72.3月下旬の活動記録
 20日の春分の日に千葉県議会議員木更津選挙区の補欠選挙の告示があり、出陣式に出席してくる。早朝は曇りで済んでいたが出陣式のセレモニーが近くなってくると土砂降りになる。この雨では出陣式参加者だけでなく掲示板にポスターを貼っている人達も大変だと思う。幸い多少雨も弱くなり、無事に式典も終わる。午後からは太陽も見えてきた。これで知事選と会わせて木更津市ではダブル選挙が進むことになる。
 
 雨の上がった午後には地域に書類配布をして歩きながら年度末の役員交代等の打合せを行ってくる。
 
 21日は天気も良くアクアラインも片道千円に成った2日目だから地元で購入できない山用品を買いに対岸に渡りながら、運動不足解消に
仏果山に登山してきた。帰路にアクアラインを抜けたら橋の上は大渋滞中だった。流れが逆方向だから私は助かるが、せっかく来てくれた人達が『房総は渋滞するので懲り懲りだ』と思わない事を願う。
 
 22日は真舟自治会が主催した都市計画道路大久保真舟線の開通式に一般市民として参加する。日曜日だが多くの職員が出勤して会場整理に当たっている。9時になると周辺の住民が百名以上集まり式典や歩き初め、安全祈願などが行われた。しかし会場には報道関係者が見あたらず、半端さが残念であった。
 
 23日は議会最終日である。平成20年度補正に関する案件は既に議決済みであるため、この日は平成21年度関連議案の予算関連9議案と条例の制定1議案、条例の一部改正9議案の合わせて19議案の採決となる。総務・経済環境・教育民生・予算審査の各委員長より委員会付託事項の報告が行われ、質疑・討論の後採決され、全ての議案が採択された。続いて選挙管理委員会委員と補充員の選挙が行われ、執行部提案人事を全会一致で承認した。
 ここで執行部から追加上程が行われたため一時休会となり議事運営委員会が開催され、下記議案の審議が行われることになった。
区分 番号 内容(件名とは異なる) 関係部 担当委員会
21年度 議案34 水道事業の設置に関する条例の一部改正 水道
 これは現在水道事業の代表者として事業管理者を置いているものを、市長が4月1日から兼任するように改めるものである。これにより最盛期には7人居た常勤特別職(市長、助役2名、収入役、教育長、常勤監査役、水道事業管理者)が3名(市長、副市長、教育長)にまで減少となるもので有る。人件費の削減にはなるが、市長の責務が一層大変になるものである。
 追加議案の採択で3月議会が終了し、直ぐさま議員全員協議会が開催され、下記4件の報告が行われた。基本的にはそれぞれの委員会で報告があったものを議員全員に伝えるものである。
No 内容 担当
1 使用平成21年度 組織改定 企画部
2 使用料・手数料及び補助金・負担金の見直し 企画部
3 平成21年度地方税法の一部改正に伴う市税条例の一部改正 財務部
4 江川総合運動場拡張事業 教育部
 議員全員協議会が終了し、昼食を挟んで議会広報委員会が開始された。この日まで委員長は白坂議員が勤めていたが、高橋浩議員の辞職に伴い本議会冒頭から総務常任委員会委員長となっていたため、兼務を解消するために辞任届が出され、委員会審議の結果、副委員長である私が委員長に昇格し、副委員長には高校の先輩である篠崎議員を委員長指名でお願いした。その後、5月の議会広報紙作成に向けて編集会議が行われ、大まかな構成を決定した。
 この夜には議会終了と年度末を兼ねて市役所幹部職員と議員による情報交換会が行われ、そこで部長級からは6名の退職が行われる事を知り今までの慰労を行った。
 
 24日は大安吉日という事もあり、学校給食センターの竣工記念式が開催され、全ての議員にも現場見学と給食の試食会を兼ねた案内状が届いていたので出席する。テントの中での式典と玄関前でのテープカット及びくす玉割りなど、2日前の道路開通式に比べると遙かに華やかな式典が行われ、その後見学通路からの施設見学及び会議室での給食試食が行われた。
 この日の午後はWBCの決勝に釘付けと成った後、午後3時に開通となった大久保真舟線を通って羽鳥野のODOYAまでお茶を買いに行ってみると通行車両も多く、おまけに早速始まった日本WBC連覇セールのためかODOYAではレジに長い列が出来ていた。波岡地区での交通の流れが変わった日であった。
 
 25日は会派室のパソコンが古く、遅くなっていたので更新したものを設定しながら立ち上げる。2台も有るので、一人では苦痛になり斉藤議員を応援に呼ぶが、再起動CDRを作ったりする事に結構時間を費やしてしまい、夕方まで市役所に缶詰となってしまった。
 
 26日は朝から県議選の応援で市役所前に駆けつけ、そのまま午前中に選挙事務所の当番を行い、午後から家に帰り雑用を片付け、ホームページの更新などを行う。夕方も事務所に顔を出し、その後は知人と打合せを兼ねて夕食を取る。
 
 27日も朝から中村よし子選挙事務所に行き午前中の当番を行い、昼から江川海岸の海の家に行き、翌日から始まる潮干狩りに向けた話をしてきて、夕方には地元で選挙応援演説を行い、その後金田での応援演説にも状況を見に行く。選挙も終盤になり、少しは盛り上がりを見せて来たようだ。
 
 28日は我が家から見える海上自衛隊まで自転車で乗り付け木更津基地開設記念行事に出席する。基地対策特別委員会の副委員長と言うことでなく地元議員として呼ばれたようで、案内状は『木更津市議会議員 近藤富男様』と成っていたところはご愛敬だろう。例年ならこの行事は「観桜会」と呼ばれているが、今回の案内状には記載がなかった。そのためか桜はまだ蕾のままだった。
 次いで岩根若木会が主催し岩根4丁目が共催する第6回桜祭りに出席する。道路を通行止めにして舞台を作り、演芸等の披露を行う地域の力には深く敬意を払い、このような行事が続くことを願うものである。
 午後3時に知人の所で打合せを行い、一度家に帰り犬の散歩を済ませてから木更津駅東口に駆けつけ選挙応援の立会を行う。選挙戦も本日で終了である。
 
 29日は10時半から西山区の総会に出席する。区の内規で役員の任期が2年であり、今までの田村区長を始めとする役員のほぼ全てが退き新たに高橋区長を始めとする新役員体勢での運営が始まることになる。これまでの役員の皆様へは慰労と、新役員には協力して地域を良くしていこうと誓う。総会からの帰路で巌根西公民館に寄り投票を済まる。
 夕方は家族サービスで両親を連れマザー牧場へ行き菜の花の香りに包まれながら食事と花火を楽しんで来る。この日から君津PAでスマートインターの運用も始まっていたが、流石に地元なので一般道で往復し使用しなかったが、マザー牧場にとってはとても便利になったであろう。
 帰宅して風呂に浸かり、夜から中村事務所で開票を見守るが、予期していなかった結果に戸惑いながら帰宅する。
 
 30日は午前中にHPを更新し、昼から農協本店で行われる総代会に出席する。来賓は例年と違って弁護士事務所などが並び、変な緊張感が漂っている。進行が進むと想像通り『不良債権に関する特別決議』について複数の総代から意見が寄せられた。農協だけでなく市の土地開発公社問題など、バブル期の損失をどの様に解決していくか、木更津ではまだまだ厳しい道のりが続いていると思われた。
 総代会後は市役所に行き、金田東の進出企業について、組合員や都市計画審議員に提示した情報を聞き取る。食品スーパーの潟xイシアとホームセンターの潟Jインズという、どちらも群馬県前橋市に本部を持つ同じベイシアグループの契約が決まったそうだ。個人的には『いせや』と言われた方が群馬大学時代のイメージが涌く。ともあれ詳しくは建設常任委員会委員宛に連絡するとの事であった。
 
 31日は年度末であるが時間が取れるので、春だけ館山寄港をしている東海汽船の高速船に乗って日帰りで伊豆大島の三原山歩きを行ってきた。館山港16:20でも木更津で17:30から行われる会合への出席も可能になっているのだから高速道路網は有り難い。 
 
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2009年4月上旬の記録