新年度が始まった
2023/04/05記
 令和5年度は土曜日から始まったので平日の新年度は3日の月曜日から開始された。私も娘が保育園を卒園し、小学校の入学式まで学童保育に連れていくことになり、6年間通った社会館保育園への送迎が無くなり、通学の予習のために一緒に小学校まで歩くなど選挙下でも細かい生活の変化が生じている。
 昭和38年度組の早生まれである私は、同級生が60歳の定年を迎える年度であり、同級生は各所で最後の花を咲かせる年となっている。公務員の定年延長に関する条例を可決し、来年度まで定年が延びるが61歳となる来年度には管理職から離れることになるので、市役所の部長級に居る同級生も責任が重い最後の12ヶ月を送るので、残り僅かな時間に政策論議を戦わせる時間が持てないことに寂しい気持ちになってもいる。選挙を経て議席を取り戻した場合は残りの11ヶ月を濃く過ごさねばと考えている。
 
 娘は11日に入学式を迎え、地域の中学生も12日に入学式を迎える。木更津市内では小中学校の卒業式や入学式に来賓を呼ぶか否かは学校の判断に任されているようで、双方とも来賓で出席させていただける私は少数派のようで、未だに来賓を制限している学校が多いと聞いている。
 岩根西ではジェスパルの活動があり地域との関わりが深いことでこの様な判断になったのだろうと憶測しているが、小学校の入学式では保護者でも有りながら来賓席に座り横から見学させていただくことは申し訳ないような、役得のような綜反する気持ちであるので、どうせなら全ての同級生の写真を撮影しようか、等と考えている。因みに校長先生は私と同じ学校になったことはないが同級生であり、ついに学校の全ての先生が同級生以下に成る状況で娘を入学させる状況になるのだと複雑な感情である。
 
 木更津市議会もおよそ一ヶ月ほど遅れて実質的な新年度を迎えることになる。現職と元職の全てが当選したとしても19人なので、新人議員が最低でも5人は当選することとなり、現職や元職のうちの3人が不覚をとった場合は新人全員の8人が当選となる。なお、前回の平成31年の新人議員は佐藤・神蔵・石川(富)・堀切の4人で、その前の平成27年の新人議員は石川(哲)・竹内・石井(徳)の3人しか当選しておらず、そのうち石川(哲)議員は前回の選挙の直前に殺害されてしまったので、改選後の3期生は最大でも2人しか居ない状況である。
 因みに、私を含む16年前の平成19年組の初当選は7人で、その次の平成23年組は8人であった。一気に世界が変わったような気持ちを感じたものである。その中で平成23年組からは引退の話は聞こえてこないが私の同期である平成19年組の現職で今回の選挙に臨むのは斉藤高根議員と私の2人だけで、それ以外には1回休憩を挟んだ鶴岡議員と1年前に辞職された平野卓義議員が挑戦する予定となっている。岡田・篠崎・國吉の3人はそれぞれの判断で引退しており、旧来の慣習を打破しようと勉強会を重ねた同期が減ってしまったことは純粋に寂しく感じている。
 ともあれ久々に多くの新人を迎えことになる木更津市議会の空気は大きく変わることに成りそうだと私も期待しているが、その前提としては、その場に私が残ることが重要なので、明日も選挙活動に頑張らねばと思うところである。
 
 先月の予算審査で承認した事業が動き始め、議員不在に近い状況のままで木更津市の事業が動き始める。予算審査で釘を刺した問題点がそのままで進行するので有れば6月議会の質問で取り組まなければならいのであるが、計算すると5月29日と予定されている質問通告日まで54日であり、そのうち18日後の投票日までは身が入らないことは明らかである。何より選挙の告示日まで残り11日に迫るなか、朝4時半に起床して23時半過ぎまでこの様な事を記載していても大丈夫かという自己規制がかかり、今日はこれで文章を終えることにしたい。