54.6月下旬の活動記録
 21日はHPの更新をせねばと思いつつも新潮文庫の『格安エアラインで世界一周(下川裕治)』を読みふける。事務所の掃除を終え、午後からは先日のアド街ック天国で特集されていた君津のローズガーデンを見て、その後は豊英で蛍を鑑賞した。土曜のためか多くの県外ナンバーで混雑していた。
 
 22日こそHPの更新をせねばと思いつつも文春文庫の『春を背負って (笹本稜平)』を読み奥秩父の山々に思いを飛ばす。
 午後から予算委員会の資料整理を行った後、4時からは地元の教育支援団体であるジェスパルの創立20周年祝賀行事に出席する。来賓として初谷教育長、西村前教育長に続いて挨拶をし、懇親会で鏡割りを行ってから6時間ほど意見交換をして帰宅したら、もうHPを更新する力は残っていなかった。
 
 23日は午前中にHPの一部更新をしてから市役所に出かける。書類等の決済の後、庁舎内で諸調整を行ってから退庁し、金田まで足を伸ばしてみると来月17日に増床オープンするMOPの外構工事が大詰めに向かっていた。夕方からは市営球場で議会野球部の練習に汗を流して夜にもHPの記載を行った。
 
 24日は公務の切れ間になるので日帰り人間ドックに入る。併せて脳ドックも受検するので夕方まで病院である。脳ドックは年齢が50歳になった事と国民健康保険の者に対し木更津市でも補助がつくようになった事で受けることを決めたが、聞けば今年は受検者が増えているらしい。予防医療になって早期治療につながれば医療費抑制につながるだろうと思う。診察の待ち時間を利用して、ちくま新書の『インフラの呪縛(山岡淳一郎)』を読みふける。最近、急に読書家に成ったようだ。この日の木更津市には竜巻注意報や大雨・洪水警報が出され、三鷹では大量の雹が降ったようだが、アメダスによると木更津で雨は観測されなかった。ドックの帰りに市役所に寄り事務局等と打合せ、決済を行って帰宅した。
 
 25日は6月定例議会の最終日であるがワールドカップブラジル大会の予選最終日でもある。午前4時半に起床してテレビ観戦を始め、一喜一憂しながら惨敗に落胆する。気分を切り替えHPを更新して朝食を摂り、8時半に市役所に登庁した。
 この日は陳情等の採択に伴う発議案の上程の日程追加が有る為、本会議の前に議会運営委員会が有り、さらにその前に正副議長への説明を受ける事等で書類を決済したり週末の日程調整を行った後、9時から30分おきに会議が続き、10時の本会議を迎える。各委員長より審査結果の報告が行われた後に討論が行われ、採決の結果、上程された11件議案と請願・陳情の全てが可決された。ここで議会運営委員会での決定どおり日程の追加が行われ下記の4議案が発議された。
番号 内容(件名とは異なる) 関係部
発議02 手話言語法制定を求める意見書 福祉
発議03 義務教育国庫負担堅持に関する意見書 教育
発議04 国の教育予算拡充に関する意見書 教育
発議05 農業委員の推薦 農業委員会
 発議02〜04は請願と陳情の可決により議長名で関係機関に意見書を提出する案件で、発議05は私と三上議員が来月で任期となる議会選出の農業委員会委員に重城議員と篠崎議員を選出しようとするものである。これは「農業委員会等に関する法律」の第12条二で「当該市町村の議会が推薦した農業委員会の所掌に属する事項につき学識経験を有する者4人(条例でこれより少ない人数を定めている場合にあつては、その人数)以内」と選任による委員を置くことが定めめられている中で、木更津市は2人にしているのである。因みに君津市と袖ケ浦市は4人、富津市は3人としており、袖ケ浦市で議会枠の4人中2人を非議員としている以外は全て議員が選出されている。これら4議案は全て全会一致で可決され市長の挨拶を持って6月定例議会は終了した。
 直ちに議員全員協議会が開催され、下記の案件の説明が行われた。
番号 内容(件名とは異なる) 関係部
No.1 子ども・子育て支援新制度における4条例案の意見公募 福祉
No.2 エフケイバ木更津に中央競馬投票券販売施設の開設 経済
No.3 公設卸売市場の耐震結果 経済
 No.1は4件の条例案なので議題上では4件になっている。したがって議題は6件の事案となる。全案件とも協議会説明済みのものであるが、先日に資料を簡素化するように要望していた効果が少しは出ており、多少解りやすくなっていた。
 
 本会議と協議会は午前中で終わり、昼食を挟んで午後1時から基地対策特別委員会が開催される。副議長就任に伴い委員を辞しているが、議題が江川総合運動場の拡張についてであるため傍聴する。委員会では昨年度に防衛省北関東施設局が実施した基本設計の案と、それに伴う関連道路整備の基本案が示された。
  
 防衛省において、野球場・サッカー場・陸上競技場各1面と2箇所の駐車場、園路、便所、調整池等の排水施設の整備を行い、市は進入路の整備やフェンスの設置、陸上競技場を第3種公認陸上競技場規格とするためのタータントラック舗装等を担当するという方向であり、質問の中で概算の事業費が示され、全体額約19億円のうち防衛省の整備工事が約7億円、残りの12億円は市の工事と成るが防衛関係補助金約6億円を見込めるため、市の単独費用は6億円程度であろうとされた。なお、事業スケジュールは決まっていないという事であるが、早く地元説明を開始すべきではないかと傍聴の立場では思っていた。
 特別委員会の時間に市役所は避難訓練をしていたが、会議と重なって参加出来なかった。その代わりに地震体験車『まもるくん』に乗せてもらい震度6強を体感させてもらった。夜中にこの揺れが襲ったら厳しいだろうと思う。
 午後3時からは木更津港まつりの資金部会が開催される。今回の花火は2尺球が2発上がり、その為に羽田への着陸ルートが5分間停止されるという。さらに今年は『やっさいもっさい』の40周年記念も重なる。そのように期待の大きな第67回港まつりを行うために企業からの協賛金を集めて回ることに成るのである。八剱八幡神社の夏の大祭が終わってから実際の活動を行う事にした。
 会議終了後は副議長として書類の決裁を行い、夕方からは議員会の主催による永年在職者表彰祝賀会があり、三上議員の在職35年、荻野議員の在職15年をお祝いした。
 
 26日は岩根西公民館で来月初旬に開催される「通学合宿」の日程を聞き、ついで農協で前日に開催された理事会での決定事項を聞いてくる。次回の理事会が会派行政視察と重なり、連続して欠席する事に成ってしまった。午後からは議会事務局で打合せ等を行い、夕方は祇園で友人から副議長就任のお祝いを受けた。
 
 27日は朝9時半からの『第37回木更津市老人クラブ連合会スポーツ大会』に議長代理として出席して挨拶する。9地区を5チームに編成して競い合うのだが、金田・岩根・中央を合わせた数より新清川や二中地区の出席者が多く、地域別に大きな差が有る状況に改めて驚かされた。
 開会セレモニーが終わったところで退場し、市役所で執務や打合せを行ってから帰宅してHPの更新を行い、夕方に君津市議会との懇親試合に備えて野球部の練習に出かけた。その後、君津で友人から副議長就任のお祝いを受けた。
 
 28日は朝10時からの『平成26年度みんなの赤十字』に議長代理として出席して挨拶する。セレモニー終了後、
ハイゼックス作りに参加し、災害時の対応力を少し高める。一旦帰宅し、午後からは千葉県と木更津市が共催する『景観セミナー』に出席するため市民会館に向かうと警察音楽隊の関係で混雑していた。
 環境セミナーは、武蔵野美術大学教授の吉田愼悟氏の講演で、環境色彩計画という比較的新しい概念について説明があった。講演の終盤に山中湖周辺の問題を具体的事例として解説していたが、個々の店舗が自由に建設することで地域に蓄積された財産として残らないという話に考えさせられる。昨年視察に行った伊勢市の「おはらい町」は極端としても、地域で建築の方向性を統一する財産権の抑制も視野に入れるまちづくりが今後の課題であると改めて認識した次第である。
 夕方はアカデミアのホテルオークラに移動し渡辺市長の市政報告会に出席する。来賓で挨拶された浜田代議士による集団的安全保障の解説で、自衛隊の抑止は自衛隊法の改正の中で行うことであり、集団的安全保障は防衛より外交上の手段という話は勉強になった。
 
 29日は市民街づくり塾で朝から戸面原ダム周辺に設けられた富津市民の森に行く。朝から降っていたが、開始時間の午前9時半には雨も上がり、
自然観察会の途中で青空も広がり始め、植物観察をしながら爽快な汗を流して帰宅した。
 
 30日は朝方に江川熊野神社の祭礼の件で打合せを行い、HPの更新作業を終えた後、市役所に向かう。書類の決裁や日程調整を終えた後、会派室で地元神社の祭礼における警察協議書類を作成し、隣にある警察署で申請を済ませて帰宅した。
 
 
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2014年7月上旬の記録