79.6月中旬の活動記録
9日から本会議が再開され、個人質問が始まる。議場に配布された資料の中に広報委員会の開催を告げる文章も有ったが、自分の名前で出る公式文章は何か気恥ずかしい。でも、そのうちに慣れるだろうとも思う。
今回の議会における質問者は10名なので、2日間で終了する日程である。荻野議長と岡田副議長にとっては初仕事になるので緊張感も伝わってくる。それでは今回も私の印象に残った内容を簡潔に書くことにする。正確な応対を知りたい方は数ヶ月後にアップされる議会の議事録をご覧頂きたい。
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共産党 佐藤多美男議員
アクア木更津の管理会社であった日本総合企画は8月17日までに再生計画書を提出するので、西口ビルの今後についてはその計画書を検討の上、今後の対応が図られる事になる。ビルの将来についてはオープンな場で議論していきたいという回答があった。
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F未来 鶴岡大治議員
金田事業について、市の都市部が平成20年に試算した税収効果は、完成後の20年間で44億円となるという回答があった。都市化の速度や地価の状況、進出企業の固定資産など前提条件によって結果が大きく代わるが、いずれにしろ20年程度では投資効果を回収できないのだなと思った。
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共産党 山形誠子議員
生活保護申請から支給まで時間が掛かるので、その間の資金貸与として福祉協議会に木更津市善意銀行があり、平成20年度には32件で65万円の貸付がされている事や、6月19日から7月8日まで南房総教育事務所で教科書の展示を行う事を知った。自虐的教科書とかを見に行こうと思う。
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公明党 住ノ江雄次議員
平成20年度の火災89件の内、35件が枯れ草火災であった。空地雑草条例の制定を住ノ江議員が提案して5年9ヶ月が経過しているが検討するの回答ばかりで未だに制定に至っていない。ただ、条例を持つ市より木更津市の方が処理率が高いという事実もある。条例という明文化か、実務的な運用か悩ましいところではある。
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新栄会代表 白坂英義議員
独り暮らし高齢者緊急通報装置は5月末現在で254人が使用しており昨年は1928件の通報が入ったが消防を要請したのはその内の19件だけであり、多くは健康相談などの様に委託会社の対応で済んでいる。また、今まではNTTのアナログ回線だけしか設置できなかった物が先月よりデジタル回線でも使用可能になったと回答があった。普及が広がることを願う話である。
10日も5名が質問に立つ。この日が私の質問であり、朝も新聞記事などを見て原稿に手を入れてから市役所に行く。
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元気力 高橋てる子議員
個人情報の保護が行きすぎて行政運営の障害になっているのでは、という問に対し、本人以外に情報を与えることが明らかに本人にとって利益となる場合は運用上の見直し行って解決するという様な回答が有った。清水教授の専門委員も7期目に入っていると聞くと昔携わっていた頃が懐かしく思い出される。
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正栄会 大野俊幸議員
都市計画道路について、長期に渡り着手していない路線については必要性の検証を行い、将来的には見直しが必要だという回答があった。ちなみに未着手は12路線で、そのうち5路線は金田事業内のものだから実質的に7路線が未着手で、また改良率30%以下も4路線がある。
午前中の2名が終わり昼食となる。昼休みを利用して議場の雰囲気を取りに行く。机の上には斉藤議員と私の資料が既に置かれていた。また斉藤議員の質問を聴くための傍聴者も続々と入ってくる。私の質問の前には帰ってしまうのだろうな・・・と思う。
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F未来 斉藤高根議員
金田事業内の将来人口は東西合わせて19,500人で、現在の4,200人と合わせて23,700人が住む見込みなので、小学生は約1,310人と求められる。実際には都市化が100%に成るのは先の話なので現在の想定値は小学校852人、中学校426人である。岩小より多くなり逆転されるのだな、などと思っていた。
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F未来 近藤忍の記事の内容は省略
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F未来 三上和俊議員
平成18年の消費購買動向指数によると、本市の商圏は四市の30.8万人で、平成13年に本市の吸引力は120%で有ったものが平成18年には127%に上昇している。ただ大型店が3店舗増加して19店舗になった事が理由で、小売店は9.3%減少の1,016店舗、従事する人数も11%減少の7,140人であったと聞くと商店街の衰退が目に見えてくる。
今議会の最後3名が同一会派であり、前日の鶴岡議員を交えた4名で夜には質問の反省会を行った。
11日は議案の大綱質疑と委員会付託が行われる。大綱質疑で佐藤議員が補正予算どの様に反映するか聞くと、3億7024万円の補正については今週中に庁内から提出をうけて今月中を目処に取りまとめ、7月臨時議会で成立させる予定だと回答があった。地域経済を改善させる用途に使用できるよう見守りたいものである。委員会付託を持って議会は24日まで休会に入る。
午後1時からは基地対策特別委員会協議会が開かれる。議題は基地対策関係予算の増額を求める意見書を議長名で衆参両議長及び総理・総務・財務・防衛の各大臣に提出する事を委員会発議する事である。
財務部長の説明によると、本市の自衛隊基地の資産台帳価額は平成20年度で262億円有り、固定資産税仮算定を行うと3億7375万7千円になるのであるが、実際に交付されている額は2億0432万9千円で、交付金比率は54.67%に過ぎないという事である。民間企業で有れば固定資産とともに法人市民税も納めるのだから、自衛隊は自治体財政にはあまり寄与しないことが解る。よって増額を求めることは賛成である。さらに木更津は長いこと周辺環境整備事業を受けていなかったので来年度から江川総合運動公園の拡張事業が行われることを願うのである。
12日から15日までは休会中で、委員会等の公式行事もない。地元では岩根小学校の運動会の案内状が届いているが欠席の連絡を入れさせて貰い、台湾の花蓮市に行き青年会議所姉妹締結40周年となる
姉妹会議に出席
する。そのためこの数日は日程がかなり厳しくなるのだった。
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2009年6月下旬の記録