半月ぶりの感染者 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2021/10/26記 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
今月に入ってから急激に感染が収まっていることは前回も記載したが、昨日に木更津市内で1人の新たな感染者が17日ぶりに確認された。実に半月以上も感染者が確認されなかったことは昨年の10月23日から11月16日まで25日間連続で確認されなかった時以来である。 一年前の思う事を読んでみると、市内での感染は出ていないものの千葉県内では少しづつ増えている状況を前に第3波を警戒していたことが解る。それが現実になるのは12月24日のクラスター発生による一日37人の新規感染者発表を待つことになるのだが、少なくとも県内には気配が出ていた。 ところが昨日の千葉県内での新規感染者は、木更津市の1人と千葉市の2人だけであり、千葉県では24日も2人であり5人を下回るのは昨年の6月29日以来の約1年4ヶ月ぶりという値であった。 房総半島全体では20日からの5日間で新規感染者は3人しか確認されていない。27万人を越える人口がいて都心通勤者も多い市原市でも感染者が確認されていない状況は、既に収束の気配と考えても良いように錯覚してしまう。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
人口10万人当たり一週間感染者数も下図に示すように0に近づいて安定しており、今年の大型連休の頃より減ってきた。 木更津市の約百倍の人口を擁する東京都でも昨日は17人、一昨日は19人であり二日連続で20人を下回った。20人を下回るのは昨年6月17日以来ということであり、何故ここまで急激に減少するのか理解できないほどである。 しかしながら前回も記載したように世界ではワクチン接種が進んでいる先進国でも感染者数が高止まりしている国も有れば、接種率は30%に達していないのに減少傾向を示すインドのような国もあり、状況は様々である。これから経済が回り始め国境を越えて人の往来が再開されたときに新たな感染が広がる可能性は否定できないのである。 感染者が減ったためかワクチンの集団接種の予約が低調になってきた。10月20日に受付を開始した下表の集団接種は昨日までの間に全てが埋まったわけではなく、いよいよ希望者には接種が終了したと考えられる状況になったようだ。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
なお木更津市における集団接種の新規受付は11月15日の分で全て終了となり、それ以降は医療機関における個別接種での対応となる。ただし集団接種の2回目が有るため、12月6日まで接種事務は続くことになる。 なお、24日時点のワクチン接種状況は下表の通りである。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
増加数は7日間で7,443回なので1日当たりは1,063回となった。前回より更に減少しているが、これはファイザーが入手困難に成っているためなのか、そもそも接種希望者が減ってきているためなのかは解らない。 ともあれ5月15日から様々な困難を乗り越えて進めてきた集団接種も一定の効果を得て終了の時を迎えようとしている。関係者へ敬意を払うとともに、今後は市内の医療機関の方々の世話になり続けることを考えると、再拡大が進んだ場合の支援体制などを検討しておく必要があるように思われる。 17日以降は最低気温が12℃を下回り、秋らしく冷えてきて窓を開けて換気することが難しくなる中で、人数が増えた宴席が増えることが予想される。出席者の全てがウイルスに感染していなければ何人集まっても心配ないが、微少な確率で入り込んだウイルス保有者から感染が広がる可能性も無視できない。経済は回すべきだがクラスターを発生させないような配慮は必要である。体調の悪い方や発熱している方は人前に出ない配慮を続けなければならない。 感染が急激に収まった理由が解らないまま、とりあえず感染に関する分析は一週間おきにすれば十分だろうと考えつつ、今回の記載事項としたい。 |