98.12月下旬の活動記録
 16日は12月定例議会の最終日である。10時から審議が始まり、委員会付託案件の審議結果を各委員長から報告があり、質疑・討論の後、採決された。執行部提案案件は全て可決、陳情案件は委員会審議の通り子どもの医療費無料制度早期実現の意見書の件だけが可決され、他の2件は国で制度変更中と言うこともあり否決された。ついで、人事案件のため委員会付託されなかった議案第74号の採決が行われ全会一致で可決された。ここで議会が休会となり、議会運営委員会が開催され、下記の追加議案が上程される。
番号 内容(件名とは異なる) 関係部
議案83 一般会計補正予算(第5号) 財務・土木
発議05 子どもの医療費無料制度の早期実現を求める意見書 -
発議06 市議会議員の議員報酬等に関する条例の一部改正 -
 議案83号は、吾妻排水路整備工事が進入路確保のための用地交渉で着手が遅れ、今年度中に完了することが困難に成ったので翌年度に繰り越すものであるが、何故12月議会の当初に上程されなかったか、とか学校耐震工事等の繰り越しも多い中で本案件だけの手続きをするのは何故かとか気になることは有るが、否決する案件では無いので可決に回り、全会一致で採択された。
 発議05号は陳情06号の可決に伴い、総理大臣等に議会として意見書を出すための発議で、これも全会一致で可決。発議06号は木更津市議会における費用弁償を廃止しようとするものである。費用弁償は、県内33市中で本市を含む8市だけが支給している制度で、一部の市民団体からは給与の二重取りと評判が悪い制度である。8市(市川市・木更津市・袖ケ浦市・印西市・いすみ市・市原市・南房総市・山武市)のうち、袖ケ浦といすみは来年4月より廃止になる予定である。なお、君津市と富津市は30円/kmとして距離に応じた車代を別途支給している。財政の厳しい本市では議員自ら姿勢を示すことは重要なので、来年元旦から廃止とする案を全員一致で可決した。
 以上の件が可決され、本会議が終了となり、直ぐさま議員全員協議会が下記の議案で行われた。
番号 内容 関係部
1 市民会館レストランの使用許可審査等基準について 総務
2 次期行政改革プラン(素案)ついて 企画
3 次世代育成支援行動計画(後期計画)案について 福祉
4 定額給付金及び子育て応援特別手当の給付結果について 経済
5 アクア木更津の11月27日以降の動向について 経済
6 消防指令センターの共同運用について 消防
 相変わらず全員協議会と言いながら協議が無い報告の場であったが、アクア木更津の入札が今月28日に実施される事など、議員として知っておくべき情報は多くあった。
 昼食後、午後1時から広報委員会編集会議を開催する。紙面の構成や記事の内容、本年度決算の見込み、翌年度の広報予算の概要等について1時間ほど議論を交わす。広報誌は年末の25日と年明けの8日に編集会議を開き、21日に決定して2月1日発行の予定である。写真は斉藤議員が撮影したものを送ってもらった。
 帰宅して所用を済ませ、夜には会派の忘年会を行う。この夜から連続する事が解っていても、初日から痛飲してしまった。
  
 17日は前日の影響で午前中は体調が悪かったが昼前に回復し、午後から『木更津市立小中学校適正規模等審議会』の傍聴を行う。傍聴者は私一人だけであった。西清小と三中、東清小と南清小、波岡小、請西小と二中の学区の問題について真摯な議論が交わされている姿を見て、年度末の中間答申が楽しみになると同時に、学校の新設や移転等の予算の問題や統合による地域からの反発など、政治側の覚悟も必要だと覚悟した。
 夜は議会野球部の納会に出席し、程々に飲んでタクシーで帰宅した。
 
 18日は午前中に市内で所用を済ませ、昼から知人と情報交換を行い、夕方には『岩根4丁目防犯パトロール隊表彰を祝う会』に出席する。
 
 これは6年間に渡る防犯活動が認められ、この秋に文部科学大臣表彰と千葉県知事表彰を受けたことを祝うため、岩根西地区の区長会等が中心になって企画したものであり、改めて地元の地域力の強さを実感してきた。
 
 19日は市役所で入手してきた膨大なデータ入力を行い、HPの更新を行うとともに、雑用を一つずつ片づけ、夕方は例によって忘年会に出席する。ただ、この日は自転車を趣味にする集まりである内房レーシングチームの忘年会だったので、気も楽に出席して楽しんできた。ただ、翌日が早起きの予定だったので1次会で軽く帰ったのが申し訳なかった。
 
 20日は連日続く忘年会等の飲み会の谷間の日なので、たっぷりと体を動かすことにしていた。5時半に起床して
足和田山、竜ヶ岳の2峰で累積標高差約千mを登り、富士天神山でスキーの初滑りを楽しみ、温泉に浸かって午後9時半に帰宅する充実した時間を過ごした。
 
 21日は午前中に登山関係のHPの作成や内業を済ませ、昼から市内で所用を済ませて市役所に行き、議会事務局等で様々な打ち合わせを済ませて帰宅。自宅に付く前に江川海岸に行き冬至間近な日没を見る。
 
 その後、前日の分も犬を散歩させ、夜から飲み会に出かけた。形式の無い会合は気楽で楽しいものである。
 
 22日は年間の報告書を作成しするとともに、夕方から市役所に行き広報委員会編集会議に向けた打ち合わせを議会事務局と行ってくる。
 夜には市民まちづくり塾自然Grの活動10周年企画を打ち合わせながらの合宿忘年会を行うために乗合で白浜に行く。熱の入った議論を行うことが出来たが、同日に行われた岩小百周年実行委員会の解散式に出れなかったことが残念である。
 
 23日は午前中に白浜から帰り、雑務や内業を済ませてから万石区の忘年会に出席する。地域の方々と快速停止や金田開発など、様々な問題の意見交換が出来、ほぼ1週間続いた忘年会の一区切りを飾るに相応しい会となった。
 
 24日は日中に内業や年末の挨拶回りなどを行い、日没後に最近人気が高いと言われる東京ドイツ村のイルミネーションを見に行く。クリスマスイブと言うこともあり多くの人手で賑わっており、すっかり地元の観光地として定着したように感じられた。 
 
 25日は10時から議会広報委員会の編集会議が行われ、市民の視点に立った記事を目指し、1時間半を越える議論を行ってくる。年末になりアクア木更津の売却や金田東の企業進出等、様々な変化が木更津に訪れているが、来週月曜日で市役所は仕事納めなので、多くの報告が年を越しそうである。
 
 26日は書類整理作業の傍らで年賀状作成作業を進める。簡単に終わると見ていたのだが、プリンターの設定やインクの交換などをしていると、意外に一日仕事になってしまった。
 夕方からは渡辺後援会青年部主催の忘年会に出席する。その会場で1月3日折り込み予定の会派会報を披露することになるが、結構評判がよい。
 翌日の日曜日は遠出を考えていたので早めに帰宅する予定であったが、結局いつものように遅くなってしまった。
 
 27日は民主党政権になって話題を集めている八ツ場ダムの進捗状況を見に行く。八ツ場ダムの周辺は橋梁のテーマパークのようで、単純なトラスやPC箱桁橋だけでなく最新のエクストラドーズド橋等も試験的に使用しており、国道145号線バイパスと関連道路整備が進んで後には天草5橋のように、良い観光地に成るかもしれない。
 広報施設である「やんば館」で図面等を見ると、過度に高規格な県道計画なども有り、過去の経緯も解らないではないが見直しが必要であることは実感できる。この日はダム現場の見学ついでに近くにある岩櫃山の登山も行い、大学の友人と懇親を深めてくる。
 
 28日は午前中に帰宅し、昼から市役所に行ってアクア木更津の入札状況と金田東の進出企業について情報を入手し、その後は年末の挨拶参りを行う。市役所で入手した情報は大きなニュースであるが、新聞が公開した後に記載することにしたい。
 
 29日は年末の挨拶参りの傍らで、部屋の片づけやホームページの更新を行い、夕方から青年会議所時代の友人と今年最後の忘年会を行う。会場になったお店にはご迷惑をおかけしました。
 
 30日も資料整理や部屋の片づけ、大掃除で夕方まで事務所に缶詰となる。日没時間に犬の散歩をすませ、夜には愛媛県宇和島市で短大の講師をしている友人が帰郷しているので、近くの食堂で食事会を行った。
 
 31日は午前中にHPの更新や荷物整理を行い、午後から初日の出を向かえる旅に出た。2009年の最後の夕日をダイヤモンド富士として見ようと埼玉県吉川町に有る玉葉橋北側の江戸川堤防上で見たが、日没位置は少し北側にずれていた。事前調査は重要だと年末に思っていた。
 
 
 →
2010年1月上旬の記録