78.2月下旬の活動記録 |
21日は朝から日帰り人間ドックへ行く。体重の多さと脂肪肝を指摘されるが他の数値に急激な変化がないことに安堵して帰路につく。
途中で行政についての相談に答えるべく喫茶店に寄って昼食を摂り可愛いデザートを食べてから帰宅し、夕方は娘を歯科医院に連れていき、その帰りにピザを購入して帰宅すると偶然に婆もピザを購入して帰宅していたので家族でピザパーティを楽しむことになった。
22日は午前中に吾妻の知人を訪ねて市役所の作成した資料を渡し飛行場周辺まちづくり実施計画(吾妻公園)を説明する。次に朝日庁舎を訪れて諸般の打合せを行い、午後から駅前庁舎に行って7階の会派室で簡単な作業を済ませ、14時から6階の中央公民館で木更津市中心市街地活性化協議会が開催する中心市街地活性化セミナーに出席する。
劃onnelの代表取締役で柏市まちづくり公社の事務局長も務める萩野正和氏の講演は「歩行空間における賑わいの創出」というテーマであったのでデザイン論が中心かと思ったが国内外の多くの事例をあげて使われていない公園や空間が多く、使われるための空間としての思想と運営が重要だと伝えていた。
空間を整備するという手段を目的にしないという点には同感するが、木更津市の富士見通り再開発において電線等の地中化や街路整備といった手段が先行し、地域の人がどの様に活用しようとしているかという視点の欠落を指摘されたようでもある。地方都市の事例で新潟市が駅と古町地区の間の2kmについて集中的に取り組む事例が紹介されたが人口規模が木更津とは比較にならない。講演後に講師に小都市での取組事例はと聞いたところ加茂市での取組を教えてもらった。この様にして視察都市候補が増えていくのである。セミナー終了後に娘を学童に迎えに行き、帰宅後は娘と遊びながら早めに床に着いた。
23日は天気予報通りの冷たい雨の朝である。午前中は事務所に籠もって雑務を処理してからHPを更新する。午後から八剱八幡神社の参集殿に行って14時から開催される第1回神社セミナーに出席する。
拓殖大学紅綾高校の校長で西山区の区長も務める森章先生の講演は「日本の心」というテーマで国鳥が何故雉なのかとか江戸期の日本の家屋には鍵がなかったことや世界の国家は戦いの詩が多いことに対し君が代は作者不明の恋の歌であるとか、一時間があっという間に思える素晴らしい講演であった。
午後3時半に神社セミナーが終わり参加者が帰路につく中、先週に還暦を迎えた私は本厄年となるため昨年の多くの災いを繰り返さぬよう八剱八幡神社の本殿で厄払いをしていただいた。夜には友人の企画する石川県の酒を飲んで支援しようという企画に出席し20時のバスで帰路につく予定だったがタッチの差でバスが出てしまいタクシーで帰宅した。
24日は娘を土曜学校に預けたあとで所用で君津に向かい子安坂を越えると鹿野山山頂にあるマザー牧場のあたりが真っ白であった。山では前夜は雪だったのだろうと思いながら用事を済ませて帰宅し、スーツに着替えてホテル三日月龍宮城へ送ってもらう。
岩根西地区青少年健全育成活動振興会としてPTAのOBを中心に1994年に創立されたジェスパル創立30周年記念式典には地域の区長さんや市長や教育長も参加されていた。設立時には45名の会員も現在は61名で年間を通じ様々な活動を行っており、その原資を焼きそば等で稼ぐという運営方針である。
創立の翌年に発生した阪神淡路大震災は多くのボランティアが活動したので1995年をボランティア元年と喚ばれているが、学校支援ボランティアのモデルとして2012年に『子ども若者育成・子育て支援功労者表彰』を得たジェスパルの創立がボランティア元年の前年だというのも意味深い。祝賀会の挨拶でその様なことを言い忘れたのでここに記載する。
祝賀会では多くの方と懇親を深めたが、同日に地元で町内の常会が開催されていたので19時に退席して移動し、翌年の役員や運営について議論をしていたが2時間以上を使用しても結論は出なかった。
25日は農業委員会が呼びかけた地域計画の説明会に出席するため雨の中を岩根西公民館まで歩いていく。午前中は江川と久津間の農地所有者に対しての説明で案内は回覧板で回ってきたものである。
地域の農地の集積を行い営農者の効率向上と耕作放棄地の抑制を狙いとして目標地図を作りたいという主旨は理解できるが、所有者情報の把握や取りまとめは行政の協力が欠かせなく、更に実際の営農者が少ない状況と市街化調整区域での開発行為が活発な状況を考えると容易には進まないと予想される。
今後は地域計画が出来たところから優先的に整備を進めるような方針と推察されるが、虫食い状況で住宅が増える農地の用排水問題もあり今後の方向について2時間の説明でも方向性は出ないままだった。
帰宅して連休中の活動をHPに取りまとめ、夕方から昨年11月に実施した昭和54年卒岩根中学校同窓会の精算幹事会に出席した。
26日は荷物の多い娘を学校まで送ってから終日事務所に籠もって私的な仕事を片づける。予算書などにも手を出そうかと思ったが終日仕事に追われてしまった。
27日は9時過ぎに駅前庁舎に登庁し10時から本会議に出席する。この日から一般質問が始まり、質問者が少ないので9月議会のように早出もなく、初日は通常通りに3会派が登壇する。質問は多数会派順で、4人で並ぶ2会派は9月と順序を入れ替えて今回は公明党が先行である。それでは個人的に気になった質疑や感想を簡素に記載する。
●羅針盤代表 永原利浩議員
基本は受益者負担である給食費であるが食材等の高騰でも値上げをせず実質的に公費負担を行っている。その額が小学生で約8千円、中学生では1万円になっていることは質問が有るまで知らなかった。永原議員もPRをすべきだと行っていたが同感である。
●公明党代表 神蔵五月議員
避難所運営マニュアルは20箇所で完成しているが指定されている避難所は53箇所なので未策定の所も多い。静岡県富士市ではアプリで要支援者の避難を手助けできるようになってるという事例を出すあたりは全国の事情に詳しい公明党らしいと感心した。
●自民クラブ代表 斉藤高根議員
木更津北インター周辺での事業用地の開発ではプレエントリーはあったものの具体的な提案が出されなかったという事である。太田山公園での民間活力導入にしても手を挙げるものが居ない限り先には進まない。公的な補助を何処まで行うのか制度の改正にも注視せねばと思った。
3人とも与えられた90分をほぼ使い切り内容の濃い質問であった。質問の間の休憩時間で追加議案に対する議運のレクが入り、手が空いているところで近隣市の質問状況を調べるなどして初日は慌ただしく過ごして帰路につき、途中で学童に立ち寄って娘を迎えに行き、夜はHPを更新した。
28日も本会議に出席し午前中に代表質問、午後から個人質問を聞く。
●新栄会代表 松井晃治議員
新人議員ながら堂々とした代表質問で時間配分も上手い。脱炭素対策としてのブルーカーボンが横須賀市で進んでいるという紹介があったので調べてみると2,400uの藻場で0.6tのCO2を削減しただけでなくクレジットとして一口5万5千円で6口を販売していたのには驚かされた。
●一隅 堀切俊一議員
江川運動場は環境基準の57dBより1dB高い騒音が観測されたとか、オスプレイの屋久島沖の事故原因が解明されても別の原因で落ちるかも知れないから使用禁止にするべきだとか、議員の発言を否定するつもりもないが私には理解不明で流石にリスペクトは出来そうもない。
●輝楽会 藤田真澄議員
当選から一年以内で初質問に臨んだ。自殺対策をテーマに選んだ理由は身近な人を止められなかったからだいう気持ちには同感する。私も一緒に富士山に登った友人を失ったが追いつめられているようには感じ取れず止めることが出来なかった悔いは残っている。
●羅針盤 吾津松太郎議員
情報発信の手段としてFacebookやLineは若者にとって過去のツールとなっている事や長いYouTube動画は視聴されないなど若い感性は見習いたい。公園の大型遊具の検討したいと有ったので太田山に大型滑り台デモできたら楽しそうだなと考えていた。
質問が終わり役所からの帰り道で娘を学童に迎えに行き、事務所でHPのトップページだけ更新したら帰宅の遅くなる妻の代わりに子守をしながら速めに寝てしまった。
29日は9時に登庁し9時半からの議会運営委員会を開催する。前夜に寝違えたようで身体が痛い。議題は2件の追加議案に伴う日程変更と閉会中の継続審査の申し出、行政視察報告などである。特に議論になることもなく委員会は終了し10時からの本会議を迎えることになる。
●無会派 大野俊幸議員
木更津市内には公園等が241箇所有りマンホールトイレが設置できる汚水枡の有るものは77箇所で、指定避難所の18箇所のうちでは12箇所が設置されていることが解った。羽鳥野公園にも設置したが街区公園に作らなかったなと話を聞きながら振り返っていた。
●市民とともに 田中紀子議員
公民館のコミニティセンター化と図書館の民営化に否定的な立場での質問であったが木更津市の公民館の特色が公民館の主催する文化祭という回答に、他市ではやっていないのかと逆に驚いた。
●新栄会 安藤順子議員
自治会加盟率はR5が57.8%でH30の64.2%から低下している。自治会に加入するメリットが少ないことが問題であるので例えば自治会加入者だけゴミ袋を配るような政策も考えるべきだろと私は考えている。
●公明党 渡辺厚子議員
シルバー人材センターのHPが長年更新されていないことや千円の加入料を廃止するべきだとか賛助会員を増やすべきであるとか、全て改善に向けた指摘がされたが、高齢者はHPを見ないと思っていた。
質疑が終了して休憩が入り、下記の追加議案が上程される。 |
番号 |
内容(件名とは異なる) |
関係部 |
担当委員会 |
議案36 |
介護予防支援等の運営基準条例の一部改正 |
福祉 |
教育民生 |
議案37 |
居宅介護支援等の運営基準条例の一部改正 |
福祉 |
教育民生 |
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田中議員の大綱質疑が終わり12名の予算審査特別委員会が設置されて休会に入るが、議場においてLineWorksを利用した安否確認訓練が行われる。これは日南市で行政視察をした際に安否確認はアンケート式の方が容易であり訓練を頻繁に行わないと実際には役に立たないと言う学びを得ての対応である。その後に開催された予算委員会で委員長に草刈議員を、副委員長に座親議員を選出してこの日の日程は終わった。一旦帰宅して車を車庫に仕舞ってから路線バスで街中に出て一般質問の終了のタイミングで会派の中打ち上げを行った。
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