54.6月下旬の活動記録 |
21日は教育民生常任委員会が開催されるが、10時に知人の告別式、11時からは特別養護老人ホームさつき園の定時評議員会が開催されるので午前中の傍聴は行わなかった。なお、この日の委員会に付託された案件及び協議会案件は下記の通りである。 |
区分 |
番号 |
内容(件名とは異なる) |
関係部 |
委員会 |
陳情04 |
義務教育国庫負担堅持に関する陳情 |
教育 |
陳情05 |
国のH30年度教育予算拡充に関する陳情 |
教育 |
議案38 |
一般会計補正予算(1号) |
福祉・教育 |
議案60 |
国民健康保険税条例の一部改正 |
市民 |
協議会 |
No.1 |
市立保育園民営化方針 |
福祉 |
No.2 |
社会教育施設等の耐震診断 |
市民・教育 |
No.3 |
小中学校統合準備会の設置 |
教育 |
No.4 |
人口急増地区の通学区域の見直し基本方針 |
教育 |
No.5 |
真舟小学校校舎増築事業 |
教育 |
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さつき園の評議員会は昨年度の決算や法改正に伴う諸規則類の変更等が主な議題で、午前中に終了した。議会事務局に電話すると教育民生委員会は協議会も含め午前中に終了したとの事なので、傍聴をしないで終わってしまった。午後から自宅に戻り、雨が強くなる中でHPの更新作業を行った。夕方近くになり議会質問のネット動画がアップされたと議会事務局より連絡が来たので早速動画を見ながら話し言葉を文章に直し、夜には質問の全文をアップさせていただいた。
22日は委員会が開催されるので1時間前に登庁し前日の教育民生常任委員会協議会の資料を入手して読む。協議会案件では色々と確認したい内容が並んでいた。同じ会派の石井副委員長が早く来ていたので解説を受けたが疑問点も多く、12月議会で質問を行うべきか悩む。10時からは建設経済常任委員会を傍聴する。付託された案件及び協議会案件は下記の通りである。 |
区分 |
番号 |
内容(件名とは異なる) |
関係部 |
委員会 |
議案38 |
一般会計補正予算(1号) |
環境・経済 |
議案62 |
地域交流拠点施設(道の駅)の指定管理者の指定 |
経済 |
議案57 |
農業委員会の委員構成に関する議会同意 |
農業 |
議案61 |
地区計画区域内の建築制限条例の一部改正 |
都市 |
議案63 |
市道路線の廃止 |
都市 |
議案64 |
市道路線の認定 |
都市 |
協議会 |
No.1 |
空家等対策計画(素案)の意見公募 |
都市 |
No.2 |
請西千束台土地区画整理事業の街びらき |
都市 |
No.3 |
火葬場整備運営事業の経過報告 |
環境 |
No.4 |
土砂等埋立防止条例の一部改正の意見公募 |
環境 |
No.5 |
鰍ゥずさクリーンシステムの現状 |
環境 |
No.6 |
水道事業統合広域化基本計画の意見公募 |
水道 |
No.7 |
産業・創業支援センター長の全国公募 |
経済 |
No.8 |
木更津版DMOの推進 |
経済 |
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漁業振興や道の駅の補正予算で質疑が飛び交い、総務と教民は午前中で全議案が終わったというのに、建設経済では議案2件の審議だけで午前中の2時間を使い果たしてしまった。確かに道の駅で議論が出ている販売手数料の率や、条例では17時になっている営業時間の問題など、決まっていないものが多い中で指定管理者を決めるというのでは意見が続出しても仕方ないかなとは思う。
午後になり審議は若干加速する。議案64号で委員からの質問はなかったが、圏央道建設に伴う市道路線の認定はインターチェンジ周辺に留まっており、今後の移管スケジュールが見えてこないことは疑問だった。そして協議会案件の議論に移るが、請西千束台の街開きが9月27日に行われること、KCSの運営コストを下げるため新日鐵住金の事業系ゴミの焼却が始まっていたこと、水道事業統合に向けた詳細な検討がまとまったこと、観光協会を法人化し稼げる観光を目指す取組が始まっている事など、新規の情報が次から次へと提示され、協議会終了は午後5時までかかってしまった。帰宅して議会だよりの原稿の作成を開始した。
23日は地方創生特別委員会が開催される。議題は視察の決定以外に1件だけだが、その内容が気になるので傍聴に行く。この日の案件は下記の通りである。 |
区分 |
番号 |
内容(件名とは異なる) |
関係部 |
協議会 |
No.1 |
コミュニティバスの運営について |
企画 |
委員会 |
No.1 |
平成29年度行政視察について |
- |
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NPO法人ライフサポート波岡(理事長近藤弘)によって平成17年から生活バスの運行が開始され12年が経過しようとしている。大久保・八幡台地区の約90名が月額2000円で会員となりバス運行を支えている。なお、旅客運送事業では無いので運賃の徴収もせず車が空いていたら非会員でも無料で乗車をさせるという方法を執っている。ボランティアである運転手等には時間500円相当の報酬を与えており、車の維持費を含め常に資金面での問題を抱えている。設立当初は市役所の窓口案内業務を受託したり、公園の清掃や青色回転灯の防犯パトロール等で収入確保に向かっているが、車の更新費が確保できず、各家庭に募金箱を設置するなど対策を講じているようだ。近藤理事長は木更津市の地域公共交通活性化協議会の委員でもあり、他地区で同様の事業を立ち上げる場合にはノウハウ等の提供は惜しまないという姿勢も見せているが、一方で区長会や地区社協については責任感の所在が不明確なのであてには出来にくいという考えも持っている。
この行政が直接支援せずに運営されている生活バスは他市からの行政視察や報道番組の対象となり、注目を集めているが、高齢者人口が密集する波岡地区でも苦労している状況で、人口希釈な農村部ではどう有るべきか検討は必要であろう。特に学校再編により必要となるスクールバスや地区が主体となるまちづくり協議会との関係など、この特別委員会が良い方向性を示していただけることを期待する。
午前中で委員会が終わったので市内で買い物をし、自宅に戻って私的な仕事を片づけた。
24日は土曜日であるが妻は終日都内で会合があるので午前中だけ娘を保育園に預け、7月開業予定の「八天堂きさらづ」や10月開業という「道の駅うまくたの里」(左写真)の状況などを見ながら富来田公民館に着くと駐車場は既に満車であった。
農協富来田支店に車を停め公民館に入ると会場は固定席に座れないほどの賑わいで、木更津の市議だけでなく君津市の安藤議長や下田市議も来られているし市の職員の姿も目立つ。前回は参加者が少なかったので動員したら増えすぎたと、主催者に謝られる。10時になって渡辺市長と高澤教育長が来賓席に座る中、万葉の歌碑を建立する会の主催による万葉集を学ぶ会「いにしえの房総をたずねて」が開催された。
三上会長の経緯説明を含んだ長い開会の挨拶の後、千葉大学で上代文学を研究する兼岡准教授の講演が始まった。その講演の中で、旧郡名である「望陀」は「馬来田」を二字表記した名残で昔は「まくた」と読んでいたという事を知った。知的好奇心を刺激されていたが、娘の迎えのため11時で中座した。
午前保育から娘を連れて帰り、午後は自宅で子守を行う。3時過ぎに婆に代わってもらい事務所で仕事を済ませ、夜は娘を風呂に入れて一緒に21時に寝てしまった。22時過ぎに帰ってきた妻の足音で直ぐに娘は目覚めて泣き出したから、母は偉大であると実感した。
25日は雨の日曜日である。家の片付けをするという妻に娘を任せて事務所でHPの更新作業や6月議会で溜まっている書類整理など、様々な雑務を片づけた。
26日は広域行政等特別委員会が開催されるので傍聴に行く。草刈議員が委員長として初采配する日なので、同じ会派の議員としてそれも楽しみである。この日の案件は下記の通りである。 |
区分 |
番号 |
内容(件名とは異なる) |
関係部 |
協議会 |
No.1 |
火葬場整備運営事業の経過報告 |
環境 |
No.2 |
広域市町村圏事務組合に対するかずさ四市議長会からの要望 |
企画 |
No.3 |
水道事業統合広域化基本計画の意見公募 |
水道 |
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No.1とNo.3は建設経済常任委員会で協議された内容と同一なので割愛する。No.2の議長会からの要望については広域市町村圏事務組合が各市からの多額の費用を負担してまで維持すべき業務を担っているのかという視点に立ち@天羽養護老人ホーム及び君津愛児園の民間に譲渡する、A緊急急病医療事業を所在する木更津市の業務として他市は費用負担のみを行う、B職員研修及び視聴覚教材センターは廃止する、C結核対策委員会の設置・社会福祉法人の認可・水道管理業務といった県より移管されてきた業務は各市で行う、といった提案である。まさに活動する議長会で研究に値する提言だと感心した。今後、事務組合からの回答があるようなのでそれを待ちたいと思う。
委員会が終わり、昼間には市内で所用を済ませ、午後3時から翌日の委員会の進行等について企画課及び議会事務局と調整を行った。
27日は所管の委員会があるので早めに登庁すると消防署の指導の元に避難訓練を開始しているところであった。訓練の様子も気になったが委員会の進行や資料確認のため7階に上がり、議会事務局と諸調整を行っているうちに開催時間となったので、基地対策特別委員会を開会する。
この日の議題は下記の通りである。なお、米海兵隊のオスプレイが昨年末に名護市沖で不時着した事故及び6月6日の伊江島補助飛行場と6月10日の奄美空港に予防着陸した件については防衛省から情報がもたらされていないので議題としても扱わなかった。 |
区分 |
番号 |
内容(件名とは異なる) |
関係部 |
協議会 |
No.1 |
平成29年度防衛省の事業計画 |
企画 |
No.2 |
オスプレイの定期機体整備開始後の状況 |
企画 |
No.3 |
平成29年度基地関係施策に関する要望書 |
− |
No.4 |
宜野湾市議会基地関係特別委員会の視察受入 |
− |
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No.1は3月議会で明らかにならなかった今年度の防衛省事業に関する報告で8月10日に江川運動場拡幅第3期工事が入札されることが明確になった。No.2は機体整備の進捗状況と企画課による騒音確認等の状況報告であり8月下旬頃の試験飛行に向けた対応も要望された。No.3については昨年度も9月に行っている要望活動であるが滝口委員より早い方が良いのではという提案を受けて9月議会の初日に議決し要望活動を行える方向で日程調整を進めることになった。No.4は7月26日に来られる普天間空港を抱える宜野湾市議会が本市の特別委員会と意見交換を行いたいという事に対する委員への依頼である。残念なことに会派の視察が重なり委員長の私が出席できないので皆さんにお任せすることになった。その後、行政視察日程について調整し委員会を終了した。帰宅して所用を済ませ、夕方にHPの更新作業を行った。
28日は議会最終日であり9時から議会運営委員会が開催される。議題は教育民生常任委員会に提出されている2件の陳情が可決された場合に議会から出す意見書に関する発議案を日程に加えることと、10月以降のペーパレス議会に向けた補正予算要求の議論である。
10時からは本会議が開催され委員会付託案件の採決、付託省略の農業委員会委員に関する案件の採決、陳情の可決に伴う意見の発議とその採決と日程は続き、全議案及び陳情・発議案とも可決され6月議会は終了した。直ぐに議員全員協議会が開催され膨大な印刷物を元に下記の案件に関する説明が行われた。 |
区分 |
番号 |
内容(件名とは異なる) |
関係部 |
頁数 |
協議会 |
No.01 |
平成28年度行革推進計画の取組結果 |
総務 |
11 |
No.02 |
補助金・負担金の見直しに関する基本方針(素案) |
総務 |
9 |
No.03 |
市立保育園民営化方針 |
福祉 |
17 |
No.04 |
土砂等埋立防止条例の一部改正の意見公募 |
環境 |
17 |
No.05 |
鰍ゥずさクリーンシステムの現状 |
環境 |
11 |
No.06 |
火葬場整備運営事業の経過報告 |
環境 |
33 |
No.07 |
空家等対策計画(素案)の意見公募 |
都市 |
42 |
No.08 |
請西千束台土地区画整理事業の街びらき |
都市 |
1 |
No.09 |
社会教育施設等の耐震診断 |
市民・教育 |
3 |
No.10 |
真舟小学校校舎増築事業 |
教育 |
2 |
No.11 |
水道事業統合広域化基本計画の意見公募 |
水道 |
77 |
資料配付 |
No.12 |
小中学校統合準備会の設置 |
教育 |
6 |
No.13 |
人口急増地区の通学区域の見直し基本方針 |
教育 |
15 |
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No.12と12は机の上に資料を置いてあるだけで説明はなかった。いずれにしろ今回も早くペーパレスに取り組んで欲しいと願う会議だった。
会議終了後に広報委員会が開催されたようだが私は会派室で視察に向けた作業を行う。会派のメンバーが揃った所で昼食を執りながら雑多な打合せを行い、一旦解散する。私は自宅に車を置きに戻って駅前庁舎まで送って貰い、15時から木更津港まつり資金部会に出席し、第70回の祭りの概要と寄付金集めの方法について打合せを行った。
会議が終わり、18時からの祝賀会まで時間があったので八剱八幡様で参集殿の建設状況を見たり、弁天様の亀を見たりしてゆっくり会場に向かう。祝賀会は私を含む5人の議員が市議会議長会から在職10周年表彰を受けたことに併せ、齋藤・重城の正副議長就任及び滝口・白坂前正副議長の慰労を兼ねて華々しく開催された。
29日は休息日に充て、資料の片付けや私的な雑務をこなす。夕方に都内で義父の誕生祝いを行うというので娘を早く迎えに行きシャワーを浴びせてから港区に向かい、妻や義弟達と一緒に食事を楽しんだ。
30日は会派室の片付けをしてから帰宅し、事務所で私的な仕事を片付け、夕方からHPの更新を行う。6月は扁桃腺に始まりお腹の調子が悪くなどして出かけることの少ない月だったなぁと振り返った。
→2017年7月上旬の記録 |