48.4月下旬の活動記録
 21日は臨時議会の調整等のため9時から副議長と議運の正副委員長を交え議会事務局と諸調整を行う。通常だと議長応接室を使用するが、3密を回避するため広い委員会室を使用して議論を進める。感染症対策のために議会はどうするか、どの様に対策を講じて議会運営をするかなど多くの課題があり、2時間以上の議論となった。ちなみに、本来で有れば午後には千葉県市議会議長会の総会が千葉市である予定であったが、これも他の諸会議と同様に書面審査と成っていた。
 打合せを終えてから議長として書類審査となった諸会議の内容確認や決裁書類に目を通して執務を終え帰宅する。午後は営業自粛について市も県に要請を行ったパチンコ店の状況について近隣の状況を確認に行き、その後は私的な仕事を片づけてから在宅保育としている娘の面倒を視て過ごした。
 
 22日は妻も週に一度の都内勤務なので娘を保育園に預けに行き、午前中は雑件の処理を終えてからHPを更新し、午後は市内で私的な用事を片づける。夕方に娘を迎えに行った帰りに営業自粛でテイクアウトに力を入れている店で食事を購入して帰宅する。店舗を支える構造的な枠組みを造らないと経済が厳しくなると感じる日々である。
 
 23日は調整等のため10時から会派代表者会議を行う。感染症防止のため本年度の行政視察を中止して費用を減額し対策費に回すことと6月議会の一般質問を中止し職員には対策事業に注力してもらう事については同意を得たので各議員宛に発信したが、議員の処遇に関する案件は再度28日に会議を開催する事となった。ちなみに、本来で有れば午後には関東市議会議長会の総会が横須賀市である予定であったが、これも他の諸会議と同様に書面審査と成っていた。
 店舗を休業している知人の店で弁当を購入して帰宅し、昼食後は地域の雑務や私的な仕事を片づけ、夕方に在宅の娘と江川運動公園まで散歩に行き、その後はテイクアウトのピザをアクアコインで購入して帰宅する。在宅でも消費で多くの店を支えたいと思う。
 
 24日は午前中に私的な仕事を片づけ、午後からは自宅で在宅の娘と遊び、夕方に人が減った公園へ遊びに行った。市役所等には電話したが家族以外には僅かしか顔を合わせない日であった。
 
 25日も良い天気で午前中に雑務を片づけ、午後からは娘のリクエストで君津中央公園に遊びに行くと大型遊具が使用禁止になっていた。我が家の近くのパチンコ店も本日から休業に入り、富津公園では駐車場を封鎖したと聞く。たとえ開放的な空間でも人の集中を防ぐ手段が各所で執られていると実感する。
 
 26日は風が強い日曜日で、雨は降らなかったものの部屋で読書したり庭で娘と遊んだりして終日自宅の敷地から一歩も出ずに過ごす。
 本来で有れば午後に江川区の総会があり、昨年度更新された消防自動車のお披露目も行う予定であったが総会は書面議決でお披露目は中止になった。私は娘と遊ぶ中で無駄に折り紙のスキルが上がってしまうのであった。
 
 27日は地域の運動施設に県外ナンバーの車両が多いという話を聞き現場を見に行く。江川海岸は港の手前で「海中電柱はすでに撤去済みです」の言葉とともに封鎖され、江川運動の周辺道路や野球場の工事も開始されておらず、感染症対策が様々な業界に影響を及ぼしていることを痛感する。
 この日は午後には全国市議会議長会基地協議会関東支部の役員会が武蔵村山市で予定されていたが、他と同様に書面審査と成っており自宅で仕事を続ける。夕方に他会派と情報交換を行い、翌日の対策を行う。
 
 28日は9時に議長室に入ると教育部から電話が入り小中学校の休校を来月まで延長することが知らされる。10時からは会派代表者会議を開催し、23日に結論が出なかったコロナ対策として議会が摂るべき対策について方針を決定し、それに伴って臨時議会の議案差し替えを市長へ働きかける。議長室で弁当を食べて午後からは副議長と議運の正副委員長で30日に予定している臨時議会に向けた議会運営委員会の打合せを行う。臨時議会では委員会付託を省略する方向なので議案に対する説明資料等を充実させることなどを決めて会議は終了する。
 議会事務局と諸調整を済ませてから帰宅し、夕方に娘と散歩に出かける。岩根西公民館には早速来月末まで閉館が延長される案内が出されていた。陽気の良い時期だから良いが真夏まで延長された場合、熱中症避難場所として期待される公民館が封鎖される事態になるのではと危惧してしまう。
 なお、この日は午後から千葉県南部地区議会道路整備協議会の総会及び懇親会が木更津市のホテルを利用して開催される予定であったが、これも書面審査になり、経済に影響を与えていると痛感する。
 
 29日は県外利用の多い運動施設の駐車場へ行き品川ナンバーを含んだ県外利用が多いことを確認し、次いでアクアラインの混雑状況を見に行くと快晴の祭日なのに交通量が増えている気配はなかった。その後に娘と公園で遊び、昼食後に自宅事務所で雑件を処理してHPを更新した。
 午後からはステイホーム週間を実行していたが、アウトドア派である私にとって天気が良いのも落ち着かないものである。
 
 30日は妻も出社するので娘の在宅保育が行えず、久々に保育園に送ってから駅前庁舎に登庁して各種会議の書類審査等を済ませる。10時より議会運営委員会が開催されるが、3密を避けるため手狭な委員会室ではなく幾分広めの議場を使用し、席は下の写真のように一つおきに配置されて間を空け、扉は開かれたままで会議は行われた。
 
 今回の委員会に提案された議案は下記の通りである。
番号 内容(件名とは異なる)
1 令和2年5月臨時会議事運営について
 @市長提出議案(議案第30号から議案第35号)
 A議員提出議案(発議案第6号)
 B臨時会議事日程(案)
2 新型コロナウイルス感染症対策における会議の基準等について
3 令和2年6月定例会の一般質問について
4 その他
 @委員会等の出席説明員について
 A災害対応指針の策定について
 議案の詳細については臨時会で上程される来月7日に記載することとするが、補正額は市民全てに一律10万円を配布する費用135億4千万円を含み140億5千万円を超える大規模補正であり、感染症対策費を捻出するためと市民の痛みを分かち合うことも含め市長・副市長・教育長の報酬を6月から年度末までの10ヶ月間10%削減する議案が市長より提出され、議会も議員の歳費を同期間同率で削減する案を発議した。
 臨時会は委員会付託を省略し議場で審議する日程としたので臨時会に上程した対策案と6月定例会で上程を予定している対策が解るような資料も欲しいと28日の事前説明で伝えておいたが、委員会の段階では資料が見あたらなかった。番号2は感染症が広がる中で会議開催基準をどの様に考えるかという資料、番号3は対策事業に専念してもらう事と職員との接触を減らすことを目的に6月議会の一般質問を中止する件であり双方ともに了承された。その他は割愛する。
 委員会が終わり、臨時議会後に開催される基地政策特別委員会協議会の議案説明を企画部より受ける。内容については色々と意見もあるが協議会の時に記載したい。事務局と諸調整を行い飲食店応援弁当を食べた後に退庁し、市内で切れた蛍光灯等を買い求めて帰宅して雑務を片づけてからHPを更新し、夕方は娘を保育園に迎えに行く。街中でテイクアウト食品を購入して帰宅して食事を摂り、夜は娘が寝てから緊急事態宣言延享に関する報道番組を見ていた。
 
 
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2020年5月上旬の記録