80.3月中旬の活動記録
 11日は地元の岩根西中学校の卒業証書授与式の日であるが、本日より予算審査が始まるので副議長である私は出席することが出来ない。開始前に学校に行き卒業生へのメッセージを託し、来賓の皆様に欠席することを謝ってから市役所に向かう。本日の審査項目は下表の通りである。
番号 内容(件名とは異なる) 区分 関係部
議案10 一般会計予算 総体的事項 総務・企画・財務
歳入 財務
議会費 議会事務局
総務費 総務・企画・財務等
 本市の徴収率が県下でも低位にいることを受け、新年度から徴収対策室を設置する事など多くの議論が行われたが、私の個人的な調子が悪い。昼休みに体温を測ると37.6度に成っていた。完全に風邪のぶり返しである。この日は東日本大震災から4年目を迎える日なので2:46に全庁内での黙祷が行われたが、私はその後の休憩時間で若干の早退をさせていただき早めに床に着かせていただいた。
 
 12日も予算審査である。前日に休暇をたっぷりと取ったので若干回復しているが本調子ではない。本日の審査は次のように行われた。
番号 内容(件名とは異なる) 区分 関係部
議案10 一般会計予算 民生費 福祉・市民等
議案11 国民健康保険特別会計予算 市民
議案12 後期高齢者医療特別会計予算 市民
議案13 介護保険特別会計予算 福祉
議案10 一般会計予算 衛生費 市民・環境等
労働費 経済
農林水産費 経済
商工費 経済・企画等
議案14 公設市場特別会計予算 経済
 高齢者の増加により仕事量が著しく増えている民生委員について今年度より定数を229人から232人に増やす計画と聞く。増加数が微少なことにも驚くが昨年末現在の実員は217人で12人の欠員が出ていることも実態である。地域に引き受けてくれる人が居なくなる場所が出てくることもそろそろ想定しなければならないのかも知れない。公設市場については耐震性能を満たしていない中で関係業者にヒアリングを行っている途中でありこれからどうするか検討するという回答であった。先送りにならないことを祈る。他にも数多くの議論が行われたが記載は省略する。
 委員会終了後、急いで農協岩根支店に向かい、地域の理事として地区別総代会議に出席する。これは27日の総代会の前に地域で詳細な説明を行い意見を吸い上げようするもので、例年、岩根支店は金曜日開催であったのだが今年は会場を増やした関係で木曜日になってくれたお陰で出席する事が可能となったものである。会議は大きな波乱もなく終了し、私は自宅に直行して休息をとった。
 
 13日は予算審査の最終日で下記の項目が審査された。
番号 内容(件名とは異なる) 区分 関係部
議案10 一般会計予算 土木費 都市整備等
災害復旧費 都市整備
議案15 公共下水道特別会計予算 都市整備
議案10 一般会計予算 消防費 消防本部
教育費 教育
公債費 財務
予備費 財務
議案35 水道事業会計予算 水道
 一般会計化された木更津西口駅前駐車場は約4200万円の収入に対し約2700万円の経費なので1500万円の黒字である。金田が約2970万年の収入を1220万円の経費で上げ1750万円の黒字を稼いでいるので双方で3250万円の歳入を得ている事になる。この様な黒字事業を増やして市民福祉に充てることも考えるべきだなと思った。教育費に計上される公民館について市民活動支援は市民部の所管と考えて社会教育主事が取り組みを怠らないようにとベテラン議員の激励が今議会の指摘に核心部分だと思って最終日の話を来ていた。もちろん、他にも多くの議論があったのだが記載は省略して3日間の審議の抜粋とする。
 夜には情報交換会が行われたが、また風邪がぶり返したようで早々に帰宅してHPの更新等は後に回し、早めに床に着いたが咳が止まらず、すっかり喉が涸れてしまった。
 
 14日はJRのダイヤ改正の日でテレビでは北陸新幹線が延々と取り上げられているが、木更津市内でも巌根駅の京葉線快速停車が叶う記念すべき日である。6:23の一番列車到着に併せて渡辺市長が駅長に花束を贈呈するというので、地域の関係も30人以上集まりホームの先端でイベントに成る。
 これで便利になることは間違えないが、核心は
最近思う事にも書いたように総武線快速列車の停車なので、早速次の取り組みを行わねばと微熱を感じる体調で早朝ミーティングをして解散した。自宅で一仕事を終えて農協の同僚理事の法事に参列し、その後は森岳県議候補の総決起大会に出席するためアカデミアに向かった。
 到着した会場はまだ時間まで間があるのに既に立ち見客で混雑しており、期待の大きさが伝わってくる。私は壇上に上がる立場なので開始前に写真撮影を行い、感動的な紹介ビデオを見てから同僚議員と共に席に着いた。谷中後援会長が常に誠実に耳を傾ける政治家ですと紹介した事に強く同感していた。
 会場で咳き込むかと心配していたが何とか平常を保ち、安堵して帰路に着くと車中で寒気がしてくる。風邪を引いて1週間も長引いているのは寝ても治らない年になったかなと思いつつ、だるさで夕方前に床に着いたらそのまま深夜まで寝込んでしまった。夜に町内の常会が有ったのだが無断欠席となったことは起床して気が着いた。
 
 15日は朝から地元の重城病院に行って診断して貰い風邪薬を戴いて帰宅する。前夜に充分睡眠を取ったためか体調も回復しており、昼から地元の会合に出席した後、午後の暖かな日射しの中で選挙準備の遅れを取り戻すべく有力な支援者の元回ったり、2週間後に近づいた事務所開きのご案内で近隣の住宅を回った。日没後にHPの更新に着手したが、作業は日付が変わっても続いた。夜更かしは体に悪いと思いつつ深夜に就寝した。
 
 16日は個人的な仕事の片付けを終えてから市内の知人の元に選挙のお願いに回りながら市役所で執務を行う。体調の回復が今一つ遅い。
 
 17日は雑務を終えた後、特別養護老人ホームさつき園の評議員会に出席する。前年から課題となっていた人手不足により機能の一部が開設できずにいた問題も段階的に解消してきているようで若干安堵する。
 午後からは福祉会館で市議会議員選挙に立候補を予定する人達への合同説明会が行われるので、私の選挙事務を取りまとめていただく市川さんと共に出席する。現職議員も多く集まる中で新人の顔ぶれも見ることが出来た。後日の報道によると新人候補5陣営を含む28陣営が説明会に集まったようだ。この数値が全てだとすると4オーバーの選挙戦になることが予想される。県議会議員選挙の多くが無投票と聞くのに木更津では相変わらず選挙になるなと実感しながら説明を聞く。
 帰宅後は事務所開きに向けた調整や地域で挨拶が終わってない所を回ったり後援会名簿の整理などをしてこの日が終わった。
 
 18日は岩根小学校の卒業式に地域の来賓として出席する。60名の卒業生が今年も小学校を巣立ち、多くは岩根西中学校へ入学をするが数名は別の道を歩むようである。風もなく暖かな日で家族には良い思い出の一日になったことであろう。式典を終えて真っ直ぐ市役所に向かった。
 この日は基地対策・木更津活性化・合併調査の3特別委員会が開始されるので、昼食時を狙って会派会議を行った。会派で年度末の諸調整を行い、その後議長室で執務を行い、合併調査特別委員会だけ傍聴して帰宅した。
 
 19日は一昨日に説明を受けた立候補準備事務を進めながらHPの更新を行う。市役所の自動交付機で戸籍抄本を発行し、法務局に行って選挙の供託金である30万円を手続きしたり、雨の中で事務処理を進めた。
 
 20日は3月議会の最終日である。付託議案の委員会審査報告が行われ、質疑の後に採決が行われた。市長提出議案の29件の内、全会一致で可決されたものが19件で、多くの案件に若干の反対者が居たことになる。私も職員の地域手当を3.0%から3.5%に引き上げる件については賛同が出来なかった。富岡の全土処分場に対する陳情も若干の反対が居て賛成多数で可決され付託議案の採決が終わった所で議会発議の議案の提案が行われた。
番号 内容(件名とは異なる)
発議01 議会委員会条例の一部改正条例
発議02 議会会議規則の一部改正規則
 発議1は教育長の制度変更によるもの、発議2は議員定数を24に削減することに伴う規則変更であり全会一致で可決された。ここで休会が入って議会運営委員会が開催され、3月末で初谷教育長が辞職することに伴い、市長より次の教育長の任命に関する議会同意の案件が提出されたのでこれを議題に加えることを決定し本会議を再開し可決した。
 初谷教育長は任期を残しているが10年半に渡り木更津の教育行政をリードしてきており、制度変更の時期に合わせ後任に道を譲ろうとするようである。次の教育長である高澤さんは数年前に教育部の参事として意見を交わしてきた間でもあり大いに期待する所である。
 教育長の任命に関する『議案第39号』の可決で3月議会は終了したが、引き続き全員協議会で請西千束台土地区画整理事業の状況報告が行われ、次いで今月末で市役所を退職する8級・7級職員の紹介が行われて議場における全ての会合が終了した。
 螢の光が流され始めたが多くの議員は余韻を味わうことなく議場を後にしていった。私は議会広報の編集会議に出席した同僚議員と昼食を摂った後、副議長として退職職員とともに記念写真撮影を行った後、議長室で執務を行い、選挙活動を行いながら帰宅した。家では杏の花が満開に成っていた。
 
 
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2015年3月下旬の記録