96.8月下旬の活動記録
 22日は万石会場でラジオ体操を終えてから自宅の清掃等を手伝い、朝9時半に陸上自衛隊へ行き、沿線住民に対する広報活動としての体験搭乗に江川区の役員として参加した。この日は最新の高性能消防車のお披露目もあったが、来春の出初めには出動しないようで残念な気持ちになる。
 参加者はおよそ50名で、2班に分かれてCH-47Jに搭乗する。個人的には小学校の頃に前の機種であるV-107も含め、ヘリコプターには何度も乗っているが、上空から街の変化を見ることが出来るのは楽しい。下の写真は金田東地区で、最近話題の観覧車も姿を現している。
 
 体験搭乗を終えて昼食を摂り、午後から太田山の郷土博物館金のすずに行き、特別展である『昭和20年の木更津』を見る。見応えのある資料であるが、相変わらず館内の写真撮影が禁止なのでSNSでの発信も出来ず、時代遅れな制度だと思った。所管課が条例の変更を提出しないなら議員発議するかと考えながら会場を後にした。その後は市内で買い物をして、夕方は家族団欒の時間を過ごした。
 
 23日は中里地区でラジオ体操を終えて帰宅し、日曜日ということもあって終日自宅で雑用に追われる。天気予報が良い方に外れていたので山にでも行けば良かったと思ったが後の祭りである。
 
 24日は久津間会場でラジオ体操を終えてから直ぐに西山農協倉庫に移動して米の出荷検査に立ち会い、その後は自宅に帰って議会質問の原稿の調整を行い、午後から市役所に行って様々な調整を行う。夕方に議案の配布があったのでそれを入手して帰宅した。今議会で上程される案件は下記の通りである。
番号 内容(件名とは異なる) 関係部 担当委員会
議案57 一般会計補正予算(第3号) 財務 全体
議案58 国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 市民 教育民生
議案59 介護保険特別会計補正予算(第1号) 福祉 教育民生
議案60 公共下水道事業特別会計補正予算(第1号) 都市 建設経済
議案61 平成26年度歳入歳出決算の認定 財務 決算特別
議案62 教育委員会委員の選任 総務
議案63 公平委員会委員の選任 総務
議案64 固定資産評価審査委員会委員の選任 総務
議案65 行政手続きにおける特定個人情報利用条例の制定 総務 総務
議案66 手数料条例の一部改正 総務 総務
議案67 個人情報保護条例の一部改正 総務 総務
議案68 職員の再任用条例の一部改正 総務 総務
議案69 印鑑条例の一部改正 市民 教育民生
議案70 住基カード利用条例の一部改正 市民 教育民生
議案71 介護保険条例の一部改正 福祉 教育民生
議案72 平成26年度水道事業会計利益剰余金の処分 水道 建設経済
議案73 平成26年度水道事業決算の認定 水道 決算特別
 これ以外に4件の陳情が提出され、委員会付託は3件の予定であるが、それは委員会審査の段階で記載する。
 
 25日はラジオ体操を欠席して、午前中から資料の整理や議会質問の取りまとめを行う。午後には農協本店に行き理事会に出席する。5件の議案を審議した後、延滞債権の回収状況や米の集荷状況などの報告を受ける。米価は昨年より高い10,400円/俵(コシヒカリの1等米)で集荷し販売後に精算とするという報告であるが、昨年の米も菅生倉庫に残っている現状なので米の消費を増やす政策は必要だと考えた。
 
 26日は雨でラジオ体操がなくても米の集荷が有るので西山倉庫で検査に立ち会う。午後から市役所に行き、諸調整の後に帰宅。翌日からの議会開始の前に溜まってきたHPの更新作業を行った。
 
 27日は岩根4丁目会場でラジオ体操を終了後、着替えて市役所に行き議会初日を迎える。市民歌の斉唱で始まった9月議会は、現在の庁舎で開催される最後の議会である。この日は会期の決定と議案の上程、上程理由の説明が行われて本会議は終了した。
 本会議終了後、地方創生特別委員会協議会が開催されたので傍聴する。広範囲に取り組める地方創生に対して委員会の研究テーマが議論され、地方公共交通について取り組まれることが決まった。予算上は総務委員会の所管事項であるが、地方創生の視点からの取り組みを特別委員会に期待し、総務委員会での調査項目から外すよう考えたい。
 特別委員会の傍聴を終えて会派室に帰ってきたらスポーツ振興課が週末に行われるトライアスロンの状況と観戦方法についての資料を配り説明してくれた。オリンピックディスタンスに1000人、スプリントディスタンスに331人が参加する予定との事である。マラソンと違って圧倒的に女性比率が少なく、オリンピックディスタンスでは6%となる60人しか参加していない。やはりトライアスロンは厳しいのだと思いながら話を聞いていた。
 昼食を挟んで午後1時からは教育民生常任委員会協議会が開催された。議題は内房地区私立幼稚園協会より提出された『平成28年度私立幼稚園関係予算要望書』についての協議で、協会に属する3園の園長と委員会の委員が話し合う中で問題の認識を深めていた。関係団体と協議の場を設けることは、もっと活発に行われて良いものと思う。
 協議会終了後は私の一般質問や総務常任委員会の委員会運営及び行政視察の調整などを行っていたら夕方になってしまった。市内で所要を済ませて帰宅し、夜は法人会の方々と懇親を行った。
 
 28日は岩根小学校会場でラジオ体操を行い、その足で西山倉庫に行って米の出荷検査に立ち会う。翌週以降も出荷は続くのだが議会と重なるのでこの日が最後の立ち会いと成る。倉庫の2軒隣にコンビニがオープンしたので、検査終了後は買い物をして帰宅し、自宅事務所で一問一答の整理を昼過ぎまで行った。午後2時以降に市役所に行き、答弁が帰ってこないので会派室で他の作業を進め夕方に帰宅した。
 
 29日は万石会場まで行ったところ雨天で中止となったので帰宅し、議会質問の整理を行う。昼からトライアスロンの受付風景を見に市民会館に行ったら翌日出場の友人達に出会い、激励の言葉を交わす。
 その後、太田山木更津ビューホテルで開催される『特別展:昭和20年の木更津』記念講演会に行く。栗原克榮先生から「戦争遺跡と市民生活」、吉野泰貴先生から「木更津航空基地」について話を伺い、70年前の事なのに時代の変化を痛切する。また、8月15日11:30の特効など悲しい話を聞き、戦後70周年で繰り返されたNHKスペシャルの記憶も甦る。「彩雲」「流星」「橘花」など、木更津基地に関係する航空機についても知識を深めたいと思った。
 
 30日は岩根西地区ラジオ体操最終日で、岩根西中での一斉開催である。体操終了後、体育館にて閉会式が行われ、今年(7/19-8/29)の参加者は7会場の合計で延べ9,058人だと発表があった。1日当たりに平均すると216人になるが、天候のためか昨年より約18%減少した。
 閉会式終了後はお楽しみのビンゴ大会を開催する。ビンゴカードは15日以上出席したカードと交換される仕組みなので出席を促す仕組みになっている。景品は地域の方々が持ち寄ったもので、いつものようにジェスパルが中心となって進行し、盛り上がったまま今年の夏の地域交流ラジオ体操が終わった。
 一旦帰宅してカメラ等の荷物をザックに入れて陸上自衛隊に向かい、木更津トライアスロンを見学しながら渡辺市長や友人の応援をする。
 開会式までは天気が持っていたが、昼近くに降り始め濡れた路面での自転車はきつかった事と思う。最後には子どもを連れてゴールインするなど、フレンドリーな大会であり、多くのボランティアや会場を提供していただいた陸上自衛隊に感謝すると供に、議会の一般質問の前日にスプリント部門を完走した渡辺市長の頑張りを称えたいと思った。
 
 31日より一般質問が開始される。初日は3会派の代表質問である。多数会派順なので今回から羅針盤が最初で、残る会派は4人の同数なので、抽選で順序を決めたようだ。今回も個人的な感想を記載する。
羅針盤代表 斉藤高根議員
 君津中央病院の子供夜間診療で中学生以下が軽症で受診した場合、時間外選定療養費として5,400円を請求するという、急に始まった制度に対する質疑があった。小児科医の激務軽減目的であるが中学生以下とした不公平感や、軽症だったらどうしようと受診を見合わせて重症になる可能性など、問題のある制度だと指摘した。因みに県内では13病院がこの制度を設けているようだ。今年の前半に夜間救急を使用した1272人中671人が軽症だったとは言え、若い親に自分の乳児が軽症と判断する事は無理だろうという視点は重要だ。
自民クラブ代表 重城正義議員
 大久保自治連合会に対し火葬場の更新の件で6月8日に説明に行ったようだが、何故他の3市を受け入れなければ成らないのかという意見も多かったようだ。広域としているのに最初に話を持ってきた袖ケ浦が基本合意に至っていないのは議会対策とは言え、何とも納得できない。9月初旬に住民説明会を実施し、年度内には四市の正式合意を取って来年度には測量や調査に入るという見込みのようだが、個人的には進入路整備のための用地買収が間に合うとは思えない。
公明党代表 岡田貴志議員
 地域公共交通の質問で、現在の路線バスが効率化に向けた検討を進めていることと同時にコミュニティバスの先進事例として市原市の
あおばすが示された。君津市久留里地域のデマンドタクシー(実績)もあり、近隣で多くの社会実験が行われている事は素晴らしいと思う。岡田議員が委員長を務める地方創生特別委員会では近隣の調査を行い、木更津流の成果が出せることを期待したい。
 この日の質問が終わり、総務委員会の協議会議案の説明方法の打合せや決算審査特別委員会の進行の調整を議会事務局と行って帰宅し、夜は遅くまで質問原稿の手直しを行った。
 
 
 →
2015年9月上旬の記録