98.9月中旬の活動記録
 11日から常任委員会の審査が始まる。初日の午前中は総務である。付託議案及び協議会の内容は下記の通りである。
番号 内容(件名とは異なる) 関係部
委員会 議案65 一般会計補正予算(第2号) 財務
議案75 職員の勤務時間・休日・休暇条例の一部改正 総務
議案77 火災予防条例の一部改正 消防
協議会 1 第4次行政改革大綱に基づくH24行革推進計画 総務
2 本市への津波浸水予測結果について 総務
3 基幹的広域防災拠点について 企画
4 消防共同指令センター等の運用開始について 消防
 議案65の補正予算で大きなものとしては、防衛省の補助金を活用して波岡出張所に救急車を配備するために車を購入すると共に仮眠所などを建設するものである。議案75は有休の基準を暦年から会計年度に変更するものであり、議案77は電気自動車用の緊急充電装置に対する基準を追加するものである。
 協議会のNo.1は今年度の行革の目標で幾つかの修正が有ることを伝えるもので、内容は来月にはHPで発表するものである。行政情報の開示という点では素晴らしいが、内容では幾つか気になることがあるので、今後確認したいと思った。No.2は市が独自に津波の状況を想定したもので、今年度末までにはハザードマップとして配布するものである。県が設定したものより若干被害範囲は広がっているが大勢は一緒である。気になるのは市内で最も浸水する地点が江川だという事だ。今回の議会における私の質問とリンクしている話である。No.3は現在の進捗状況を報告するもので、県がまだ候補地を搾り切れていない中で木更津が動きにくいことが感じられた。それにしても津波で江川が沈むという案件の次が江川に防災拠点という委員会の進め方も、偶然とはいえ気になる事だ。No.4は来年3月5日を目途に本市の救急指令が千葉市にあるセンターに集約されるまでの日程を示すものであった。
 
 総務委員会は正午を回って終了したので、1階の食堂で急いで「冷やし中華」を食べ、午後からの経済環境委員会の傍聴を行う。付託議案及び協議会の内容は下記の通りである。
番号 内容(件名とは異なる) 関係部
委員会 議案65 一般会計補正予算(第2号) 財務
議案74 林道管理条例の制定 経済
協議会 1 廃棄物の減量化・資源化・適正化条例の一部改正 環境
2 溶融飛灰の最終処分について 環境
3 「週末木更津計画」事業について 経済
4 矢那地先の特定事業の未終了に伴う現地視察 環境
 議案65の補正予算で大きなものとしては、県の補助金を受けて住宅用太陽光発電の補助を追加して210軒分にするものである。議案74は林道に許可無く大型車両を入れさせないことで、不法投棄や残土問題の解決を狙うもので、委員会では逐条解説が配布されたので勉強になった。ただ違反者に対する現状復旧の担保がされないことなど、課題は多い。
 協議会のNo.1は資源ゴミの抜き取り等を防止するため次回の議会に上程する前に意見を聞くものである。No.2はKCS施設内に溜まった灰を9月中に米沢に持っていくという報告で、処分費も従前の君津の施設に比べ高めであるが仕方がない話である。No.3はMOPの集客を木更津に誘致するため、市と商工会議所と観光協会がスクラムを組んで取り組んでいる事業の報告である。飲食店の記載をしているのだから広告費を取ればという意見も出されたが、個人的には旅先で公告によって成り立っているパンフレットは、決して安くて美味い物を記載していないと思っているので信頼していない事を思うと、今の体制で良いのではと思う。
 No.4は市内で起きている問題点を委員会として現地視察に行くという素晴らしい協議会運営である。我々傍聴議員も自分の車や公用車にそれぞれ分乗して河野牧場の造成地に向かった。現地には環境部と農業委員会事務局の職員が先行しており、経緯や現場状況を案内していただいた。
 参加した議員は1期工事の規模の大きさに驚き、これが3期まで拡大予定であることに、どれほどの残土が入ることになるのか実感したようであった。斉藤議員が盛り土の端部まで行くので私も着いていき、残土が入っていない、残された着工前の風景を眼下に見下ろした。
 
 なだらかな草原が広がり、先の尾根にはロールにまとめられ牧草が置かれているのが遠く確認できた。住宅や舗装道路はもちろん、鉄塔や電柱のような人工物が見えない空間で、花畑にしたら都会の住人に喜ばれることは間違えない。貴重なものを失ったのかも知れないと思った。
 視察を終えて帰宅し、資料を整理してHPの更新を行う。議会中は情報量が多いので更新も一苦労である。
 
 12日は午前中に自分が進行する建設常任委員会が行われる。傍聴者は8名と、相変わらず多い。付託議案及び協議会の内容は下記の通りである。
番号 内容(件名とは異なる) 関係部
委員会 議案65 一般会計補正予算(第2号) 財務
議案69 公共下水道特別会計補正予算(第1号) 都市
議案79 平成22年度水道事業会計利益剰余金の処分 水道
協議会 1 一括法における委任状例基準に係る意見公募 都市
2 一括法における水道関係基準のパブコメ 水道
3 水道事業の設置条例改正に伴うパブコメ 水道
 議案65の補正予算で大きなものとしては、道路改良や交通安全施設の追加をするものである。議案69の補正予算で大きなものとしては、上総中継ポンプ場の補修である。議案79は平成23年度の利益を減債積立金にするもので、全ての議案に大きな問題もなく通過する。
 協議会に上げられたNo.1とNo.2は地方分権一括法に関して関連条例を変更するものであるが、都市整備部の6項目から成る案件は技術的基準のように市民に影響を与えるので意見公募を行うことに対し、水道部の案件は職員の監督の資格基準のようなものなので市民に影響が無く、意見公募は行わない。No.3は水道の供給人口等を見直して文言が変わるだけの条例変更なので同様に意見公募をしないという説明である。この日の協議会の議案ではなかったが、最も重要なことは千束台の区画整理事業で組合と工事業者で争われていた裁判の結審が10月23日に行われる予定という情報であった。その裁判結果を受けて10月末か11月上旬に委員会を開催せねば成らない。
 
 建設常任委員会は正午になる前に終わったので、屋上の喫茶でゆっくり食事を取って午後の教育民生常任委員会の傍聴に備える。付託議案・陳情及び協議会の内容は下記の通りである。
番号 内容(件名とは異なる) 関係部
委員会 陳情07 保育所の設置基準を県条例にする陳情  
議案65 一般会計補正予算(第2号) 財務
議案66 国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 市民
議案67 後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 市民
議案68 介護保険特別会計補正予算(第1号) 福祉
議案76 ひとり親家庭医療費助成条例の一部改正 福祉
議案78 後期高齢者医療広域連合の規約の一部改正 市民
協議会 1 請西保育園・子育て支援センターの指定管理者募集要項 福祉
2 子ども医療費助成制度の拡大 福祉
3 仮称真舟小学校建設事業の概要 教育
 陳情は保育園の基準をゆとり有るものとするよう現在の県の指針を県条例にするように求めてきたものであるが、そうなると多くの自治体で現存する施設に園児が収容できなくなり大量な待機児童がでる事や今後多くの床面積が必要になり増設を続けねばならないという問題が生じるため委員会としては不採択を決めた。議案65の補正予算で大きなものは、請西小学校に屋外プールを当初から設置する事によって全体事業費は増加しているが事業費を今年度と来年度で5:5としていたものを3:7に変更したことで補正予算は減額になる事である。議案66の補正予算で大きなものは実績に基づく療養給付費交付金の返還で6千万円弱である。議案67は職員移動による人件費のみの補正。議案68は66と同様に還付が主なものであるが、議案の質疑の中で大規模な特別養護老人ホームが追加されることの影響を明らかにして欲しいと有ったが、今後はサービスとコストの天秤がまずます難しくなるだろう。議案76はDVに関して法律が改正されたので条例でも明確にするための条例改正で、議案78は外国人登録制度の廃止による広域連合規約の改正であり、どちらも問題がない改正である。
 協議会のNo.1は既に配布を開始した募集要項の説明であるが、個人的には定数の弾力的運用や延長保育、光熱水費の変動に等に関する指定管理料金の変更規定が不明確で、民々の契約行為ではトラブルの元になりそうだと思ったが、対象者が市内で現に保育園を営んでいる5団体に搾っているので危惧するような自体には成らないと信じたい。それにしてももう少し門戸を広くしても良かったのではないかと思うのは私だけなのだろうか。No.2は中学校まで拡大される医療費の現物給付の説明で、12月1日より父兄による立て替え払いを行わなくて良くなる事は素晴らしいことである。No.3は真舟小学校の計画がまとまったのでその説明である。太陽光発電エリアが想像以上に狭いし、屋根の形状が結構複雑で維持管理上の心配がありそうだが、全体としては平成の学校らしく、モダンな配置だと好感を持てる。
 案件も多く教育民生協議会が終了したのは間もなく5時になる頃であった。この日に審査があった両委員会とも情報交換会が無いため、有志による合同会議を開催してしまった。
 
 13日は午前中に市役所の各所で打合せや調整を行い、午後からは自宅の雑務を片づける。夕方には中野畑沢線の江川地区における中央分離帯の事前説明が県より行われるので、区の役員と共に岩根西公民館に行く。地域が分断される計画は変更が必要だろうが30日の地区全体説明を待つことにする。
 
 14日は朝から決算書類を読み始め、その間に12月議会質問に向けた資料整理やHPの更新作業を行う。夕方から市民会館に行き、幕末の安政南海地震の津波から住民を救い、復興に力を注いだヤマサ醤油の浜口梧陵をテーマにした『稲ムラの火』というミュージカルを見に行く。会場であった同僚から博物館であった内覧会はどうしたと聞かれたので案内を見ていないと答えたが、夜に帰って調べてみると資料の間から封筒が出てきて、悪いことをしたなと思った。
 
 15日は朝から自宅の雑務を片づけつつ、決算の質問準備を行う。昼間に外出したついでに袖ケ浦臨海公園に近づいてみると翌日からの氣志團万博の準備で立ち入ることが出来ず、道路標識まで加工されているのに驚いた。翌日は賑やかだろうと思う。
 
 16日は午前中に決算関係書類の整理を行い、正午から自転車で木更津港に行き、『みなと木更津うみ祭り』を満喫する。
 
 会場にはマスコットキャラクターの「きさポン」も来ており、開会セレモニーの間も子どもがまとわりつき、中に入っている職員はさぞ大変だったろうと思う。
 会場には地元の多くの飲食店等が店を出しており、グルメ大会のように楽しんでいる人達も多く見られた。感覚的に昨年より多い来客があるようで、市役所の駐車場を見に行くと「浜松」「愛媛」「奈良」というナンバーもあったが殆どは「袖ケ浦」で、地元に定着した行事になってきたのかなと思った。
 
 17日は敬老の日で世間的には休日であるが、翌日の決算に間に合わせるように一夜漬けの勉強を行う。しかし途中で飽きが来て他の仕事をしたりHPを更新したりしている内に1日が過ぎてしまい、最終日までの準備が出来ずに作業を終えた。今年も連日の自転車操業になりそうた。
 
 18日から決算審査特別委員会の3日間が始まる。初日は9時に集合して、議長・市長の挨拶の後、恒例の現地視察に向かう。

吾妻排水路整備:都市整備部

市道101-2号線道路改良:都市整備部

牛込海岸水洗式便所:経済部

馬来田真里区公会堂:市民部

2分団2部消防団詰所:消防本部

桜井運動場公衆便所:教育部
 
 晴天の中で6箇所の視察を終えて午前が終わり、昼食の後で書類審査に入る。前にも書いたが委員8名の内7名は1期(宮木・田中・重城・鈴木)と2期(近藤・岡田・篠崎)なので「これは具体的には何ですか?」「資料○の△頁に書いてあります」とか「数量を教えて下さい」「資料◇の頁☆に書いてあります」という質疑が多くなるかと思ったが、皆が資料を良く読み込んで来ており、中には「担当課で事前に聞いたらどうですか」という残念な質問も見られたが、例年から決して見劣りしない質疑であったと思う。因みに審査に先立ち、委員が目を通しておくべき資料は下表の通りである。
No 資料名 作成者 頁数
1 木更津市決算書 財務部 304
2 決算資料 財務部 250
3 決算に係る主要成果説明書 全庁 67
4 木更津市決算審査意見書 監査委員 57
5 財政健全化・経営健全化審査意見書 監査委員 6
6 基金運用状況調書 財務部 5
7 基金運用状況審査意見書 監査委員 3
8 木更津市水道事業決算及び事業報告書 水道部 28
9 木更津市水道事業決算審査意見書 監査委員 22
10 きさらづ市政の概要 議会事務局 211
10冊の合計頁数 953
 それでは、例によって個人的に印象に残った質疑を、私の質疑の答弁を中心に何点か記載する。審査の初日は総体的事項・歳入・総務費に関する審議である。
●出納閉鎖期間中の支出は平成21年度の196件が平成22年度に21件に減少し、平成23年度は19件に留まるなど規律が維持され、庁内意識も徹底しているようだ。
●特別トン贈与税の配分は木更津5183万円、君津市2億2591万円、富津市7607万円にであるが、事業費では木更津2620万円、君津市410万円、富津市140万円と圧倒的に木更津市での支出が多い。比率の見直しを年1回の会議で提案しているだけで、波風のない前例踏襲としており、本気で配分率を変えようとしている気配は感じられない。
●平成24年度新規職員採用試験は34人の募集に対し407人の応募があり、試験を受けたのは294人で、倍率は8.6倍であった。公務員人気は依然として根強い。
●自動販売機について庁舎内の利用頻度が多い13台の設置権利を入札にかけ278万円の収入となった。その他の販売機を含め多くの財産の賃貸借料は公有財産の貸付の基準に従って算出して決めている。
●市政協力員は8世帯の区長も1,075世帯の区長も同じ7万円としている。前は世帯数の応じて配分をしていたが多い区では40万円を超えるなど、差が多いため一律にしたが、逆に不公平という意見もあるので、今後見直しについて検討する。
●みなと木更津再生構想推進協議会は県から200万円、市から450万円を収入として、平成23年度中の主な支出は、うみ祭りに238万円、バルに101万円、うまいもんMAPに50万円だそうだ。バルのチケット売上は307セットだったハズなので、3千円を売り上げるのに3千円の支出が掛かったことになるのだなと、1人で計算していた。
●パッケージシステムへの移行が遅れていた案件は、来月22日に税システムの稼働を目指しており、自動交付機での対応もそれから若干遅れて可能になる予定と言うことである。
 初日の審議は予定より1時間以上遅い午後6時を回って終了した。帰宅してからHPを更新する余裕もなく、翌日の質問項目の整理をしてから午前2時過ぎに就寝した。
 
 19日の審議2日目は民生費・衛生費・労働費・農水費・商工費・土木費の一部等と関連する特別会計に関する事項である。
●木更津市内に精神障害で通院している者は約1500人ほどおり、年々増加する中で市役所に相談員が不足している状況である。人口の1%を超える患者数ということが、医療に気持ちの抵抗が無くなったことなのか解らないが、何か多く感じられ、実感できない。
●保育園料の滞納率は、平成23年度も民間保育園より市立保育園の方が高くなった。昨年も朝晩顔を合わせる公務員である園長先生を中心に滞納対策を進めると回答があった。滞納者106件の折衝を行い、3件から納付の約束を得たと言うことだが、結果が伴っていない。因みに世帯別の不納欠損の最高額は43万6100円と聞くと不快になる。
●子ども医療費3億7750万円を中学生以下の総数1万7824人で単純に割り戻すと1人あたり2万1179円の助成を行っている事になる。少ない額ではないが、高齢者や障害者に比べるとどうか。政治が全ての世代に満遍なく目を向けることは難しいと思いつつ議論を聞いていた。
●生活保護受給世帯は右のグラフのように著しい増加傾向にある。不正受給の解消のため住宅助成は受給者より大家に直接払う現物給付に移行すべきと思うが、平成23年度の現物給付実績は件数で43%、金額で46%だけだった。生活保護者の医療の質を市民の平均より高くしても良いのかなど問題が多い。
●国民健康保険の短期人間ドック助成事業費で、君津市並に脳ドックの助成を行って、同程度に受診者が出たと仮定すると、支出は670万円程度増えることになる。早期発見の観点で検討するという答弁だが、近隣市で木更津だけ助成がない状況は早く解消したい。
●農道舗装の要望は約15000mほど有り、その内6600mだけ対応できている状況にある。農道の多くは農業者の作業より住民の生活に供する機能が多いことを考えると、積極的に市道編入を考えるべきである。
●緊急雇用事業はH21〜24で終了し、県全体としての事業費は197億円となる見込みである。一方、本市ではH23までに40事業で1.2億円を使用しているだけなので、県の1%程度しか使用していないようだ。土木系には使えないとか制約も多いようだが、せっかく一般財源を使わなくて良いのに、満足に消化できなかったことは残念である。
 この日も審議が午後6時近くまで続き、翌日の審議の開始時間を予定より30分速める事を決定して終了した。
 この夜は地元で建築工事の住民説明会が行われるので出席し、夜8時半過ぎに帰宅して最終日の準備を行おうとしたが、連日の寝不足が効いてパソコンに向かっても居眠りが続き、夜11時には床についてしまった。
 
 20日は9:30のスタートで、1期生の多くが疲れて、それでいて充実した顔をして決算審査の最終日に臨んでいた。この日は土木費の一部等と関連する特別会計・消防費・教育費等と水道事業に関する事項である。
●平成23年度の都市計画見直しは大久保の逆線引きと都市計画道路3本の廃止検討であったが、都市計画道路の線形の見直しはされていない。金田や千束台が一息ついたら抜本的なチェックをすべきと思う。
●都市計画道路については、経済状況や優先順序の見直しが適宜必要だろうが、整備時期の目標を定めた長期計画が必要だろうと議論が行われた。全く同感であるが、同時に長寿命化計画にリンクした補修計画も平行して考えた投資計画が必要と、私は考えている。
●本市の小中学校に配属している10名のALTの国籍は、アメリカ・イギリス・ブラジル・ジャマイカ・フィリピン・ガーナ・コロンビアと7ヶ国に渡るもので、外国語の習得だけでなく世界を実感するのに役に立っているようだ。確かにガーナ人とかと逢う機会は珍しいことだろう。
●桜井運動場として利用している以外の学校用地5箇所は団体へ無償で貸与しているが、年間の使用回数や使用者数の報告を受けては居ない。借用している団体が除草などの維持管理をしていただいているので維持管理費の削減効果は有るが、他の公有財産を有償で貸与していることとの整合性などを、今後検証してみたい。
●給食費の未収金が平成23年度に急増している。世帯別の不納額の最高は34万円と聞くと、保育料の滞納の二の舞に成りそうで、市に金を払わなくて当然と思う親世代が居ることを考えると、とても不快になる。
●水道事業で放射能測定に要した金額として38万7900円を東電に請求した。引き続き経費を請求していくようだ。フクシマの放射能問題は長く、経済活動の重石になっていくと実感する話である。
 最終日には会派羅針盤は委員の2名と委員長と副議長に加え、傍聴の2名で全員が集合していた。そこで、決算審査が終わり、肩の荷も降りて気が楽になってはいるが、翌日に庁舎整備特別委員会に向けた会派会議を行うことを決めて解散した。夜には今回の決算審査を反省したり評価しながら遅くまで意見交換をしてしまった。
 
 
2012年9月下旬の記録