47.4月中旬の活動記録
11日は政府の要請に従い、若干の外出はしたものの基本的に家に閉じこもり、5年前に読んだ森見登美彦の本を読み返したりしていた。
12日は富津市で市議会議員選挙が開始されるが、友人の議員は感染対策で出陣式も行わないようであり、その苦悩に思いを馳せながら私も感染症対策として応援に行くことは遠慮させていただく。
昼過ぎに娘と江川運動公園に行くついでに江川海岸の状況を見る。穏やかな天気で引き潮を迎えていながらコロナウイルス対策で潮干狩り場は封鎖されているため客さんの姿は無い。アサリや海苔が不漁の中で収入の柱となっている観光事業の休業はこれから経営が苦しくなるだろう。
公園の野球場やテニスコートは休業になっているが芝生広場では数組の家族や子どもたちが遊んでいた。政府も散歩やジョギングは推奨しており、人と接触しないように近所で身体を動かすことは進めるべきだろうと思うが、公園で子供が遊んでいたという苦情が学校に寄せられるようなので広報にも工夫が必要ではないかと思う。
13日は朝から雨の中、雑件を片づけた後にHPを更新する。お昼には居酒屋を休業している方の販売するお弁当を購入しながら頑張りましょうと声を掛け、午後からは調べものをし、3時以降は保育園を休ませた娘とかくれんぼなどをして過ごした。
14日は仕事で娘の面倒が看られないので保育園に送ると、昨日は同じクラスの39人中13人しか登園していなかったと知る。各家庭で可能な範囲で在宅保育をしており感染防止への協力に感謝したい。
帰宅して仕事を片づけ、昼休みに新たな広域廃棄物処分場の予定地を見に行きながら、富津市に入ったついでに市議会議員選挙の看板を撮影する。
富津市には仲の良い議員が多いのだが、感染防止を優先し極力逢わないように心がけて木更津に戻る。その後、ホームセンターに行くとマスクの品不足は相変わらずだが求めていた体温計用の電池も無く入荷が見通せない状況に成っている事に驚かさせられた。体温計も含め転売目的の買い占めが行われているように聞くが、政府にはマスクと同様に統制品の拡大を望みたい所である。
夕方に娘を迎えに行き、翌日の誕生日のためにイチゴのパンを購入して帰宅。今日だけどうしても都内で仕事しなければ成らない妻が帰宅するまで娘の子守を行い、寝かせつけてから報道番組を見た。
15日は天気が良いが外出を控え、自宅でメールと電話で仕事を済ませてから読書に励み、HPを更新し、夕方は娘の4歳の誕生日をお祝いした。コロナ騒動がなければ
大相撲巡業の木更津場所
が開催される予定だったので相撲の好きな娘に良い誕生祝いに成ると思っていたが仕方ない。生まれた日は熊本地震で、昨年は選挙戦の中の誕生日と特異な状況も記憶に残るかなと前向きに考えた。
16日は仕事を早めに片づけ午後3時過ぎに娘を保育園に迎えに行き私の運動も兼ねて鳥居崎公園を散歩し中之島大橋を渡る。
台風で欄干が壊れて通行止めに成っていた橋の修理が終わっていた事は知っていたが、現地を視ると当時の材料が手に入らなかったことは仕方ないと思うが一体感の有るような仕上げにすれば良いのにと思う。橋を散歩している人は多く、外出自粛の中で健康維持に散歩しているのだろう。
17日は駅前庁舎に行くとスパークルビルも緊急事態宣言を受けて1階で人々が休んでいたエントランスからテーブルや椅子が無くなり、営業時間が変わった事を知らせる表示がエレベータ脇に張ってあった。8階に上がりコロナ対策の補正予算について執行部と打合せ、議会事務局と諸調整を行う。
その後観光協会と打ち合わせてから帰宅し、夕方に在宅保育としていた娘を連れて江川運動公園まで散歩に行くと市から電話が入り、今年の港まつりにおける「やっさいもっさい」と「花火大会」が中止になったことを知る。この日に市内で新たに2名の感染者が確認されるなど拡大基調にあるので仕方ないだろうと思う。
18日は朝から強い雨が降る中で娘と室内で遊び、全く外出をせずに過ごす。時折電話をするぐらいで接触者数は8割以上減らしているが議員としてこれでよいのかと悩ましい。それでも国内感染者が1万人を越え市内でも新たな感染が確認される状況では努力したいと思う。
19日は前日の雨が上がり富士山も綺麗に見えている。娘の自転車の練習を兼ねて近所の散歩を行うなど、徒歩圏で過ごす。夜になり皆が寝静まった頃に自宅の事務所に移動し、パソコンで富津市議会議員選挙の開票状況を見守る。ZOOMの機能を使って連絡を取った現職の高木市議が改選できず、辛い思いを共有する事になった。
20日は雨の中、在宅保育をする娘を午前中は婆に預けて仕事を片づけ、明日の打合せ資料をタブレットで確認し、HPを更新する。本来で有れば午前中に
千葉県南部地区議会道路整備協議会の役員監査
があって木更津市議会の会議室に7人の議長が集まる予定であったが、これも書面審査に成ってしまった。メールで有る程度の仕事は出来るが、議論がなければ新しい発想は生まれにくく感じており、世界的に知的停滞が進みそうだと感じる日々である。
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2020年4月下旬の記録