41.2月中旬の活動記録 |
11日はまた朝から雪である。建国記念日で祭日ではあるが、自宅の事務仕事を片づけてから、午前中に開設されたばかりの渡辺選挙事務所に顔を出す。諸般の打合せを終える頃には雪も止んだ。自宅に帰って君高の同窓会開催に向けて仕事を行い、夕方から地元の会合に参加した。
12日は議会初日である。市民歌斉唱の後、議会運営委員長の報告、市長の召集挨拶や各委員長による行政視察の報告等の後、下記の案件が上程された。なお、例年で有れば施政方針も示される所であるが、水越市長の勇退が決まっているので、それは新市長が決まってからの臨時議会で行われることに成っているのである。 |
|
番号 |
内容(件名とは異なる) |
関係部 |
担当委員会 |
平
成
25
年
度
関
係 |
議案01 |
一般会計補正予算(第6号) |
財務 |
− |
議案02 |
国民健康保険特別会計補正予算(第3号) |
市民 |
− |
議案03 |
後期高齢者特別会計補正予算(第2号) |
市民 |
− |
議案04 |
介護保険特別会計補正予算(第2号) |
福祉 |
− |
議案05 |
公共下水道特別会計補正予算(第3号) |
都市 |
− |
議案06 |
駐車場事業特別会計補正予算(第1号) |
都市 |
− |
議案07 |
公平委員会委員の選任 |
総務 |
− |
議案08 |
地域の元気臨時交付金基金条例の制定 |
企画 |
− |
議案09 |
産業立地促進条例の一部改正 |
企画 |
− |
議案10 |
原発事故に起因する損害の和解 |
環境 |
− |
議案11 |
公用車の事故に係る損害賠償の額の決定及び和解 |
環境 |
− |
議案12 |
業務委託変更契約の締結(金田東下水道) |
都市 |
− |
平
成
26
年
度
関
係 |
議案13 |
一般会計予算 |
財務 |
予算審議 |
議案14 |
国民健康保険特別会計予算 |
市民 |
予算審議 |
議案15 |
後期高齢者医療特別会計予算 |
市民 |
予算審議 |
議案16 |
介護保険特別会計予算 |
福祉 |
予算審議 |
議案17 |
公設市場特別会計予算 |
経済 |
予算審議 |
議案18 |
公共下水道特別会計予算 |
都市 |
予算審議 |
議案19 |
木更津市基本構想の策定 |
企画 |
総務 |
議案20 |
消防長及び消防署長の資格条例の制定 |
消防 |
総務 |
議案21 |
職員の給与条例の一部改正 |
総務 |
総務 |
議案22 |
特別職で非常勤の報酬等に関する条例の一部改正 |
総務 |
総務 |
議案23 |
特別職で常勤の期末手当に関する条例の一部改正 |
総務 |
総務 |
議案24 |
特別職で常勤の地域手当に関する条例の一部改正 |
総務 |
総務 |
議案25 |
交通遺児福祉基金条例の一部改正 |
福祉 |
教育民生 |
議案26 |
社会教育委員に関する条例の一部改正 |
教育 |
教育民生 |
議案27 |
PFI事業の変更契約の締結(給食センター) |
教育 |
教育民生 |
議案28 |
水道事業会計予算 |
水道 |
予算審議 |
請願01 |
容器リサイクル法を改正する意見書の提出 |
環境 |
経済環境 |
|
この日は上程だけであるが、4常任委員長と議会運営委員会及び3特別委員会の委員長(私も含む)による報告時間が長く、議案の説明が終わると午前は終わっていた。昼食後、合併特別委員会が開催されたので傍聴に行ったが、平成25年度中に四市の会議は7/11,10/31,2/7の3回しか開催されず、多くが現状の確認に充てられていた事に落胆した。もっと行政改革として広域行政の研究を進められないものかと思う。特別委員会は君津市議会と議員間での議論を進めたいという事であるが、その温度差も気になる話である。
夕方は小櫃川さくら祭りの4地区合同打合せを行い、さくら祭りの期間を3月30日から4月13日の2週間に決める等を確認した後、別会場で開催された渡辺芳邦市長選挙第1回選挙対策会議に出席し、会議終了後に激励の写真撮影等を行った。市長選挙も小櫃川にも、双方とも綺麗な桜が咲くことを願うばかりである。
13日は午前中に市役所に行き、平成25年度案件についての質問通告書を議会事務局に提出し、渡辺選挙事務所や市内各所に立ち寄り帰宅した。HPを更新してから農協本店に行き、理事として全体支部長会議に出席した。会議終了後に農政推進協議会が開催され、農業施策について協定を結ぶ事で、渡辺候補を市長選挙で推薦することを決定した。
14日は質問通告の日であるが、例年の通り3月議会での質問を見送る代わり、委員会付託がされない平成25年度議案に関する質問内容の調査を進めるために小雪の中を登庁する。前回の議会で21人が質問した反動か、9時の抽選には4人しか参加せず、午後2時の締め切りでも一般質問は11人に留まっていた。代表質問4人を加えても15人と、久々に少数になった気がした。日程については18日の議会運営委員会で決まることになるが、概ね次の通りだと思う。 |
日時 |
曜日 |
時間 |
項目 |
質問者 |
備考 |
02月18日 |
火 |
09:30 |
委員会 |
− |
議会運営委員会 |
10:00 |
本会議 |
− |
議案第1号〜12号の審議 |
11:30 |
協議会 |
− |
議員全員協議会 |
13:00 |
委員会 |
− |
議員定数等調査特別委員会 |
13:30 |
− |
基地対策特別委員会 |
14:00 |
− |
真舟小学校施設見学 |
02月25日 |
火 |
10:00 |
代表質問 |
三上 和俊 |
自由民主クラブ代表 |
13:10 |
齊藤 高根 |
会派羅針盤代表 |
15:00 |
住ノ江 雄次 |
公明党代表 |
02月26日 |
水 |
10:00 |
大野 俊幸 |
一新の会代表 |
13:10 |
個人質問 |
重城 正義 |
自由民主クラブ |
14:10 |
鈴木 秀子 |
日本共産党 |
15:30 |
田中 紀子 |
市民ネット |
02月27日 |
木 |
10:00 |
宮木 康弘 |
会派羅針盤 |
11:00 |
佐藤 多美男 |
日本共産党 |
13:10 |
白坂 英義 |
新栄会 |
14:10 |
座親 政彦 |
新栄会 |
15:30 |
大村 富良 |
一新の会 |
02月28日 |
金 |
10:00 |
國吉 俊夫 |
一新の会 |
11:00 |
高橋 てる子 |
元気力発電所 |
13:10 |
渡辺 厚子 |
公明党 |
14:10 |
本会議 |
− |
議案の大綱質疑・負託 |
14:40 |
委員会 |
− |
予算審査特別委員会 |
03月03日 |
月 |
10:00 |
委員会 |
− |
経済環境常任委員会 |
13:00 |
− |
総務常任委員会 |
03月04日 |
火 |
10:00 |
− |
建設常任委員会 |
13:00 |
− |
教育民生常任委員会 |
03月05日 |
水 |
10:00 |
− |
予算審査特別委員会 |
03月06日 |
木 |
10:00 |
03月07日 |
金 |
10:00 |
03月14日 |
金 |
10:00 |
本会議 |
− |
第13号以降の議案の審議 |
|
夕方から雪が積もり始める中で帰宅。深夜には道路も真っ白になっていたから土木課の職員を中心に、今夜も除雪が大変だろうと考えた。
15日は朝のうちに雨に変わった重い雪のため、我が家のカーポートが破損。テレビからは関東一円で多くの建築物が壊れ、道路の通行止めと鉄道ダイヤの乱れが続いている事を知る。この交通の乱れで予定が全て中止になり、確定申告の事務処理済ませてしまった。
16日は前日の大荒れが嘘のような快晴の日曜日である。
江川海岸で富士山の撮影を行った後、半月遅れになっていた定点写真を撮影して回り、午後はオリンピックの録画などを見てから東京ベイプラザホテルで開催される『ワイン愛好会』に出席した。優雅な40代最後の夜であった。
17日は確定申告書を提出した後で市役所に行き、翌日の質疑について確認を行うとともに、午後1時半から都市計画審議会に出席する。議案は金田西地区における用途地域や地区計画及び下水道計画の変更と、景観行政に対する取り組みの中間報告であった。議論も色々と出続けておよそ3時間の会議となってしまった。再度打合せの後に帰宅し、夜には近所の知人宅の通夜に出席して、50歳の誕生日を終えた。
18日は朝9時半より議会運営委員会が開催され15人の質問者の日程を決定する。10時からの本会議では平成25年度議案を審議する日程であり、私は事前通告で議案3件に対して質疑を行うことにしていた。通告概要は下表通りである。 |
1 |
議案第1号:平成25年度木更津市一般会計補正予算(第6号) |
@ |
地域の元気臨時交付金の申請事業や翌年度以降の用途 |
A |
原発事故関連損害賠償金の請求額と補償されてない事案 |
B |
企業誘致奨励金で2社が交付要件を満たさなかった要件 |
2 |
議案第9号:木更津市産業立地促進条例の一部を改正する条例 |
@ |
今回の改正による対象企業数及び立地奨励金の予想 |
3 |
議案第12号:業務委託変更契約の締結(金田東下水道) |
@ |
変更契約は精算行為か、都市再生機構との他の契約の有無 |
|
補正予算については事前配布してもらった『主な歳出の補正理由』により多くは理解出来ているが、議案第8号として基金条例を上程する「地域の元気臨時交付金」の制度面が説明不足なこと、賠償金の内訳が議案第10号として上程されている「原発事故関連損害賠償金」で未補償の物がどの程度有るか解らないこと、議案9号で条例改正が上程される「企業誘致奨励金」と今回の補正減の関係という観点で質問を行い、原発の損害賠償金の未補償が3千万円以上残っている事を理解した。他に草刈議員も通告に基づき質疑を行うなど、説明不足の上程案に質疑を行い、未通告の質疑も交わされるなどして12本の議案を全て可決し、この日の審議を終えて議会を終了し、全員協議会に入った。
全員協議会の議案は「中郷小学校耐震補強及び校舎改修工事について」であり、現校舎の柱の鉄筋に台直しが多数発見され耐震補強が困難と判断されて中断されたことや、2月15日に地元説明会を行い、23日から小学校を中学校へ引っ越す事やスクールバスを運行する事、中学校敷地に小学校の仮設校舎を作ることと、今後の対応は多様な視点で行うことなどの報告が行われた。仮設校舎は先ほど議決した補正予算に債務負担行為として織り込まれていたことに多くの議員が気付かなかったようである。
次に開催された議員定数等調査特別委員会は議員報酬について適正か諮問委員会を作るよう議会運営委員会に答申を行って解散する方向に成ったと会派の委員より聞いた。現状維持の諮問は妙な気がする。
更に続けて開催された基地対策特別委員会に出席すると委員の8名と議長の他に11人の傍聴議員が居ることに驚かされる。それに対して示された図面の情報量が少なく、関連団体や地域との協議を基本設計の中で進めなければ手戻りが多くなること、進入路の整備は用地買収が伴うため事業のネックになる可能性がありながら担当課が同席していないように事業調整の問題などを指摘し、他の多くの議員からも質問が入り昼過ぎまで議論が続いた。
昼食を挟み、午後からは議員を対象にした真舟小学校の施設見学会が行われる。外壁の色が個人的に趣味でないが、広い敷地を贅沢に使い、レイアウトも斬新な真舟小学校には感動を覚える。その一方で、中郷小学校の問題を考えると、教育の均等は公平に行われているのかと思わされる所である。
会派室で諸調整を済ませた後は袖ケ浦市役所まで定点写真を撮影に行き、メニューの多い一日を終えた。
19日は午前中に自宅の仕事を片づけて、午後から巌根駅に行き県庁に書類提出するためJRで本千葉に向かう。袖ケ浦駅北口前には「大型ショッピングモール2015年秋オープン予定」の看板が立ち、長浦駅は23日の切り替え準備が整うなど、隣市のJRに対する取り組みが目についた。
県庁で書類提出を終えたら千葉駅前まで歩き、市原に住む友人と軽く飲んでから千葉中央で解散し帰宅の途についた。本千葉でうっかり快速に乗ってしまい、二駅前の長浦で各駅電車を待つことにした。おかげで長浦駅の状況も観察することが出来たが、身体はすっかり冷え込んでしまった。
20日も午前中に自宅の仕事を片づけ、昼から市役所に行って予算の勉強を始め、夕方は農協岩根支店で増資対策会議を行った。地域を回り解散したのは午後9時を回っていた。
→2014年2月下旬の記録 |