68.11月中旬の活動記録
 11日は小雨の中で朝9時から万石の排水路整備の立会に同席する。排水路の洗掘によって農道の崩壊が危惧されている場所で、9月補正で予算付けがされたものであるが、今回の額だけでは緊急に補修を要する場所しか対応できない。農林費の全体的な少なさも気になる。
 立会終了後に市役所に行き、11時から会派会議を開いて7日に行われた代表者会議の説明と供に12月議会における一般質問で項目が重複しないように会派羅針盤の中での質問項目の確認会議を行う。1時間で終了せず、昼食を取りながら会議を続ける。
 12時40分には借り上げたバスに乗っていすみ市文化会館まで行き県南12市議長会の議員研修に出席する。講演は金丸弘美氏による『地域ブランドづくりによる地域再生』であったが、内子・馬路・今治等の事例紹介も面白く、伊賀市の
モクモク手作りファームなどは見てみたいと思った。
 
 12日は朝から矢那川公園に行き
矢那川の彼岸花移植活動の準備を始める。10時から第一中・第二中・太田中の生徒と関係者・スタッフ等総勢約160名で開会セレモニーを始め、その後は各学校区に分かれて作業を行い、豚汁を食べ解散した。都市部と環境部の協力で今年も順調に終了した。
 自宅に帰り、自宅の所要や九州登山ツアーの記録整理等を行い、早めに入浴を済ませて東北山田支援の準備を行い、夜9時に木更津商工会議所に着く。翌日には消防発足60周年式典と第6回木更津市民会館フェスティバル、さらに農協祭等も有るが全て欠席で岩手に向かうので有る。当初参加者は9人の予定であったので永原議員よりVOXYを借りたが人数が7人に減ったために使用せず、1台の車に乗り合わせて北に向かった。車の中では自分の当番に成るまで仮眠を続けた。
 
 13日は朝4時半に前沢SAからハンドルを握り夜明け前の霧煙る国道を釜石まで運転する。そこで運転を代わり、山田町災害ボランティアセンターに着いたら登録を済ませて資材を積み、茨城からの参加者2人を加えた9人で町内にある個人宅の敷地の片付けを実施する。
 津波と火災の双方で被災した山田の街にもスーパーマーケットが復活するなど賑わいが生じているが、個人住宅の建築は都市計画の関係もあって進んでいない。作業をしている横を通り過ぎる中学生の感謝の声が気持ちよい。彼らが大きくなったときに何か有れば、今度は積極的に支援する側に回ることだろう。その様な絆造りに今があると思い活動する。
 9人が実働約5時間で土嚢袋450個を造ったという作業は、予想外に腰にダメージを与え、帰路には東和温泉で暖めたが疲労が残った。帰路は阿武隈PAから羽生PAまでの高速区間だけを運転し、木更津での解散は午前1時半であった。
 
 14日は腰に張りを感じながら起床し、午前中に事務所で仕事の片付けを済ませ、午後から市役所で議会質問に向けた調整を行い、その後、各所で情報収集を行いながら各部を回り、帰宅する。夜は翌日からの視察の準備を行いながらHPの更新を行った。
 
 15日は朝7時半に木更津駅に集合し、議会運営委員会の行政視察に出発する。特急から新幹線を乗り継ぎ京都駅からバスで宇治市役所に着いたのは午後1時半であった。
1.京都府宇治市
 市制施行 昭和26年3月1日
 人口 193,264人(平成23年4月1日現在)
 面積 67.55km2
 平成23年度一般会計予算額 609億円
 財政力指数 0.860 (平成22年度)
 視察項目 議会運営について
 宇治市議会は議会基本条例を本年3月に制定するとともに、議会閉会中にも活発に常任委員会を開催し、補正予算は負託せず本会議で直接審議している事などが特色である。議会基本条例に反問権は付与されていなし自治基本条例も制定されていないという事であるが議員提出案件も数多く提出・可決させているなど積極的な議会のようだ。常任委員会の回数が多いのは計画の素案段階から当局が委員会に報告するという制度が監修になっている事が理由のようで積極的に委員長が徴集している訳では無さそうだ。他には決算委員会も議員の1/2で9月議会終了後から12月議会開始までに7日間かけて審議することや委員会主催による年1回の研修会の実施、議会の行政視察に事務局以外の職員が同行している点が参考になった。それにしてもお茶が美味かった。
 宇治市は平等院などの観光要素も多そうなのに「市民環境部」が経済や観光も行っているという組織構成にも気になることが有ったがそれは視察対象でないので聞かなかった。個人的には京都周辺や箱根周辺のように黙っていても客が多く来る観光地は高い料金と低いサービスを味わうことに成るのであまり好きではないが、特に対策を立てなくても人が来るので市も観光に力を割いていないのかもしれない。
 この日の宿泊は京都である。青年会議所在籍中に会議で訪れて以来の京都の夜であるが、昔のように祇園・木屋町・先斗町に立ち寄ることが無かったのが残念でもある。
 
 16日は京都から大原を経由して滋賀県に抜け、琵琶湖大橋を渡った先の守山市で午後から視察である。
2.滋賀県守山市
 市制施行 昭和45年7月1日
 人口 77,942人(平成23年4月1日現在)
 面積 55.73km2(内10.55km2は琵琶湖)
 平成23年度一般会計予算 227億4千万円
 財政力指数 0.887 (平成22年度)
 視察項目 議会運営について
 守山市議会は昨年12月に議会基本条例と政治倫理条例を制定している。議会基本条例には反問権を明記してあるが昨日の宇治市より簡素な文章である。立命館大学の上子教授というアドバイザーが居たようだが議員が積極的に内容を審査し、全会一致によって決定したようだ。議員の構成も宇治市が共産党・民主党・自民党が各6名、公明党が5名、社会党系3名で残る2名が無会派という政党色が強い構成であるのに対し、守山市では共産党・公明党が各2名、自民党が1名で残る17名が保守系無会派から成るように構成要素が大きく変わるところであるが、政党色に関係なく、議会の在り方をどうするか、という点で両方の市議会とも前向きな会議を繰り返して来たことがこの結果に繋がったようだ。
 倫理規定の運用に当たっては、議員と自治会長の兼務禁止などで細部の申し合わせに苦慮しているようであるが、有権者の1%の請求で審査会が行われる事など、木更津市の申し合わせ事項より実効性の高い制度であることにも驚かされた。
 2日続けてインターネット中継の経費を聞いたが、双方とも百万円程度で行っており、自分が委員長の時に事務局で取った見積もりより安価であることも確認した。会議が終わる頃には夕日も比叡山の麓に沈み、市内のホテルに移動したが、市街地より遙かに離れた琵琶湖畔の宿であり、外出することなく健全な夜を過ごすことになってしまった。
 
 17日は新幹線米原駅に向かう道すがら、街並み整備の先進事例である近江八幡市と彦根市を見学する。滋賀県下には他にも長浜市の北国街道の街並みのように集客力の高い場所が増えている。街並みという財産を活かすアイディアマンが滋賀県庁に居るのか、近江商人の才覚なのかは解らない。
 
 18日は視察中やその前の度重なる旅の間に溜まった仕事を片づけ、昼休み中にHPの更新を行うつもりが午後2時を回り、それから市役所に行くことになった。数ヶ所で打合せを行っている内に日が沈み、夕方より少し早めの有志による忘年会に出席した。
 
 19日は10時から西山公会堂で地域住民の会議に同席し、今までの経過や解決して貰いたい諸要望を聞く。当初予定ではこの会議後に子どもまつりを見に行くつもりであったが雨天順延になったため、自宅で作業を行っている内に友人が迎えに来て木更津バルに出席する。
 朝からの雨に強風が加わり始め、屋外で予定されていた開会セレモニーは室内に変更になっていた。市長・副市長を始め市職員も多く見れたが議員で列席していたのは私だけのようであった。5件で食べて飲んでから、前日と別のメンバーでの連日になる忘年会に出席して深夜のタクシーで帰宅した。
 
 20日は前日の突風の影響で自衛隊の足場が倒れているところを見ながら市内に出かけて所用を済ませ、午後から地域で多くの人に会って様々な要望を聞いたり調整を働いた。夜になってからHPの更新や議会質問の整理を始めたが作業が一区切りしたのは午前2時となり連日の夜更かしになってしまった。
 
 
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2011年11月下旬の記録