78.2月下旬の活動記録
 21日は3月議会の初日である。10時に開会し、市民歌斉唱の後、議会運営委員長の報告、市長挨拶や諸報告が行われた。3月議会は行政視察の報告が各委員長より行われるので、私も4番目に登壇して建設常任委員会委員長として10月の高松・徳島の報告を行った。4常任委員会と議会運営委員会、2特別委員会の7委員会の視察報告(私はその3委員会に所属している)でおよそ1時間近く費やし、それから44件の議案上程が行われ、閉会したのは12:40になっていた。
 屋上喫茶室で食事を取った後、会派室に戻り上程議案を読み込み、不明な点について担当職員から聞き取りを行った。そこで同僚議員から『難しい問題は他の議員にも理解できるように、あえて議場で質問してくれ』と言われたので文章をまとめ、質問通告を行って帰宅し、通告に備えて文書の作成を進めた。
 
 22日は午前中に自宅の仕事を済ませ、昼から市役所に行き、通告を予定している担当課と調整を行いながら質問通告書を整理する。小項目の文字数を揃える、などという些細なことに労力を使っていたら夕方になっていた。
 
 23日は質問通告の日である。私は代表質問なので2番目の発言と決まっているが、周辺の様子を確認するために籤引きの様子を見に行くと8人による抽選が行われていた。私も通告を済ませ、数ヶ所で打合せを行い、通告終了時に人数を確認すると個人質問は15人であることが解った。
 個人質問は1日5名が原則なので、4日間の日程に合わせるためには6日が朝9時の開始となり、私は10:40〜12:10の2番手になるのが9月議会のパターンであるが、それも27日の議会運営委員会で決めることになる。なお、今回の通告内容は下記の通りである。
会派羅針盤 代表質問通告書(平成24年 3月定例会)
平成24年 2月23日
木更津市議会議長   岡田 壽彦 様
代表質問議員氏名( 9番) 近藤 忍
下記のとおり発言したいので、会議規則第62条第2項の規定により通告します。
大綱・要旨項目
質問事項1 大綱(大項目) 第4次総合3か年プランについて
要旨(中項目) 要旨(小項目) 関係部等
(1)平成24年度予算編成 @プランで予定されてない事業は何か 企画部
A次の第5次総合計画に向けた課題は
B次期の計画に早期に移行すべきでは
質問事項2 大綱(大項目) 健康で安心できる生活づくりについて
要旨(中項目) 要旨(小項目) 関係部等
(1)要支援高齢者への対策 @高齢者単独世帯と高齢者のみ世帯数 福祉部
A高齢・孤独化社会へ対応する施策は
B民生委員が受持つ一人当たり世帯数
質問事項3 大綱(大項目) こころ豊かなひとづくりについて
要旨(中項目) 要旨(小項目) 関係部等
(1)小中学校耐震対策事業 @財政支援措置がどの様に変わったか 教育部
A今後の耐震対策の具体的な年度計画
B教育財産の施設管理の一元化の効果
質問事項4 大綱(大項目) 快適で住みよい環境づくりについて
要旨(中項目) 要旨(小項目) 関係部等
(1)廃棄物の広域処理事業 @震災瓦礫に関する三市と企業の意見 環境部
A震災瓦礫の受入で市民負担の変更は
B放射性物質の埋立処理に関する規制
質問事項5 大綱(大項目) 構想・施策の実現に向けてについて
要旨(中項目) 要旨(小項目) 関係部等
(1)行政改革の更なる推進 @老朽化した市庁舎の建替の検討方針 総務部
A今後の大量退職後の職員定数管理は
B東京電力の料金値上げの影響と対策
 代表質問と言うことで意図的に総花的な質問としたが、一問一答で何処まで掘り下げるかは今後検討したい。なお、市役所退庁後は市内で打合せを行い、要望を聞くなど通常の議員活動を行った。
 
 24日は午前中に執務の間を見てHPの更新を行い、午後から市役所に行き代表質問の打合せや、27日の審議に向けた調査を実施した。帰路の途中に金田によるとベイシアの工事速度が上がっている事に気が着いた。夜は友人と木更津市街に出かけたが、金曜でも2月の街には賑わいが薄かった。
 
 25日は翌日に確定申告申請を行うのに先立ち、過去の書類を整理し、昼から買い物に出かけ、夕方からは浜田靖一後援会の木更津支部役員会議に出席する。国政の内側を聞いていると、民主党より先に野党の自民党で法案を作成するのも有りかな、と思えた。
 
 26日は午前中に市民会館で確定申告書を提出し、その足で海ほたるに渡り、千葉県水産局が音頭を取り、水越木更津市長と佐久間富津市長も参加する潮干狩りPRイベントを見に行く。今回の幹事組合が江川なので、江野沢組合長が代表してNHKのインタビューも受けていた。
 
 イベントが一段落したところで急いで車に戻り、アクアラインを木更津に向けて戻り、太田山の郷土博物館の会議室を目指す。
 2時から開催されている『太田山プロデュース』の会議に約30分遅れて到着し、皆さんの熱心な議論に耳を傾ける。しかし議論が白熱して伸びてきたため、今度は早退して4時からの江川土木役員の引き継ぎに出席する。午後に3件を掛け持ちすると疲れることが解った日曜であった。
 
 27日は質問通告を受け、日程を決めるための議会運営員会が9時半より開催される。質問者19人を4日間で終えるために、下記のような日程となる事が決定された。
日時 曜日 時間 項目 質問者 備考
02月27日 09:30 委員会 議会運営委員会
10:00 本会議 議案第1号〜14号の審議
03月06日 09:00 代表質問 三上 和俊 自由民主クラブ代表
10:40 近藤 忍 会派羅針盤代表
13:00 住ノ江 雄次 公明党代表
14:50 大村 富良 一新の会代表
03月07日 10:00 個人質問 草刈 慎祐 会派羅針盤
11:00 佐藤 多美男 日本共産党
13:00 永原 利浩 会派羅針盤
14:00 國吉 俊夫 一新の会
15:15 田中 紀子 市民ネット
16:15 重城 正義 自由民主クラブ
03月08日 10:00 鈴木 秀子 日本共産党
11:00 座親 政彦 新栄会
13:00 宮木 康弘 会派羅針盤
14:00 白坂 英義 新栄会
15:20 渡辺 厚子 公明党
03月09日 10:00 岡田 貴志 公明党
11:00 高橋 てる子 元気力発電所
13:00 荻野 一男 自由民主クラブ
14:00 大野 俊幸 一新の会
15:00 本会議 議案の大綱質疑・負託
03月12日 10:00 委員会 経済環境常任委員会
13:00 総務常任委員会
03月13日 10:00 建設常任委員会
13:00 教育民生常任委員会
03月14日 10:00 予算審査特別委員会
03月15日 10:00
03月16日 10:00
03月23日 10:00 本会議 第15号以降の議案の審議
11:00 協議会 議員全員協議会
 10時より行われた本会議は委員会負託がないため、先週中に行った下記の通告に基づき、質疑を行った。
発言通告書(平成24年 3月定例会)
平成24年 2月21日
木更津市議会議長   岡田 壽彦 様
議員氏名( 9番) 近藤 忍
下記のとおり発言したいので、会議規則第51条第1項の規定により通告します。
 
1.発言の種別 質 疑
2.発言の概要
発 言 要 旨 関係部等
議案第1号「一般会計補正予算(第5号)」
@歳入P20 特別とん贈与税が17百万円も増えた理由 財務部
A歳出P61 岩根駅前広場再整備事業費が減額になっているが、現在の進捗状況と今後の整備スケジュールについて 都市整備部
B歳出P62 消防専用無線機購入費及び水災用資器材購入事業費の具体的な事業内容について 消防本部
C歳出P65 東清小学校耐震補強は校舎全体を対象にしたものか同じく南清小学校校舎増築事業費は入札結果を反映したものか 教育部
2 議案第6号「公共下水道特別会計補正予算(第3号)」
@歳出P161 消費税及び地方消費税の大幅減の理由 都市整備部
A 歳出P162 金田東雨水ポンプ場の公有財産購入費が減額になったが、前回補正(第2号)との関係
3 議案第13号「市道路線の認定について」
@ 本件は県道の付け替えによるものだが、県道の路線変更はいつ行われるのか 都市整備部
4 議案第14号「市町村事務組合の規約変更協議」
@ 昨年度の同一案件は議案32号として(その2)案件で処理されていたが、本年度に早期議決を行う日程的な理由があったのか 総務部
 私の他にも鶴岡・永原両議員が通告に基づき質問を行い、鈴木・佐藤の両議員は通告を行わずに質問を行い、審議時間は2時間弱になるものとなった。質疑の中で、今回の補正予算では財政調整基金約2億6千万円を取り崩しているが真舟小学校の設計業務と南清小学校の建築事業の落札差金が同程度の額ではあるが補正に間に合わなかった事や、保育料の未納者が園児数にして106人も居る事、金田東の調整池の不動産鑑定額が28000円/uに成っている事、14号議案が本年度は(その1)で上程されたのは議会最終日の前に議決事項を通告する必要がある事などが明らかになり、全ての案件が成立してこの日は終了した。
 会派室で代表質問の文章などを修正していたが自宅パソコンの方が捗ると帰宅し、メールの対応やHPの更新なども行った。
 
 28日は多忙な日程の間ではあるが、大学時代の友人と新潟県まで出かける。帰り道に大学のあった桐生に立ち寄ると、26年前に良く行った中華料理屋が相変わらず営業していた。懐かしさに感激しながらジャンボ餃子(写真手前は大きさ比較の100円玉)を食べてきた。
 
 29日は朝に要望の電話を受け、対応を済ましてから家を出て、環境部で答弁の打合せをした後、浜田事務所で昼食を挟みながら自衛隊周辺土地の利活用について打合せを行い、午後から市役所に戻り福祉部・総務部・企画部と続けて答弁の打合せを実施する。
 4時には農協の会議室で小櫃川さくら祭の打合せをして、帰りがけにさつき園で地域との関係の報告を聞く。帰宅してから一問一答を整理して、担当部局にメールを入れたのは3月に入って2時間が経過した頃だった。
 
 
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2012年3月上旬の記録