大イベントが過ぎる | ||||||||
2012/10/23記 | ||||||||
この週末、木更津ではアクアラインマラソンという大イベントが開催されたが、それと同時に開催されたのが木更津バルで、この週末はマラソンの観戦とバルの梯子に費やしたので、それに関して幾つか感想を記載したい。 なお、「バル」の意味や導入の経緯については昨年の記事を参考にしていただき、今回は省略する。 まず、木更津バルについてであるが、今年は昨年のように1日だけのイベントではなく、マラソンの前日と当日という2日開催となった。また1枚のチケットが3千円で5枚綴りから2千円で3枚綴りに変更になった。さらに参加店舗は27店から40店+だっぺ村の屋台約10店と変化があったことは前回も書いたとおりだが、この満喫に取りかかることにした。 最初に土曜の昼食に、マラソンの受付で混雑している市民会館広場の状況を確認した後、ノンアルコールで参加している2店舗を回ることにして街中に足を運んだ。 |
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今回の戦略は、昨年に行かなかった店を中心に選択し、出来る限り回ろうと考えた。マラソンランナーのように足腰には自信はないが、胃袋と肝臓は人並み以上に丈夫だと信じて昼に2品を食べたが、やはり満腹になってしまい昼の部はこれで終了。 證誠寺の狸まつりを見たり、街中を歩いたりして腹ごなしを行い午後5時に「だっぺ村」に入り、「だっぺマネー」で生ビールを飲みながら開会式のスタートを待つ内に日も陰り人も増え、程良い賑わい状況に成ってきた。知人の青年部OBも「このように賑わうなら年に複数回開催したい」と言っていたが私も同感である。 そして17:30に服部副市長の挨拶でセレモニーが始まった。 |
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多くの市民が楽しんでいる中で「だっぺ村」を堪能し、そこから友人と供に飲み歩きに出る。途中から鶴岡議員夫婦も合流し、東口から西口に回って24時まで特別に開いている観光案内所でバルチケットを追加購入し、この日は5軒ほどを回ったところで最後のやきそばに胃袋が限界となり、後は液体だけを楽しんだ。 そんな風に私が街中で歩き回っている中で、翌日のアクアラインの準備に携わっている職員は22時過ぎまで作業が続き、翌朝も5時半に集合すると知り、頭が下がる思いをしながら帰宅した。 日曜日は朝8時に自宅を出て、自転車でマラソンコースをスタートに遡りながら各地に集合した地元のボランティアの皆様に感謝の言葉を述べながら進む。 港の交差点からは膨大な人の波に飲まれるようになり、今回のイベントの大きさを改めて実感する。市民体育館前の混雑を見て多くのランナーと共に出発地点に向かい、商工会議所について来賓の受付を済ませる。そして9:30にはスタート地点に到着する。 |
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10時のスタートから見続けたが、動体視力が弱いせいか知人を発見できず、最後のランナーを10:25頃に見送ってから自分も自転車で長須賀〜高柳を経由する大回りで地元に帰り、沿道の応援の状況やボランティアの状況を見る。 | ||||||||
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スタートから5km、1時間程度では多くのランナーが元気であったが、最後のランナーが通り過ぎた後で救急車に収納されている姿も見ることが出来た。 なお、今回のマラソンについて実行委員会が報道機関向けに当日の夜に発表したデータは下記の通りである。 出走者 13,946人(男11,519人、女2,427人) アクアライン走行者数 13,901人(45人が橋に入れなかった) 完走者 10,296人(完走率 73.8%) 救急車出動回数 36回 (大会救護本部調べ) 沿道応援者数(イベント会場含む) 31万人 36回の内の1人を目撃してしまったのだと知ったのは翌日になってからである。それはさておき、岩根エリアは11:30には撤収が行われ始めたが、私は先頭ランナーの力強い走りが見たくて、自転車でほたる野や清見台に移動した。 沿道の応援と共にトップレベルランナーの走りに感動してからゴール地点に戻り、来賓席から声援を送り、市民会館前の表彰式に立ち会い、再度来賓席に戻り4:30を越える戦いを行ってきたランナー達に声の限り応援を行い続けた。 |
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私が最初にゴールを見たコスプレランナーは4:37:30に走り込んだデビルマンであったが、他にもマリオやスパイダーマン、ミッキーなど多くのコスプレランナーが走りにくい格好のママで規定の6時間を下回り完走しているのには驚かされる。 同僚議員では永原議員が5:15に完走した以外は途中で棄権、または関門通過が出来ずに脱落している。完走率は25%だ。ランナーも時間制限直前に沢山の完走者が来たのだから、せめて後1時間が確保できて7時間になれば完走者も増えただろうと思う。 渡辺県議のように清見台の坂を越えて走りながら最後の関門通過が出来なかった多くのランナーの悔しさを想像すると、ルールとはいえ辛い想いが伝わってくる。それでも完走率73.8%という値は、この難コースと厳しい時間制限の中では感動的である。 ゴール地点で途切れることなく音楽を流し続けた高校生達を始め、沿道で様々なパフォーマンスを披露した方々、そして運営したスタッフ・ボランティアの皆様は、爽やかな共感を残し、次回の期待を抱かせるに充分であったと私は思う。 街にも多くの人が訪れ、素晴らしいイベントであったと感動し、ランナーに負けないように当方は今夜も胃袋と肝臓で戦い続けねば成らないと思い、午後5時より木更津バルを再開させる。 |
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アクアラインマラソンの応援で一緒だった同僚議員と共にだっぺ村の周辺を回り、いつもはひっそりとしている日曜の夜が賑わっているのを肌と消化器官で感じながら街を歩いた。ただ、だっぺ村が終わった後に木更津駅西口に回ると、夜が更けている事もあり、やはりひっそりとしていた。 今回は2日間で10軒を回ったので去年の5軒を含めて15軒を巡ることが出来た。今回の参加者40店舗を回るにはまだまだ時間が掛かりそうだと思いながら、23時を回る頃にタクシーで帰宅した。 |