19.7月上旬の活動記録
 1日は自宅の仕事を終えてから定点写真を撮影に行く予定であったが雲が厚くて良い写真になりそうも無いと思ったので翌日に先送りし、千葉まで買い物に出かけ夜に帰宅した。
 
 2日は航空自衛隊より来月1日付けで第1補給処を廃して入間の第4補給処の支処となる事の報告を受けながら各種の要望を行った後、定点写真観測のため市内を走り回りながら多くの所要を済ませる。
 木更津駅西口広場の写真を撮影しながら近くにも寄って状況を見ると、バス停の上屋がいくつか完成していた。市もこの日の午後に
バス停の配置図を発表したが、路線バスが多く高速バスは少ない。デザイン的にはモダンな上屋に対し黄色のバス停が立っている姿のミスマッチが気になる。
 午後から岩根西公民館に行き今週末から開始される通学合宿の企画内容を聞く。既に清見台などでは開始されているということで、当地での企画も旨く行って貰いたいものだと願う。帰宅して溜まっていたHPの更新を行った。
 
 3日は仕事と所要を片付けてから市役所に行き、会派視察項目の整理や9月議会に向けた資料収集の打ち合わせを行う。夕方には君津へ行き「かずさマジック」の都市対抗本大会出場壮行会に出席した。四市より大勢の人が激励に集まっている姿は壮観だった。
 東京ドームでの初戦は14日に行われ、そこを勝ち抜くと20日に2戦目が行われる日程であるが、どちらも地域の祭礼にぶつかり応援に行くことが出来ない。21日の準々決勝は見れるので勝ち進むことを願う。
 
 4日は参議院議員選挙の公示日であり、自民党の石井準一陣営と豊田俊郎陣営の双方から案内が届いていた中、新人候補となる豊田俊郎候補の出陣式に参列するため朝から千葉市まで出かけた。国会のねじれを解消せねば政治の空転が続く。そのため、2人の自民党候補の勝利を願うのである。
 自宅に帰って一仕事を片付けてから市役所に行き、午後3時から庁舎整備特別委員会の正副委員長と事務局で翌週月曜日の視察について打ち合わせを行う。終了後、都市整備部や教育部などで打ち合わせを済ませて帰宅し、午後6時を過ぎてから犬の散歩に出かけた。
  
 岩根西公民館前に設置されているポスター掲示板には9候補のうち、太田・渡辺両候補のポスターがまだ貼られていなかった。
 
 5日は朝から梅雨の最後を告げるような風雨が振る中、鴨川に出かけた。近くを通ったので久しぶりに大山千枚田に立ち寄ってみた。翌日にイベントを行うということで、雑草も綺麗に刈り払われ、美しい緑が広がっていた。そこで考えさせられたことは
最近思う事に記載する。
 
 6日は朝8時から江川区役員と用水路の清掃作業を行い、午後からは岩根西公民館で開催されるタウンミーティングに出席する。巖根駅のバリアフリー化とか木更津西口活性化のために大型駐車場を備えた観光センターを設ける等の参考になる意見もあり私も勉強になった。
 
 7日は午前中に市内で所要を済ませ、午後から岩根西公民館で開催される通学合宿の開校式に臨席する。清見台や桜井では既に10回を越える開催経験があるようだが、岩根では始めての経験である。10名の子供達のために多くのスタッフが携わっており、JC時代に行ったわんぱく探検隊等を思い出して懐かしくもなった。夜のセミナーも見に行ったが、初日の子供達はとても楽しそうにしていた。
 
 8日は農協の新任非常勤役員研修が千葉で行われる日であるが議会活動を優先し、朝7時より庁舎整備特別委員会の行政視察に出かける。参加議員は17名で、借り上げバスで2箇所を日帰りで視察する行程であり、副委員長としては進行を司る事となる。晴天の中、中央自動車道で八王子まで行き、最初の視察地である福生市役所に入る。
1.東京都福生市
 市制施行 昭和45年7月1日
 人口 59,055人(平成25年4月1日現在)
 面積 10.24km2
 平成25年度一般会計予算額 217億3千万円
 財政力指数 0.74 (平成23年度)
 視察項目 『市庁舎建設事業』について
 平成20年4月に供用を開始した福生市役所は、地上5階地下1階で、延床面積10,229u、事業費38.28億円の規模である。1階に広大な空間を市民窓口機能として設け、それ以外は近隣への通風や日照の関係から南北2つの棟で構成されている。
 2階から斜めに広がる人工地盤や角に曲線を取り入れた建築物のデザインは優れており、建築関係者の視察は多いらしいが、機能としては議会中に第1棟から議会のある北側の第2棟へ移動してきた執行部の方々が執務に戻り難いとか複数階の議会機能などで支障が生じているようである。
 コンパクトな市域のためか駐車場は76台と少なく、商店街に近接しているため売店や食堂の機能は設けていないという事である。建設には昭和47年より積み立てた280億円強の基金を活用することで一般会計からの支出が無かった事とか、建設は大手と地元企業のJVを条件にした事、各階にオストメイト対応のトイレを設けるなど、勉強になることは多かった。暑い日差しの中で現場を確認したら昼食を取り、急いで次の視察先である町田市へ移動する。
 
2.東京都町田市
 市制施行 昭和33年2月1日
 人口 426,205人(平成25年4月1日現在)
 面積 71.64km2
 平成25年度一般会計予算額 1,316億5千万円
 財政力指数 1.03 (平成23年度)
 視察項目 『市庁舎建設事業』について
 平成24年7月に供用を開始した町田市役所は、地上10階地下1階で、延床面積41,510uの庁舎と4,146uの立体駐車場から成っている。事業費は合計で148.64億円である。1階に大きな吹き抜け空間を配置し、そこからエスカレータ2基でたどり着いた場所に議場を配置している。
 3階から最上階まで達するアトリウムを換気に用いるとか、屋上に緊急救助用のスペースを配置するなど、大規模な建築物としての多様な機能を設定している。議場も新庁舎への移動に併せ電子採決を取り入れたり、委員会をネット配信するための設定を設けるなど、議会も新しくなったようだ。
 地上3階建ての駐車場は195台で、市の職員には駐車場はおろか駐輪場も設けておらず、原則として公共交通での通勤としているとの事であった。売店では地元の名産品を扱うことを条件で出店させており、食堂とカフェの合計席数は190席で、1628人にもなる庁舎の勤務者に対しては不足する大きさである。福生も町田もコンシェルジュによる案内で窓口への誘導を図っているが、町田では市域人口が多くて個別窓口対応のほうが効率的と判断したためか真のワンストップサービスは実現できていないようだった。
 町田市役所を午後4時過ぎに出発しようと駐車場に戻ると、木更津市の中型バスが停まっている。議会の後には市民から成る庁舎整備検討委員会の視察が行われるので、町田市には大変お世話になるのだ。
 
 渋滞した国道16号線から保土ヶ谷バイパスを通り木更津市役所には午後5時半過ぎに帰り着いた。時間調整の後、午後7時から君津文化ホールで行われる石井準一個人演説会に出席する。立ち見も出るほどの満席の中、ねじれ国会を解消させるため自民党の両候補を当選させねばならないと考え、帰ってHPの更新を行った。
 
 9日は午前中に自宅の仕事を片付け、昼から市役所に行き19日の特別委員会資料を入手し、会派室で内容を吟味する。問題点を整理してから自宅に帰り、少し早めに仕事を切り上げ幕張まで野球を見に行った。全席自由かつ麦酒半額の日だったので応援に熱が入ったが試合は引き分けに終わった。
 
 10日は朝のうちに地元の役員さんと話をしてから市役所に向かい、9月議会に向けた資料作成や打合せを開始する。今回は専門的な話題が多くなりそうで担当部局は大変だろうと思う。
 夕方には岩根西公民館に行き通学合宿の閉校式に臨席する。子どもたちが兄弟のようになっている事や、協力してくれたユースボランティアに成長の跡が見えている事に嬉しくなった。
 
 
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2013年7月中旬の記録