53.9月中旬の活動記録
 11日は木曜日であるが議案調整による休会である。そこで6月30日に木更津を訪問した友人と、再度木更津観光土産の打合せを行うために東京に出掛ける。その後、銀座の竹川画廊で行われている『'08板画の会』に出展している知人の作品を見に行く。彼の作品は旅行中に前を通ったオレゴン州の人に買われたと言うことで「木更津では有り得ない話だった」と言う。この日は展示会の最終日であったために他の出展者と伴に打ち上げに同席する。木更津で芸者の練習を見ることが出来ると言うと、東京在住の婦人達が深い関心を示す。色々PRは必要である。自宅に帰ったら北京オリンピックのソフトボールチームキャッチャーであった峰幸代選手に市民栄誉賞を贈呈するFAXが届いていた。
 
 12日、13日は溜まって来た雑務を片づけ、HPの更新を始めるが常任委員会の内容を深く書き始めたためになかなか進まない。他にやることも多くて、HPの更新作業が終了したのは13日の夜遅くになってしまった。
 
 14日は日曜日であるが雑用の片づけを行い、夕方に青年会議所の先輩でもある杉浦元君津市助役の通夜に参列する。先月8日の中村県議といい、政治に関わった先輩方が続いて若くして旅立たれると心苦しい。葬儀から帰り着替えて荷物をまとめ敬老の日に体を動かすべく東北道の北上を始める。
 15日の敬老の日には
雄国沼から猫魔ケ岳の登山をして蕎麦を食べて来る。決算審査前にちょっとした気分転換である。山奥の宮古集落が蕎麦の里として賑わっている状況は、山村の活性化の良い事例となりそうだ。なお、敬老すべき我が両親もちょっとした温泉旅行に別途行っているのである。
 
 16日は9時から決算審査特別委員会が開催される。午前中は決算に関係した現地調査と言うことで雨の中、下記の6箇所の視察を行った。

小櫃堰公園指定管理:都市部

消防団4分団4部詰所改築:消防本部

久津間保育園改修:福祉部

吾妻排水路整備:土木部

第一中学耐震補強:教育部

アクアビル・市民活動支援:経済部
 午後から市役所会議室での書類審査に入る。委員以外にも橋口、白坂
 高橋(て)、鶴岡、篠崎、私の6名が傍聴に参加している。議会が活性化していると職員にも感じてもらえているだろうか。なお、この日は歳入歳出の相対的事項、分担金などのように歳出と一緒に審議することが望ましい事項を除いた歳入(市税や地方譲与税、地方交付税等)、歳出のうち、議会費、総務費の審議を行った。
 
 財政調整資金の推移と今後の方針、県内36市で24位になる市税徴収率の改善対策、特別とん譲与税の君津市や富津市との案分比率の見直し、ふるさと納税に対する取組、防犯灯や市の共用車の状況、ホストコンピュータの更新方針、西口再開発ビル(アクアビル)の今後など多くの視点から議論が交わされ、決算書全285頁中81頁までの審議が終わった。同期議員である国吉、斉藤両委員も事前に資料を深く読み込んでいることが解る質問で、議会中の休会時間が活用されている事が良く解る。次回以降で審査特別委員会に私が選ばれたときの励みになる。
 初日の審議は予定時間を超過した6時30分まで掛かった。この夜にあった通夜に若干遅刻して出席することになった。
 
 17日は10時から前日に続いて書類審査を行う。前日と同じ議員が傍聴に参加している。午前中には民生費と国民健康保険・介護保険両特別会計の審議を行い、午後から衛生費、労働費、農林水産費、土木費の一部、災害復旧費と老人保健・公設地方卸売市場両特別会計の審議が行われた。
 
 公立保育園の保育料未納問題や民営化への対応、生活保護費の適正化、国保未納者世帯の義務教育生徒への資格証交付、ゴミ溶融炉の稼働率向上方法、火葬場の設備更新、農道(赤道)の市道編入、市民活動支援事業の予算執行と効果、土木工事設計の委託と直営の問題など多くの視点から議論が交わされ、決算書全285頁中82頁から123頁目までと150頁から151頁及び159頁から239頁の審議が終わった。
 保育園の未納金が2282万円も有ることや西口地区空き店舗補助事業が東口の店舗に支援されていることなど色々考えさせられる事の多い審議であり、聞いているだけでもためになる。2日目の審議は午後7時から富来田地区の土砂採取問題の会議に出席する委員が複数居たこともあり5時20分で終了した。
 
 18日も10時から書類審査を行う。白坂 高橋(て)、鶴岡、篠崎、私の5名が3日間を通じて傍聴に参加していおり、鶴岡議員の発案でこの夜に傍聴議員懇親会を行うことを決める。それはさておき午前中には土木費の残り、消防費、教育費、公債費、諸支出金、予備費と公共下水道・駐車場両特別会計、水道事業会計の審議が行われた。
 
 千束台土地区画整理組合の都市計画道路草敷潮見線を県道木更津末吉泉BPとして整備する方法、街区公園の地元管理に対する費用や責任、持ち家奨励制度の成果の検証、西口駐車場料金の設定変更、消防署による共済組合不祥事への対応、外国語補助講師の委託における資質の問題、公民館使用料の検討、図書館の指定管理、水道の石綿管や鉛管の更新期間など、様々な議論が交わされ、別冊である水道事業会計を含んだ決算書の全ての審議が終わったのは4時20分であった。決算審査特別委員会の皆様も、黙って(?)聞いていた傍聴議員も執行部の皆様も、本当にお疲れさまでした。
 この夜には傍聴議員で会派を越えた意見交換を行い、議論に出なかった様々な問題についてそれぞれの視点から深い意見交換を行った。3月の予算委員会の場で続きを話しましょう、という所である。
 
 19日は雑用を済ませた後、夜は地元の会合に出席する。台風も通過する中で2次会にも出席し、前日に続いて気持ちの良い情報交換を行ってきた。その結果、20日は休養日になってしまうのだった。
  
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2008年9月下旬の記録