14.5月中旬の活動記録
 11日は朝から強風が吹き荒れてアクアラインが通行止めになる中、午前中に私的な仕事を片づけてから巌根駅まで歩き、JRの車中で新書を読みながら妻の実家に行き、沐浴などの経験を増やした。
 
 12日は妻の実家からお茶の水に出て明治大学のアカデミーホールを会場にして開催される
日本自治創造学会の研究大会に出席する。
 富津市の渡辺務議員も参加する事は知っていたが会場の直前で偶然一緒になり、並んで講演を聴き意見を交換することにした。配布された参加者名簿では9名の首長を含め約600人の全国の地方議員と若干の職員や研究機関・マスコミ等の参加していた。2日間のプログラムは下表の通りである。
時間 演題 講師
12日 13:00 大会挨拶 穂坂 邦夫 日本自治創造学会理事長
13:10 地方議会人の挑戦
―議会改革の実績と課題―
中邨 章 明治大学名誉教授
14:00 国民国家の権限と地方分権 神野 直彦 東京大学名誉教授
15:20 〜新たな地方づくり〜
森・里・川・海と住民・議会・自治体
中井 徳太郎 環境省大臣官房審議官
16:25 〜福祉でまちおこしを〜
国と連携する保育・医療・介護
村木 厚子 前厚生労働省事務次官
13日 9:30 地方自治の課題と再生 藻谷 浩介 日本総合研究所
10:35 地方財政の現状と将来 小西 砂千夫 関西学院大学大学院教授
13:00 〜地方創生を考える〜
地方創生のあり方
金井 利之 東京大学大学院教授
13:45 〜地方創生を考える〜
地方創生のとらえ方とその成果
木村 俊昭 東京農業大学教授
14:55 閉会挨拶 中邨 章 明治大学名誉教授
 初日から議会改革が市民に伝わらない理由や欧州統合から見た地方分権、環境・福祉など多方面の知識を得る事が出来たが、特にEUの通貨統合によって各国が地方政府に成っているとした視点は斬新であった。また、村木前厚生労働省事務次官の優しい語り口が印象的であり、障害者を街に増やさねばと思った。この日も埼玉で泊まる。
 
 13日は混雑する通勤列車で上京して講演を聴く。藻谷先生の人口データに基づく東京の高齢者急増問題は理解しやすいが日本版CCRC構想が高齢者を地方へ押しつける「平成の姥捨て山」に思えてならない。
元小樽市職員の木村さんの話を聞くと、木更津にも優秀な人が隠れているのではと思えてくる。重要なのは現在の主要産業を伸ばす事と部分を改善するのではなく全体最適化を目指すという理念はともすれば他を頼って一点突破を考え気味なだけに改めて勉強になる。会場の質疑を受けて長い研修が終わった。
 帰路はアクアラインバスで木更津駅まで出て議会事務局で諸調整を取った後、JC時代の友人と出産祝いの飲み会を行った。
 
 14日は金田のホテル三日月竜宮城に客室数219室からなる富士見亭が20日から開業を始めるのに先立ち竣工披露宴が開催され、市議会議員も招待され出席する。式典前に内部の見学をさせていただいたが、小櫃川河口干潟が見下ろせる視点は素晴らしい。
 16年前にスパ棟だけで営業を開始し、お祭りランドや竜宮亭の増築を経て敷地の全てを開発し終える事になる。合計479室に及ぶリゾートが完成したので、住所を木更津市北浜から木更津市竜宮城に変更しても良さそうな勢いであると感じた。式典終了後、市内で用事を済ませ、歩いて巌根駅前まで行き午後5時から岩根西公民館運営協力委員会の懇親会に出席する。本年は公民館の30周年にあたるため、文化祭の企画会議が例年以上に多くなる事が想定され、地域の方々の活躍には敬意を表する次第である。
 
 15日は朝から江川熊野神社の草刈清掃を役員として行い、市内で所用を済ませた後、巌根駅まで歩き快速と特急を見送って約25分程待たされてから内房線に乗って蘇我まで出かけ、友人と待ち合わせ午後4時にキックオフとなるJEF千葉vsロアッソ熊本戦を観戦する。
 震災で試合が出来なくなっていたロアッソが一月ぶりにJ2に戻ってくると言うことでアウエーである熊本側に多くの報道陣が張り付いていた。試合は千葉の勝利に終わったが、試合後も多くの観客が残り選手が感謝の横断幕を掲げる中「ガンバレ熊本」のエールを送り続けた。私も熊本に届けと声を張り上げた。
 
 16日は早朝からHPの更新を終えて市役所に行く。午前中には質問通告前の調整を所管課と行い、午後からは建設経済常任委員会の行政視察に傍聴議員として同行する。
1.千葉県鋸南町
 町制施行 昭和34年3月30日に勝山町と保田町の合併で新設
 人口 8,351人(平成28年4月1日現在)
 面積 45.16km2
 平成28年度一般会計予算額 38億7091万円
 財政力指数 0.29 (平成24年度)
 視察項目 道の駅『保田小学校』について
 鋸南町では深刻な少子高齢化の進展により出生数が平成14年に56人であったものが平成25年には27人まで減少した。
 そのため平成25年度末に保田小学校を廃校し勝山小学校と統合して新たに鋸南小学校として開校させたのであるが、保田地区の喪失感対策と経済活性化を目的に小学校施設を活用して都市交流施設の整備を計画、平成24年度に基本調査に着手した。
 設計は安房で始めてとなるプロポーザルを採用し、著名な建築家を審査員として実施したところ37事業者から応募があるほどの注目を集め、5大学と4設計事務所の共同企業体によるワークショップ型運営が評価されて制定された。施設は単なる売店や食堂ではなく、町民の憩いの場や大規模災害時の避難所としても機能するように設計された。
 総事業費は約12億14万円で、町の一般財源は約2億81百万円、起債が約5億31百万円で、それ以外は国と県の補助を得ている。当初は道の駅でなく「農山漁村活性化プロジェクト」を利用していたので国交省の補助は得ていないが事業が進む中で広報効果から申請し平成27年に「重点道の駅」として選定された。
 運営は指定管理制度を取っており、葛、立メンテナンスが3年4050万円で委託されている。3年目の運営費は650万円なので年間の運営コストはその程度であろう。農産品のルートは農協ではなく別途出荷者組合が設立され現在160名の会員で運営されている。販売手数料は農産品で18%、加工品で20〜30%という事である。指定管理会社を中心に特産品や名物の開発が進んでいると聞く。また海産物は漁業組合の運営する『ばんや』に任せ、あえて置かない選択をして観光客に回遊してもらう事としたようだ。
 来客者はレジを通過した人で把握すると月に3万人弱なので実数は7万人程度であろうか。売上は月に4千万円あり、道の駅の開設により新たに50人の雇用が発生しているそうだ。富来田地区に出来る道の駅は建設予算規模で1/3程度であるが、運営上の参考になる点は数多い視察であった。
 夜は28日に迫った中学校の同窓会の幹事会を開催する。前回より少ない約50人となりそうで、幹事会長として取りまとめを行った。
 
 17日は朝から雨の降る中でアクアラインを渡って妻の実家に行き、里帰り終了前の荷物の持ち帰りの準備を行う。夕方に雨が上がったのを待って車に積み込んで、そのまま妻の実家に泊まった。
 
 18日は午前中に自宅に戻り、議会質問に向けた調整を朝日庁舎や駅前庁舎で行う。夜は質問項目の整理を行った。
 
 19日も朝から質問の調整を行い、午後から質問原稿や配付資料の作成を行い、下記の項目の通告をする事に決める。
個人質問通告書(平成28年6月定例会)
平成28年5月20日
木更津市議会議長   滝口 敏夫  様
質問議員氏名(11番) 近藤 忍
下記のとおり発言したいので、会議規則第62条第2項の規定により通告します。
大綱・要旨項目
質問事項1 大綱(大項目) 市役所の職員組織について
要旨(中項目) 要旨(小項目) 関係部等
(1)職員について @職員研修
A中途採用
B人事評価
C男女参画
D臨時職員
総務部
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(2)組織について @室の意義
A調整機能
質問事項2 大綱(大項目) 火葬場の進入道路について
要旨(中項目) 要旨(小項目) 関係部等
(1)道路について @道路整備
A施工金額
B用地取得
C都市計画
環境部
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都市整備部
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 その後、溜まっているHPの更新作業に取りかかり、夜は友人の設けた出産お祝いの場に行って楽しい酒を味わった。
 
 20日は朝9時前に議会事務局に行き質問通告を行い、時間前に集まった8人の議員で籤引きを行った結果7番目となり2日目の2番目の質問者になることが決まった。10時からは6月議会の基地対策特別委員会で説明される予定の江川総合運動場の設計成果を担当課から聞きながら委員会説明時にまとめるよう意見を述べる。銀行や市内各所で用事を済ませて午後3時に江川漁業協同組合で行われる資格審査委員会に出席し、その後も市内で所用を済ませてから帰宅。夜は質問添付資料の作成などを行いながらアクアラインマラソンのハーフエントリーの結果を見ると見事に落選していた。
 
 
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2016年5月下旬の記録