登壇日である。この日から通常の1日5名体制に戻る。籤引きの結果であるが、岩根地区の議員が議席番号順に3名続く形で質問することになった。5人目が大村議員であるので4人目が國吉議員でなく斉藤議員だったら岩根と金田の日になる所であった。
自由民主クラブ 重城正義議員
 国民健康保険税の賦課にあたり全国の72%の自治体は本市と同じ資産割も加えた4方式を採用しているが25%の自治体は資産割を計上せず、3%の自治体は所得割と均等割だけの2方式で計算している。所得が無くても財産を持つ老人は多額の保険料を払うことになり、固定資産税を別途払っているので2重課税ではという視点は興味深い。制度設計上はどちらが良いかという哲学の問題で有ろう。
日本共産党 鈴木秀子議員
 国保や介護などの全市的な質問と同列に「若葉町」の問題が質問されたことが興味深い。個別特殊とも言えない地域的な問題を全市的な議論をすべき議会の場で出すことについては賛否両論があるだろう。逆に私が岩根のことを取り上げなさ過ぎるのかなと思った。
 午前中の質議が終わり、午後1番で私の質問となった。配付資料は3枚で、時間配分に自信を持って登壇した。そのため傍聴した友人から『早口が無く聞き易かった』と評価されたが内容は厳しかったかもしれない。近日中に質問を全文掲載する予定なので、もう少しお待ちいただきたい。
一新の会 國吉俊夫議員
 23:30に東京八重洲口を出発し1:53にいわき勿来ICへ着く高速バスは深夜割り増しを行わない3000円なのに、23:20に品川駅を出発しアクアラインを経由して0:20に木更津駅東口へ着くバスは正規料金の倍額となって2600円もするのはおかしい、という論は説得力が高く脱帽する。旅行業法に基づくバスでも参入しないものかと個人的には思っている。 
一新の会 大村富良議員
 房総地域の情報発信の場及び観光客へのサービス提供の場として、金田BT近辺に(仮称)木更津物産館を設けることで、海ほたる渋滞が緩和されると8月19日に商工会議所から提案された事に対する質問があったが市は直営でなく民間も含め検討したいと回答があった。来月の行政視察で徳島の事情を見てこようと思った。
 質問を終えて自分に慰労したいところであったが、今月中旬に日本語講師としてイランに発つ友人のために岩根駅前の居酒屋で簡単な送別会を昔の友人達で行った。中東の混乱がイメージされ、出発前から無事の帰国を願っていた。
 
 9日は質問最終日である。この日も5名の質問の後に大綱質問や予算委員会等が有り、遅くなることが予見されていた。
羅針盤 永原利浩議員
 個人が寄付したベンチを歩道や公園に整備するという案が先進事例紹介と供に提案される。公園整備費が少ない本市として、人々の思いが詰まったものを備えていくことは良いことではないかと思うが、心ない市民によって破壊されている物が有る現状を考えると悩ましいことも多い。
新栄会 白坂英義議員
 防災対策として災害時優先電話の質問があったが、回答では契約の3割を優先的に接続できるようにするという事になるので30台確保するためには100回線の契約が必要で、さらに接続が保証されるものでは無いと聞くと、市の方針通りコストが掛かっても移動型デジタル端末として独自手段を確保する方針が良いのだろうと思った。
自由民主クラブ 清水宗一議員
 仮称真舟小学校は最大で学年4クラスに対応できる設計で平成27年度当初の開校を目指す計画で、前年度の内に請西小学校内に学校組織を設けるような対応は余裕教室が無いことで行わないようだ。
 貝淵踏切の4車線化工事は来年春から3ヶ月程度前面通行止めで施工し来年11月の70周年式典までには間に合わせる計画である。

元気力発電所 高橋てる子議員
 1%支援事業は、市民の要望を行政が協動して解決するという視点に立って運用するべきで、そのためにパートナーになる市民を育成するという行為を執らねばならず、その意味で先日の福祉シンポジウムは素晴らしい成果を上げていたという質問である。着目点が良いと感心していた。
自由民主クラブ 荻野一男議員
 資源ゴミ持ち去り禁止のために東京都では7市が条例化しており県下でも東京近郊での事例はあるが房総半島で条例化したものは無いが、条例化に向けて検討するという回答があった。
 中野畑沢線の桜井工区は本年度警察協議や河川協議を進め来年度に事業認可を受け、工事着手は平成25年度で考えていると回答があった。地権者交渉が上手く行くことを祈る所である。
 20名にも成る質問を終えて16:20より大綱質疑が始まる。議論の後に決算審査特別委員が各会派から選任され、滝口・荻野・平野・近藤・國吉・住ノ江・高橋・座親と総務委員長の鶴岡の各議員、合計9名で20日から22日までの3日間で審議することが決まった。初日の成果視察場所などで意見交換を行い、帰宅は午後6時近くになってしまった。翌日の夕方に富津で講師をやることに成っていたのでパワーポイントの作成などを進めていたのだがお誘いが入り、作業は中断してしまった。
 
 10日は朝から岩根西中学校の体育祭に出席する。今年は創立30周年の年と言うこともあり、記念写真の撮影というプログラムが午後から入っていた。夕方の資料作成も行わねばならないところであるが、昼食時などを利用して中座して簡単に纏め、昼から校庭でカメラに収まる。
 
 私も地域の来賓の方々と一緒に最前列のスローガンを持つ一人に加えていただいたが、よく見ると来賓の殆どが30年以上前に岩根中学校を卒業した人達ばかりで、西中のOBが居なかった。
 写真撮影後、体育祭を中座して自宅に帰り、夕方からの資料作成やHPの更新を行い、午後6時半に君津メディカルスポーツセンターに行き富津市大堀の方々に「かずさアクアシティとアウトレットモール」について説明を行う。質問の幾つかには的確な回答が出来ず、至らない講師だったかなと思いながら懇親会に出席した。
 
 
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2011年9月中旬の記録