80.3月中旬の活動記録
 11日は震災7年目で、岩根西まちづくり協議会の企画する避難訓練に妻子と婆を連れて参加する。今回は近くのディサービス施設が車椅子の避難者を想定しているので階段を担ぎ上げる訓練もさせていただいた。
 参加者は全会場で3百人を越えたという事で年々増加している。私達の家族は海上自衛隊の倉庫に避難したが、そこでは自衛隊の協力でAEDを使用した簡単な救急救命の学習会が開催された。他の会場(岩小・西中・公民館・木更津病院)では消防署の協力で同じように行われていたようである。
 一旦自宅に戻り、午後からは江川熊野神社の役員引継会に出席する。高齢化の進展は神社の活動にも影響を与え、来年の節分をどうするか等の議論が交わされた。会議終了後は自宅に戻って雛人形の片付けを手伝い、夕方は読書を勤しんだ。
 
 12日は午前中に基地対策特別委員会協議会を開催するので少し早めに登庁して資料等の確認をする。今月末まで試験飛行は予定していないオスプレイに関する情報は依然として寄せられなかったので、当初予定通りに下記の議題で会議を行った。
番号 内容(件名とは異なる) 関係部
協議会 No.1 江川総合運動場拡張整備事業の進捗状況 市民
No.2 オリンピック・パラリンピック誘致に向けた進捗 企画
 議案は既に所管の常任委員会で説明されているものであるが、委員が替わると質疑も変わり、今後の進め方に幾つかの加害があることが一層明らかになってきた。協議会終了後、北関東防衛局から陸上自衛隊の組織編成が今月28日に行われることの情報提供があったことを伝えて会議は終了となる。会派室に戻り、昼食の仕出し弁当を食べる。
 午後からは広域行政等調査特別委員協議会が下記の案件で開催されるので傍聴を行った。
番号 内容(件名とは異なる) 関係部
協議会 No.1 天羽養護老人ホームの民間移行 福祉
No.2 火葬場整備運営事業基本計画の策定 環境
No.3 火葬場整備運営事業の事業範囲及び費用負担 環境
 議案は既に所管の常任委員会で説明されているものであり、委員が替わると視点も変わることが続けて感じられた。協議会終了後、KCSの次期計画について、場所が選定された市で調整を行っているため、今月末まで情報を伝えることが出来ない旨の説明があった。傍聴を終え、市内で所用を済ませて帰宅し、HPの更新を行った。
 
 13日は議会最終日である。9時からの会議に間に合うように娘の朝食を早めに終わらせ、いつもより20分ほど早く保育園に送ってから駅前庁舎に登庁し議会運営委員会に望む。この日の議題は最終日に議員より出される発議案に伴う日程変更と姉妹議会に向けた検討である。姉妹議会とは全国的に事例は少ないが、袖ケ浦市議会が岩手県久慈市議会と、君津市議会が埼玉県白岡市議会と締結し、相互に切磋琢磨を目指している。6月議会で各委員会や会派で候補を出す方向になった。
 会派室に戻って諸調整を行い10時からの本会議に望む。最初に諸報告が行われた後、各委員会に付託された議案について委員長報告が有り、私からは一般会計と特別会計に対する賛成討論を行った。全議案とも可決された後、委員会付託を行わなかった教育長の再任についてが議案にされ全会一致で賛成された。その後、木更津市議会基本条例の制定を求める発議案1号の上程がされ、二人の議員による賛成討論が行われた後、全会一致で可決された。続いて休会が入り、発議案2号から5号までの上程が行われた。内容は下記の通りである。
番号 内容(件名とは異なる) 提案説明者
発議01 木更津市議会基本条例の制定 白坂議員
発議02 議会委員会条例の一部改正 三上議員
発議03 議会倫理条例策定特別委員会の設置 平野議員
発議04 議会会議規則の一部改正 平野議員
発議05 千葉県受動喫煙防止条例の早期制定を求める意見書 渡辺議員
 発議2号は来年度から設置される「健康こども部」を教育民生常任委員会の所管にする議案、発議3号と4号は議会基本条例の策定をもって同委員会を議会倫理条例策定の特別委員会に移行する議案、発議5号は陳情2号の採択に伴い千葉県に対して意見書を提出するものである。これらを可決し、閉会中の継続審査を承認して3月議会は終了した。
 閉会後に直ぐさま議会全員協議会が下記の議案で開始される。
番号 内容(件名とは異なる) 関係部
No.01 公共施設再配置計画第1期実行プランの策定 総務
No.02 指定管理者制度の導入に係る基本方針の見直し 総務
No.03 平成30年度行革推進計画の策定 総務
No.04 オリンピック・パラリンピック誘致に向けた進捗 企画
No.05 骨髄移植ドナー支援事業の新設 市民
No.06 第4次障がい者プランの策定 福祉
No.07 高齢者保険福祉計画・第7次介護保険事業計画の策定 福祉
No.08 天羽養護老人ホームの民間移行 福祉
No.09 市立保育園民営化の進行状況 福祉
No.10 火葬場整備運営事業基本計画の策定 環境
No.11 火葬場整備運営事業の事業範囲及び費用負担 環境
No.12 木更津版DMOの設立計画 経済
No.13 卸売市場再整備に向けた基本方針 経済
No.14 電子地域通貨「アクアコイン」の実証実験 経済
 今回の議員全員協議会で使用される資料は紙にすると693頁に達するもので、それを議員24名に加え執行部と事務局控え分を加えると約3万枚分のコピー代が節約できたことになる。議案の13号までは全て常任委員会協議会で説明が行われていたものであるが、No.14は今月28日から6月24日までの間、約100の店舗で市と商工会議所と君津信用組合の職員約1,200人をもって「アクアコイン」の実証実験を行うというもので、我々議員もそれに参加できることになっている事の説明であった。選挙も終わった後になるので期間になったら実験に参加してレポートをHPにアップする予定である。
 昼食を挟んで全ての説明が終わり議員全員協議会が閉会した後、7級以上の退職職員11人の紹介が議場で行われ、その後は彼らを囲むように写真撮影を行った。お世話になった職員も多く、一抹の寂しさを覚えるが、またどこかで一緒に活動できる日が来ると思うので、暫しの別れである。
 夜には平成29年度の全ての議会が終了したこともあり、執行部と議会の情報交換会が行われ、様々な話を楽しませていただいた。
 
 14日は娘を保育園に送ってから千葉県庁まで足を伸ばし、政治団体としての「近藤忍後援会」の収支報告書を提出する。良く晴れているので提出後は19階に登って千葉城などを見下ろした。その後は千葉市内で買い物や所用を済ませて夕方に帰宅した。
 
 15日は午前中にHPの更新を行い、その後市内で所用を済ませる。夕方のアクアラインバスに乗って都内に向かい、夜は知人の御尊父の葬儀に参列した。
 
 16日は娘を保育園に送る役を妻に代わって貰い、早朝から新宿交差点で選挙が近いことを知らせる啓発活動を行い、活動後の雨が降る中で岩根小学校に向かい、卒業証書授与式に出席する
 岩根小学校を卒業する児童は66人であり64人が岩根西中に進学するので春休みだけ顔を合わせない程度なのであるが、それでも卒業に感極まり多くの子が泣き始め、つられて幼い在校生も泣き出し嗚咽が溢れる卒業式になった。感受性の高い子供は素晴らしいと思うので無理に矯正する事はないと考える。
 昼から渡辺後援会事務所で選挙期間の打合せを行い、夕方には選挙対策会議に出席し、無投票となった場合の対応などを確認した。
 
 17日は用事があって都内に出かける妻を見送り娘の子守を行う。風は少し冷たいが良く晴れていたので午前中は江川運動場に歩いて連れていき1時間半ほど遊ばせた。帰りにベビーカーに乗せると直ぐに寝てしまったのでベビーカーを押しながら江川運動場拡張工事を見に行く。
 
 陸上トラックは形を明確にしており、サッカーも出来る中央部分には芝が施行されていた。新年度に成ったら基地対策特別委員会で現地調査を行うべき時期に来ているように感じた。
 帰宅して昼食後は婆に娘を預け、出陣式の会場設営の手伝いや翌日のポスター掲示の打合せなどを行った。
 
 18日は市長選挙告示日である。朝7時半に渡邊事務所に集まり、朝の凱旋活動の手伝いを行う。8時に朝日庁舎に着いて凱旋活動を行うための手続き終了を待つが、届出が一陣営だけでも8時半まで待ってから審査を始めるとの事なので、出発は8時46分となり、岩根と金田方面の挨拶は駆け足で抜けさせていただいた。9時40分に西口駅前ロータリーに到着し10時からの出陣式に列席して遊説隊として紹介された。
 出陣式の終了後は清川、中郷方面の挨拶に回って、午前の部が終わったところで石井市議と交代し、選挙事務所に戻る。午後3時を回っても他の候補が届出をする気配がないので無投票の場合に行う当選報告会の司会進行次第を会場の一角で作成する。
 午後5時に木更津市の歴史で始めてとなる市長の無投票当選が確定した。会場に多くの人が訪れ始める中、午後5時半から私の司会で当選報告会を開始し、万歳三唱や来賓の祝辞をいただき渡辺市長の当選挨拶を聞いた。2期目の方向も示され木更津市政は次のステージに進んだようだ。
 式の終了後は、有志で祝賀会を行い、美酒を酌み交わして帰宅した。
 
 19日からは選挙に備えて予定を極力入れずに備えていたので、時間のプレゼントを頂いたような日々となる。まずは娘を送ってからHPの更新を済ませ、後援会報の作成を進める。夜は市内の斎場に行き知人の御母堂の葬儀に参列した。
 
 20日は娘を保育園に送ってから岩根公民館へ行き、公民館が自主事業として開催する「いわね健康よろず相談室」を聴きに行く。
 講義の内容は、西部地域包括支援センターの長嶋センター長による「地域包括支援センターの役割」と管理薬剤師の齋藤氏による「お薬との上手な付き合い方」という2つのテーマで有ったが、特に地元の潟Gンゼル薬局の齋藤氏による薬の知識は勉強になることが多かった。次回は29日とのことである。
 昼食を摂ってから駅前庁舎に向かい、会派室で諸作業を行ってから帰宅し、後援会報を作成した。
 
 
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2018年3月下旬の記録