No.4 銚子編    日本を走る ←No3三浦編No5筑波編→
旅行期間 1977年10月23日
走行区間 自宅日帰り
総走行距離 260km
走破市町村 23(大網白里,東金,九十九里,成東,蓮沼,横芝,光,野栄,八日市場,旭,飯岡,銚子,波崎,東庄,小見川,栗源,多古,大栄,成田,酒々井,佐倉,四街道,千葉)
累計数 52
同行者 H野 使用自転車:LT
総費用 多分1000円程度 当時の年齢:13歳(中学2年生)
 自分の世界を広げるためには千葉県北部方向に進むしかないが、距離が急激に伸びる。距離を時間で置き換えようとすると出発が早くならざるを得ない。そんなわけで遙かな銚子を目指し、午前1時に出発する旅の計画を立てた。
 前回まで同行しているH野は五井まで走ったところで風邪気味とUターンして帰るので一人旅となる。五井から誉田に抜けて東金に行った方が若干近いし、千葉の街中を通らなくて済むと考えたのがいけなかった。山道で迷い、野犬に吠えられ、辿り着いたのが茂原市本能。おまけにここまで4時間も消費している。気を取り直して茂原から九十九里町片貝に出て海岸沿いを走る。
 新しい自転車になり、始めてトークリップを付けて走っているので、信号待ちで停止すると足が上手く抜けずに転倒するなどのアクシデントを重ねながら北上。
 九十九里浜の北端になる飯岡の行部崎から漁港や海岸を見渡して、いよいよ銚子に入る。地球が丸く見える丘から330度の水平線を見渡し、犬吠埼灯台に登り、飯沼観音に詣でてから海のように広大な利根川を銚子大橋で渡り茨城県に入る。
 陸路で県外に行ける事に感動しながら銚子大橋を引き返す。笹川の天保水滸伝資料館を見て、小見川から三里塚に至り空港建設地、成田山新勝寺などを回って千葉まで出る前に日没を迎える。ライトアップした千葉城に立ち寄ってから帰宅したのは夜9時頃だった。K沢の家の前を通ると彼は外で素振りの最中。中間試験が近いのに自転車旅行とはゆとりだなと言われる。
 そうだ。今週から試験だった・・・・。(次の旅は筑波編