12人の質問に思う | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2017/05/28記 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
6月議会の質問者が12人まで減ってしまい、昨年の12月議会と同様に質問が3日目の午前中で終わる事態となった。木更津市議会では申し合わせ事項により議長・副議長・議会選出監査員は質問を行わないので、定数24人中21人が質問を行う権利を有しているのであるが、実際に質問を行うものは定数の50%となった。なお、同じ定数の君津市議会も6月には12人が質問するようなので、木更津市と同じ状況である。 2013年の12月議会では定数28名の元で過去最大となる21人、率にして75%が質問した(詳細はこちら)。それから年々質問者が減っているような気がして2011年6月以降の推移をまとめたものが下記グラフである。 2011年の統一地方選挙では8人の新人議員が当選し、2期目となった我々7人の議員とともに積極的な質問を展開していたのであるが、少し議会に対する取組が低下しつつあるのかも知れない。 また、今回から重複質問の調整や質問順の総籤引き制(詳細はこちら)を採用したので、様子見に見送った人も居たのかも知れない。ただ質問者が減っているので通告をもう少し遅くしても執行部は対応可能なのではないかなと思う。 そんな事を考えながらも、定数削減の要素を加味して質問の比率を計算したものが下の表である。 |
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■で示した前期の64%に対して■の今期は今のところ62%であり、数字の上では質問者の比率は遜色ないことが逆に明らかになった。つまり前期程度には健闘していることになる。 考えてみると12人という数は私が初当選した翌年の2008年6月議会と同じであり、2002年3月議会では定数30(実数29)で代表3と個人4の7人しか質問していなかった頃とは雲底の差である。 さらに今回の質問者が少ないもう一つの特別な理由も有るのだが、それはここでの記載を行わない方が望ましいだろう。 今回の議会から取り入れた重複質問調整制であるが、結果として重複が無く、調整会議も行われなかったのであるが重複質問調整における課題が明らかにならなかった事が若干残念である。次回の9月議会は調整制度の様子見をした人や特別な理由が有った人達も戻ってくるので少し数も増え、重複の確立も上がりそうだなと思いながら、今回の記載を終えたい。 |