90.6月下旬の活動記録
 21日は嫁側の本家の33回忌が有ったので茨城県潮来市の二本松寺までお供をして行く。お寺の境内は「アジサイの杜」として綺麗に整備され、多くの人で賑わっていた。また、往路では香取神宮、復路では笠間稲荷に立ち寄って参拝し、身を清めて夜に帰宅。深夜遅くまで活動記録の更新を行った。
 
 22日は先週の木曜日に急遽開催を決めた基地対策特別委員会協議会を10時から開催するため9時に市役所に行き先週中に指示を出しておいた資料の確認などの準備をして待つ。なお4日と16日に総務常任委員会を委員長として進行したので、今月になって3度目の登板と成った。この日の議題は過去の事案の整理という事で下記の案件である。
区分 番号 内容(件名とは異なる) 関係部
協議会 (1) 木更津駐屯地におけるオスプレイの機体整備について 企画
(2) 江川総合運動公園拡張整備事業の進捗状況について 教育・都市
 オスプレイに関する過去の経緯や江川総合運動公園において既存公園整備も含めた事業展開等について、今までファイルしていた資料をまとめて破棄できるほど担当課が良く整理してあった。経緯の説明なので1時間程度で終わるかと思ったがオスプレイの飛来ルートや市内部の調整会議、運動公園整備の国と市の分担など多くの議論があり、午前中いっぱい議論が交わされてしまった。
 昼の約束に少し遅れて参加して君津の知人と話していると、彼が間もなく鳥居崎に3on3のコートが出来ると聞くが3×3協会に話をしないのかと言う。状況が見えないので午後から市役所に行き話を聞くと来月末に開設をする事を議会最終日にお知らせする予定だが、公園内にブランコなどの遊具を付けるのと同じ扱いなので地味にするとのこと。スポーツ振興課はトライアスロンで多忙のようだしそれ以上に追求はしなかった。その後は議会広報用の写真撮影などをして帰宅し、自宅で夜まで6月議会の資料整理を行った。
 
 23日は個人的な仕事を片づけた後、市内に所要で出かけると積乱雲が発達していた。夏らしいなと思いながら帰宅して議会広報の原稿を作成し、議会事務局にメールを送る頃には木更津にも竜巻注意報が発令されていた。翌日の日程も本会議や港まつり資金部会等が続き、記載するボリュームが多い事が解っているので日没後にHPの更新を済ませ、翌日以降の負担を軽くしておいた。
 
 24日は議会最終日である。佐藤多美男議員他から提出される意見書の発議案と教育民生常任委員会で可決された陳情2件が本会議を通過した場合の意見書の発議案を議会日程に乗せるための議会運営員会が9:30より開始され、日程変更を決める。
 10:00からは本会議が開始され、冒頭に休会が入って石井勝議員の在職20周年を祝う全国議長会から表彰の伝達式が入り、再開後に総務常任委員長の私を筆頭に付託された各委員会の委員長より審査報告が行われた。その後、討論が行われ、付託議案と陳情が全て可決される。次いで委員会付託を省略した人事案件の2議案が審議されて可決された後に発議案の上程が行われた。案件は下記の通りである。
番号 内容(件名とは異なる)
発議07 「安保関連法案」の今国会での廃案・慎重審議を求める意見書について
発議08 義務教育費国庫負担金制度の維持に関する意見書について
発議09 国における平成28年度教育予算拡充に関する意見書について
 私は発議案7号について文章中で明確に憲法違反としている事に対し、まだ国会審議中で憲法違反と決まっていないことを地方自治体が明言する問題を指摘する反対討論を行い、採決の結果、否決になった。他2件の発議案は全員一致で可決され6月議会が終了となった。
 引き続き議会全員協議会が開催され下記案件の報告が行われる。
番号 内容(件名とは異なる) 関係部 委員会
(1) 庁舎移転に伴う議会フロアーについて 総務 議会運営
(2) 平成27年度行改推進計画の策定について 総務 総務
(3) 「道の駅」の整備について 経済 建設経済
(4) 都市計画マスタープラン(案)の意見公募について 都市 建設経済
(5) 景観計画(案)の意見公募について 都市 建設経済
(6) 景観条例の意見公募について 都市 建設経済
(7) 街なか居住マンション建設補助事業について 都市 建設経済
(8) 街なか居住マンション取得助成事業について 都市 建設経済
(9) 消防本部庁舎建設(案)について 消防 総務
(10) 江川総合運動公園拡張整備事業の進捗状況について 教育・都市 基地対策
 全て委員会で審議も聞いている案件であり、滝口議長が説明を簡潔に行うように指示しているため、これだけの内容でありながら1時間で説明が終わり、午前の部は終了した。会派室で次の会派会議などの調整を行いながら昼食を取っていると13時から避難訓練が始まった。
 6階会議室から避難訓練の様子を写真に撮って、13:10から地方創生特別委員会協議会を傍聴する。国から示された制度の説明や木更津市の取組体制などについて企画部より説明があったが、議会はその報告を受けるだけでなくどの様に係わっていくのか等の議論が行わて初回は終わった。
 15:00からは第68回木更津港まつり資金部会が開催される。今回は4,366万円の予算で港まつりが開催され、木更津市の負担金1500万円、花火観覧席売上830万円とともに寄付金1千万円が収入の大きな柱となる。因みに支出の主なものは安全対策費の2055万円と花火観覧席設営費の524万円である。スポンサー花火の打ち上げ費用は予算外であり、およそ1万発に35百万円が寄付されている事になる。この花火スポンサーと寄付金提供者には感謝の気持ちも込めて観覧席の設営がなされ、それぞれ千席と3千席が準備される。今年の有料観覧席は前売り割引を廃止し一律に2千円として4500席を準備するようだ。会議では寄付者に対する招待券の枚数について議論が成され、1万円を超える寄付者に枚数を増やす方で見直しを行うことになった。会議終了後は資金回収班毎に別れ日程の調整を行う。八剱八幡様の大祭が終わった後で回ることを決めてこの日の会議漬けの日程は終了した。
 一旦自宅に車を置きに帰り18:00から議員会主催の永年在職祝賀会に出席し、多くの議員や幹部職員と意見交換をしながら、この日は暮れていった。
 
 25日は6月議会の資料整理と私的な仕事を片づけていると、この日が友引であることに気が付き、富津聖苑を見に行くことにした。建物も立派であるが、進入路は片側歩道で充分な幅員があり、木更津でも国道から進入路の整備は大きな課題になると思われた。帰宅後は引き続き雑用を済ませ続けた。
 
 26日は午前中にHPの更新を行い、午後から市役所に行って各種の打合せを行う。議会も終わって時間的にゆとりが出てきたので夕方から腰を据えて書類の整理を行った。
 
 27日は午前中に調べものや旅行の準備などを行い、午後から江川集会所で地元の神社の夏祭りについて会議を行う。参加者の減少や道路の交通量増大に伴う事故の心配などで、今年の夏は獅子のお祓いはするものの町内を練り歩くことは中止することが決まった。江川総合運動公園の整備に隣接しながら、寂しい話であるが仕方がない。
 夕方からは渡辺市長の講演会主催の総会兼市政報告会に出席する。総会の場において、今まで県議時代から10年間に渡り2代目後援会長を務めてきた内田さんが勇退され、3代目に現在商工会議所副会頭の池田さんが選ばれた。内田さんとは個人的にも親しい間なので、私からも感謝いたします。
 
 28日は未明に起床し、アクアラインから東名に入り滋賀県の山城巡りと繖(きぬがさ)山登山を行う。竜王町で温泉に入ってサッパリした後、夕方に京都に入って前夜から京都に来ている嫁と合流する。夜は京都の街に出たが、鴨川の川床は予約を取ることが出来なかった事が残念であった。
 
 29日は今まで行く気もなかった太秦映画村に二人で入る。案内ツアーなどで撮影の裏側を色々と知ることが出来、この夜の水戸黄門スペシャルを別の視点から楽しく見られた。午後3時前に京都のホテルに帰って駐車場から車を出し、この日は比叡山延暦寺の参拝を行い、大津に移動して宿泊した。
 
 30日は琵琶湖の西側を北上して福井県に入り、戦国時代の街並みを復元した福井市の一乗谷遺跡を見学する。当時の建築技術を忠実に再現している姿勢には感心させられる。その後に永平寺を参拝すると月末なので略布薩という行事に出会え、汚れを払った。夕食後に雨が降り始めた高速で帰路に着いた。
 
 
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2015年7月上旬の記録