18人の質問で思う | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2023/09/05記 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
先週の本会議における質問者は18であった。6月定例会は前に書いたように16人であったので2人増えてだけのように感じるだろうが、9月と3月には代表質問が入り、4会派に90分の時間を与えるため、通常で有れば下表のように2日目の午前10時から代表会派の質問が行われ、昼休みが90分間の長さとなり、3日目も同様に午前中だけ代表質問が行われた後に、午後から個人質問を開始して5日間に渡る日程となる。従って通常日程だと今日は一般質問の最終日であった。 |
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質問日程を4日間で収めるため議会運営委員会で久々の「早出残業制度」の導入を図り、今回は下表に示すように2日目の代表質問を9時開始として、会派間の休憩時間を10分、昼休みを60分に絞って先週の金曜日までで終わる日程としたのである。 |
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因みに申し合わせ事項で正副議長と監査は一般質問を行わないことを決めているので、最大21名の質問が可能性である。具体的に名前を記載すれば、今回の18人に加え当選後に質問を見送り続けている藤田真澄議員と重信文彦議員の両名と、前の6月定例会で質問を済ませ今回は休憩に回った齊藤秀樹議員が質問を行ったら最大の21名となるのである。 この場合は、3日目と4日目の3時時以降の日程を変更して午後に4人を詰め込むので質問が早く終わらないと17:15を越えた残業となり、更に3日目は通常より早出となる9:00からの質問を入れることで一日7人目の質問を受けることになる。 因みに、前にも書いたが、2011年9月議会では20人が質問に立ったので、危うくそれに近い事態となっていた。なお、当時の定員は28人だったので最大25人の可能性もあったのである!参考にその時の進行表を掲載する。 |
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今後も多くの議員が質問することを想定すると抜本的な時間の変更が必要かも知れない。またコロナ対策で50分の質問の後に10分間の休憩を執っていた習性が身につき、今回の議会運営委員会でも個人質問の60分の後に10分の休憩が欲しいと提案した議員も居たので、その配慮も必要かも知れない。 ともあれ、それでは60分の質問をどの程度使っているかというと今定例会では田中議員が30秒しか残さなかったことを除けば下図のように次に短い松井議員でも約5分、多くの議員は10分程度の時間を残しており、私も11分を残して質問を終えた。 今回は最初の答弁者も解るように整理したが、市長は11人に対して合計109分、副市長は3人に対して合計31分、教育長は5人に対して合計29分の答弁を行っている。特に初日の代表質問は長い答弁が多く、喉を休めるためにも副市長や部長をもっと活用しても良さそうに感じていた。 因みに残り時間の合計は4時間20分で平均は14分27秒であった。これは第一質問の平均時間である13分43秒より長いが、重城議員と大野議員の両ベテランのように詰め込むのではなく聞くべきことだけを聞くという姿勢も悪くないであろう。 今回の議会質問は7人の新人議員には難しいテーマで、当然市民にも理解が難しい内容であった。もっと解説に時間を割いても良かったかなと思いながら、決算資料と向き合うことを放棄した今回の記事をそろそろ終えることにしたい。 |