22.8月下旬から9月議会までの活動記録
 20日から9月議会に向けた質問構成を考えるための資料整理が始まる。市役所の担当部局に行き、自分の考えている問題点の認識に間違いがないか、その影響は軽微なのか等のヒアリングの開始である。
 個人的な仕事の件の協議は遅々として進まない。また9月議会以降に検討と先送りにする。
 
 21日は午前10時から議員会主催で企画部による「経営型マネージメント」の研修である。研修の講師を富士通総研の研究員が行っていたが、市職員自らが理解して議員に報告すべきであろうと先輩議員が指摘した。同感である。市職員はシンクタンクとして機能するために可能な限り自らの頭で考え、研鑽を積むべきだと考えるのである。
 その後は会派で9月議会に向けた代表質問の調整を行い解散。夜には昔の仲間を訪ねて一杯やりながら意見交換をしてきた。
 
 22日は午前中は千葉ニュータウンで大規模開発の事例を見て回るが暑さでくらくらする。手早く家に帰り資料整理の続きだ。近所では稲刈りが進んでいる。7月の冷夏で例年より10日程度遅れているようだ。
 
 23日も資料作成だが、途中で本を読む方に走ってしまい、なかなか進捗が悪い。翌日の担当部局調整用の項目レジメだけ作って小休止状態になる。連日の猛暑も一休みになり、快適である。
 
 24日は午前中から市役所内の各部を巡る。午後2時からは建設常任委員会が開催され、そこで千束台土地区画整理組合で生じている問題の詳細を聞く。私が烏田土地区画整理組合で仕事しているときから将来が心配されていたが、やはり色々生じている事に心配が募る。
 委員会後も各部局調整を行い、夕方は床屋に行った。
 
 25日は議会質問に関して意見があるという知人と打合せ等を行う。また、同じ質問をしても仕方がないと他の議員に譲った案件について、その人の質問の量が増えた結果、取り止めることにしたという連絡が来たので、その質問も復活させる。そんなこんなの結果で、質問項目は大綱で四点にもなってしまった。1時間枠でまとめる必要があるので原稿に手を入れ始める。
 
 26日は予定の入らない日曜日だったが、翌日の通告に間に合わせるように原稿とリンクさせながら通告書を微修正するなどの作業を続ける。議会の質問をしなければ資料収集などをしなくて済むので比較的楽に本会議を迎えられるのだが、私は質問することが仕事だと思い、これからも度毎に質問を行うように心がけていくつもりである。
 
 27日は朝8時40分に市役所に着き、抽選を味わうことにする。前回は9時20分頃に行った結果、9番目の質問者であった。今回は他の議員と重複するような項目も多いので、先に質問を行いたかったので9時の受付前に行くことにしたのである。同様の考えが5名おり、その抽選の結果、4番目の質問者になった。日程を考えると9月10日(月)の最初の質問者として、朝10時から質問を行うことになりそうである。ちなみ質問項目は下記の通りである。
個人質問通告書(平成19年 9月定例会)
平成19年 8月27日
木更津市議会議長   清水 宗一 様
質問議員氏名( 1番) 近藤 忍 ㊞
下記のとおり発言したいので、会議規則第62条第2項の規定により通告します。
大綱・要旨項目 関係部等
質問事項1 大綱(大項目) 産業の振興について 経済部
要旨(中項目) 要旨(小項目)
事業立地状況と課題について 現在の事業立地状況
事業立地奨励金と地方交付税 財政部
質問事項2 大綱(大項目) 市民公募債制度について 財政部
要旨(中項目) 要旨(小項目)
市民公募債について 元気なきさらづ市民債の制度
質問事項3 大綱(大項目) 社会福祉の充実について 福祉部
要旨(中項目) 要旨(小項目)
健康づくりの推進について 生涯を通じた健康づくり
いきいき館の活用
質問事項4 大綱(大項目) 生活環境の保全について 環境部
要旨(中項目) 要旨(小項目)
不法投棄とゴミの堆積対策について 不法投棄に対する取組
堆積物への行政の対応
 関係部が4箇所なので、この日から具体的にはどの様な点を質問するのか説明して回るのが仕事になる。
 
 28日も前日の打合せを受けて朝から原稿の手直しである。最初の質問とその答弁が終わったら第2質問の時間が無くなってしまうという事態を避けるため、第1質問は12分程度にまとめるつもりである。しかし、説明する言葉が入ると長くなる一方で、思い切った削除も必要となる。なかなか悩ましい作業である。
 午後2時からは地元の農道の新設の件で、区長や土木委員長と打合せを行う。そんな時間の中で、自衛隊先の国有地の有効利用を基地対策特別委員会で行うことを知る人から励ましの言葉も貰う。
 議員は色々な人の思いを具現化するべく働く仕事だと再確認する。
 
 29日も議会質問の趣旨で関係部署と打合せをする。そんな日々が続いているので夕方から気晴らしに今年最初のサッカー観戦にフクアリに行く。千葉市にはこれだけの施設があり羨ましい。試合は地元JEFが大分を相手に6-0で勝利し、声はかれたが気持ちの良い夜だった。
 
 30日は朝10時から基地対策特別委員会の正副委員長で、9月4日の委員会に先立つ打合せを企画部と行う。その後は会派室で個人質問の調整といういつもの日程である。
 夕方から、例年秋に実施している矢那川彼岸花運動の打合せを自然Grのスタッフで行った。今年は10月21日開催予定である。
 
 31日は原稿の手直しをしたり資料の整理をして、夕方から友人との登山のために栃木に向かう。集合時間まで間があったので大規模商業施設が集中立地を始めた佐野に行き、アウトレットモールやジャスコを見て回る。3年ぶりぐらいに来たが周辺に家電や紳士服の量販店、さらには住宅展示場などの施設が建ち並び、田圃しかなかった頃との差を思い、木更津でもこうなるのか、と思うと都市計画の重要さに思い至る。
 
 9月1日の土曜日は帝釈山に登り、友人の家に泊まるという形でリフレッシュし、2日は群馬から帰って、犬の散歩や読書などののんびりとした週末を送るのだった。
 
 3日は午前中に市役所に行き、答弁の調整を行い、夕方の開店を祝いに行き、明日から始まる9月定例議会の前日を過ごすのだった。
 
 →2007年9月上旬の記録