86.5月中旬の活動記録
 11日は午前中に溜まったHPの更新作業を行ってから市役所に行く。議会質問に向けた調整の他、国民健康保険での人間ドックを申請し、選挙管理委員会に選挙収支報告書を提出し、社会福祉協議会でボランティア保険に加盟し、書店で新書を購入するなどして一旦帰宅する。
 仕事から早退してきた妻を連れて翌日の手術の前処理をするため重城産婦人科病院に行く。帰りに八剱八幡様にお祈りをしてから自宅に帰り、前日の新築祝いに行った姉の家の裏で発見した3枚の四つ葉のクローバーに様々な願いを込めて押し花を造った。
 
 12日は台風6号が九州に接近する中で朝から病院に付き添い、手術後に寝ている妻の横で本を読み続ける。『稼ぐまちが地方を変える』という本が今後のまちづくりの参考になりそうであった。昼食を食べてから帰り、午後はずっと妻と自宅で過ごした。
 
 13日は午前中に事務所で仕事の後、市内や市役所で各種の調整や打合せを行い、夕方は農協の岩根支店に行き農協理事として健康推進委員会支部会議並びに支部長会議に出席した。自宅に帰ると供託の返還案内が届いており、今回の没収される投票数は公職選挙法第93条の規定により215.3票であることを確認した。
 
 14日は臨時議会の日である。開会に先立つ9時に会派室に集まり対応を協議して議会に臨む。この日は人事の決定が主で、選出の時系列に関係なく整理すると、下表の通りに決定した。
役職名 氏名 会派名 年齢 期数 備考
議 長 (第60代) 滝口 敏夫 自民クラブ 75 7
副議長 (第61代) 白坂 英義 新栄会 57 4
監査委員 (議会選出) 住ノ江雄次 公明党 63 5
君津中央病院企業団議員 石井  勝 自民クラブ 74 6
平野 卓義 会派羅針盤 56 3
広域市町村圏事務組合議員 滝口 敏夫 自民クラブ 75 7 議長枠
大村 富良 一新の会 59 4
君津広域水道企業団議員 近藤  忍 会派羅針盤 51 3
後期高齢者広域連合議員 篠崎 哲也 一新の会 57 3
 滝口議長は連続の選出であるが、これは全国高速自動車道市議会協議会(加盟302市)の会長を来春まで続けることもあり、対外的な継続性を優先する事を配慮した結果である。
 常任委員会は改選で4から3となり各委員会8名に成るように調整を行った。議会運営委員会は交渉会派4会派から羅針盤が2・他の交渉会派が1づつ選出し、5名の委員が選出された。休会中にそれぞれの委員会が開催され、委員長と副委員長の互選の結果は下表の通りである。
委員会名 氏名 会派 年齢 期数 前期の委員会
総務 近藤  忍 会派羅針盤 51 Ave
56.6
3 Ave
4.4
建設
座親 政彦 新栄会 51 2 総務
草刈 慎祐 会派羅針盤 35 2 建設
國吉 俊夫 一新の会 66 3 経済環境
大村 富良 一新の会 59 4 総務
高橋てる子 元気力 64 5 建設
住ノ江雄次 公明党 63 6 建設
三上 和俊 自民クラブ 64 10 総務
教育民生 重城 正義 自民クラブ 61 Ave
59.4
2 Ave
2.9
教育民生
渡辺 厚子 公明党 51 2 教育民生
石井 徳亮 会派羅針盤 52 1 [新人]
鈴木 秀子 日本共産党 67 2 経済環境
平野 卓義 会派羅針盤 56 3 教育民生
篠崎 哲也 一新の会 57 3 教育民生
白坂 英義 新栄会 57 4 経済環境
石井  勝 自民クラブ 74 6 教育民生
建設経済 齋藤 高根 会派羅針盤 60 Ave
59.9
3 Ave
3.4
経済環境
田中 紀子 市民ネット 56 2 総務
竹内 伸江 公明党 52 1 [新人]
石川 哲久 一新の会 67 1 [新人]
永原 利浩 会派羅針盤 50 2 教育民生
岡田 貴志 公明党 53 3 総務
滝口 敏夫 自民クラブ 75 7 総務
佐藤多美男 日本共産党 66 8 建設
委員会名 氏名 会派 年齢 期数 備考
議会運営 三上 和俊 自民クラブ 64 Ave
58.8
10 Ave
4.4
会派代表
岡田 貴志 公明党 53 3 会派代表
近藤  忍 会派羅針盤 51 3
齋藤 高根 会派羅針盤 60 3 会派代表
國吉 俊夫 一新の会 66 3 会派代表
 私は建設から総務に移動し、気が付くと前期では建設常任委員会に居たメンバーが多い中、2回目の委員長職を務めることになった。他の委員会を見ると教育民生常任委員会は前期も同じ委員会に居た委員が多い。新しく設置された建設経済には経済環境から1・建設から1であり新鮮なメンバーで斉藤委員長には新しい委員会運営が出来そうな期待が溢れている。議会運営委員会では正副委員長の互選だけでなく、6月議会の日程案や6月1日発行の議会便り臨時号の協議等も行った。
 議会は昼食を挟んで行われ、全ての人事が決定した後、2件の議案審議が行われ、全て可決された。議会終了後は全員協議会が開催され1件の報告があった。内容は次の通りである。
区分 番号 件名 関係部
本会議 議案40 専決処分の承認 財務部
議案41 監査委員の選任 総務部
全員協議会 No.1 低所得者の介護保険料軽減強化 福祉部
 会議終了後、会派室で議会質問の項目について打合せを行い、一旦解散し、夕方から友好会派で開催される議長就任祝賀会に出席した。
 
 15日は仕事を休んでいる妻を連れて家具や調度品等の買い物に街中を回る。帰宅して家具を組み立て、荷物の移動を行い、夕方からは農協の増資会議に出席する。夕食を摂り入浴した後、深夜に友人に拾われて妻を残して3人で福島へ向けて出発する。翌日の土曜日には岩根西地区まちづくり協議会の総会の予定が入ってきたが、残念ながらそちらは欠席で連絡済みである。
 
 16日の午前2時に常磐道の中郷SAに到着して仮眠し、夜明けの常磐道を北上する。常磐富岡ICから浪江ICの間は本年3月1日に開通したばかりである。これにより常磐道は全線開通となり仙台と茨城県が直結されることで物流に大きな変化が期待される。それにしても路肩の線量計が生々しい。
 ならはPAに置いてあったパンフレットによると広野ICから南相馬IC間を時速70kmで通行した場合に自動車内で受ける線量は0.37[μSv]であり、胸部X線写真の60[μSv]に比べると1/160に過ぎず、二輪車の場合では0.46[μSv]で同様に1/130という事である。従って高速道路では二輪車も通行できるのだが並行する国道6号線では自転車や歩行者だけでなく二輪車も通行不可の交通規制が今でも続いている。
 南相馬で高速を降り、小高地区のボランティアセンターに行く。雨が降っているが間もなく上がるようだ。当方はってビニールハウスの移設やゴミの仕分作業を手伝う。震災から5年目に入っているが50人近いボランティアが集まることに驚かされる。昼休みには花畑プロジェクト等を見て回る。
 午後3時前に作業も終わり原ノ町の駅前にあるビジネスホテルに荷物を降ろし、南相馬市の夜の経済活性化に貢献した。
 
 17日は良く晴れているが帰宅の日である。国道6号線をいわきまで南下して状況を見ようと思い、友人が運転する助手席でカメラを構える。日曜日なのに通行量の少ない国道を進むと規制を感じる風景が続くが、特に緊張することもなく富岡まで走り抜けてしまった。

△帰宅困難地区境界

△浪江町・双葉町境界

△福島第一発電所入口

△フェンスの続く風景
 いわきの四ツ倉にある道の駅はサーファーで混んでおり、昼食に立ち寄った小名浜では自動車のイベントもあって大変な混雑であった。帰宅困難地域と観光地が少しの距離で隣り合っている感覚に改めて考えさせられながら木更津に帰った。
 
 18日は事務所の整理をしながら議会質問の準備をしようと思ったが雑務が次々と入って仕事が進まない。結局、日没後にHPの更新作業を行うことにした。
 
 19日は朝のうちに雑務を済ませて市役所に行き、地域の諸課題の対応を行った後に昼食を取りながら会派会議を行って質問事項の調整を行う。帰宅して江川漁業協同組合で資格審査委員会に出席し、夜は富津市大貫で開催されたかずさ四市議長会に出席し、副議長退任の慰労を受けた。私が最後に加わって最初に抜ける形に成って申し訳なく思う。
 
 20日は夕方に新座市に行く必要があったので早朝から群馬県まで走り御荷鉾山、赤久縄山等、ぐんま百名山
4座連続登山をして来た。甘楽町に出来た『こんにゃくパーク』の見学もしてきたが、平日なのに集客力の強さに驚かされた。夕方は妻の実家に行き、荷物を車に積み込んで宿泊した。
 
 
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2015年5月下旬の記録