X7.12月中旬の活動記録
 11日は総務常任委員会が下記の議案で開催されるので娘を保育園に送って薬のお願い等をしてから登庁し、資料を準備して出席する。
番号 内容(件名とは異なる) 関係部


議案82 一般会計補正予算(3号) 財務
議案104 一般会計補正予算(4号) 財務
議案91 付属機関設置条例の一部改正 総務
議案89 職員の給与条例の一部改正 総務
議案90 職員の分限条例の一部改正 総務
議案97 市民会館の指定管理者の指定 総務


No.1 中期財政計画の見直し 財務
No.2 第2次教育大綱(素案)の策定に係る[意見公募] 総務
No.3 第6次行政改革大綱(素案)の策定に係る[意見公募] 総務
No.4 第2次基本計画(素案)の策定に係る[意見公募] 企画
No.5 中心市街地活性化基本計画の取組状況 企画
No.6 平成30年度行政視察(磐田・富士・島田)の報告 -
 補正予算では学校の教室にエアコンを設置する事業に伴い11億55百万円という巨額な市債を発行する事で中期財政計画への影響を聞いた。協議会での説明に場を譲ったが、翌年度以降の4年間で債権の発行額を28億に抑える方針を、さらに低くする事は検討していないとの事である。今回の額は今年度の枠であり翌年度以降の平均には成らないが、単純に4年間の影響があると考えると平均で約3億円を抑えるという結果には成らなかったようだ。個人的には新市役所建設のような大きな事業が少し先送りされる要因に成りそうだと感じている。教育基本大綱について、オーガニックを進める市の立場を充分に反映していないように感じて意見を表明した。特に東京から一番近い田舎として、子供が地域の動植物について知識を持つべきだと思うのだが、大綱に反映はされないようだ。中心市街地活性化については、民間の参入がどの様な形式で行われるのかが今後の要に成りそうだと感じるので引き続き経過を見守りたい。
 委員会協議会は午後4時を回って終了する。この夜は千葉市で富津市選出の吉本県議が第72代県議会議長と全国都道府県議会議長会の副会長に就任した祝賀会が開催されるので、恒例の委員会終了後の情報交換会を翌日に変更して貰い、近隣の議員として馳せ参じた。
 多くの国会議員や県内の首長を始め、県や市町村議会の議員、各界の代表など、数多くの人が祝賀に集まり、華やかであった。
 
 12日は教育民生常任委員会が下記の議案で開催されるので娘を保育園に送って薬のお願い等をしてから登庁し、傍聴を行う。
番号 内容(件名とは異なる) 関係部


議案82 一般会計補正予算(3号) 市民等
議案104 一般会計補正予算(4号) 教育
議案83 国民健康保険特別会計補正予算(第3号) 市民
議案84 後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 市民
議案85 介護保険特別会計補正予算(第2号) 福祉
議案92 市役所出張所設置条例の一部改正 市民
議案98 金田地域交流センターの指定管理者の指定 市民
議案93 児童遊園設置条例の一部改正 子供
議案99 江川運動場陸上競技場の指定管理者の指定 子供
議案96 中学校設置条例の一部改正 教育


No.1 第2期教育振興基本計画(素案)の策定に係る[意見公募] 教育
No.2 「木更津市の小中一貫教育について」の策定 教育
No.3 第6次行政改革大綱(素案)の策定に係る[意見公募] 総務
No.4 あけぼの園民営化方針 福祉
No.5 平成30年度行政視察(加古川・箕面・碧南)の報告 -
 補正予算について4人の部長から40分以上の時間を掛けて説明が行われ活発な質疑が成された。しかし、保育士確保のため1億円の債務負担が計上されていた事には誰も質問をしなかったことが残念である。6月議会の一般質問で問題提起したことに対して執行部が答えたもので、臨時職員や任期付き職員として採用が出来ない状況の中で市立保育園の民営化までの間、派遣社員を受け入れて対応するという画期的な方針である。3月議会では詳細の報告が行われると思うが、年度当初の待機児童が大幅に縮小されることを願う。他の議案で気になった事は、来年6月の完成を目指す江川陸上競技場の指定管理に関し、こけら落としのイベントが考えられているようだ。楽しみな一面、ブルーベリーランのようにまた参加することになるのかという一抹の不安を覚えた。
 協議会も含め、想定より早い午後3時前に会議が終了したので市内で所用を済ませて回り、夜は1日遅れとなった情報交換会に参加して、議案の背景にある様々なことを聞かせていただいた。夜遅くまで街を歩いていると教育民生の情報交換会が終わった同両議員に遭遇し、更に夜遅くまで杯を重ねさせて頂いた。
 
 13日は建設経済常任委員会が下記の議案で開催されるので体調の良くなった娘を保育園に送ってから登庁し、傍聴を行う。
番号 内容(件名とは異なる) 関係部


議案82 一般会計補正予算(3号) 経済等
議案104 一般会計補正予算(4号) 都市
議案105 損害賠償の額の決定及び和解 都市
議案87 公共下水道事業特別会計補正予算(第2号) 都市
議案86 公設地方卸売市場特別会計補正予算(第2号) 経済
議案94 水道水源保全条例の一部改正 環境
議案100 小櫃堰公園の指定管理者の指定 都市
議案101 工事請負契約の締結(下水処理場) 都市
議案102 市道路線の廃止 都市
議案103 市道路線の認定 都市
議案95 林道管理条例の一部改正 経済


No.1 第2期君津地域広域廃棄物処理事業 環境
No.2 都市計画マスタープランの一部改定に係る[意見公募] 都市
No.3 地区計画ガイドラインの一部改定に係る[意見公募] 都市
No.4 市街化調整区域の地区計画補助金交付要綱の策定 都市
No.5 街なか居住マンション建設事業補助金交付要綱の改正 都市
No.6 パークベイプロジェクトの取組 経済
No.7 平成30年度行政視察(南相馬・横手)の報告 -
 高額な損害賠償の元となった歩道下の空隙について都市整備部は地下水の影響として補償を行っているが、地下河川でない限り透水層の間を水だけが流れ土砂の移動を伴わない物である。数年前に施行した雨水益と本管の接続部分に欠陥が想像できるとした永原議員の質問は土木技師である私から見てもまっとうな疑問であった。市道路線は今回の廃止と認定で3,407路線で、総延長が940kmを超えることになった。毎年10kmを更新しても94年周期だな等と考えながら聞いていた。
 協議会に入るところで一旦退席し、らず-Bizが中心になって進められている空き部屋対策事業を見学させて貰う。左の写真のイラストレーターである「おおくらのぼる」氏と友人の写真家が、今後どの様な展開を見せていくのか、現場で話し合う中で様々なアイディアが出され、充実した時間であった。空き部屋対策は木更津市の人口維持の柱と考えているので今後が楽しみである。
 解散後に事務局に電話を入れるとまだ協議会が続いていると言うのでNo.5より傍聴に戻る。パークベイプロジェクトと中心市街地活性化事業、更に木更津市の景観計画などが連動して動いているのかという指摘が出されたが、一元的に調整をする建築士という存在の是非という点では私もまだ結論を出せていないのである。委員会は午後5時を回って終了する。私は娘を保育園に迎えに行き、この日は連日遅くなっている罪滅ぼしに子守をして寝てしまった。
 
 14日は4つの特別委員会が下記のように連続で協議会を行う。そのうちの2件は委員なので出席するが、同時にこの日は市内の6漁協より要望書の提出もあり、なかなかタイトな日程である。
開会 委員会名 番号 内容(件名とは異なる) 関係部
10:00 広域行政 No.1 第2期君津地域広域廃棄物処理事業 環境
No.2 平成30年度行政視察(香川東清掃施設組合)の報告 -
11:00 基地対策 No.1 平成30年度行政視察(小松・防衛事務所)の報告 -
13:00 倫理条例 No.1 平成30年度行政視察(半田・新城)の報告 -
14:00 地方創生 No.1 路線バスのダイヤ改正 企画
No.2 新たな公共交通システムの取組状況 企画
No.3 平成30年度行政視察(福知山・亀岡)の報告 -
 漁協による要望活動は10時半に市役所、13時から県庁なので広域行政の傍聴は行わず、10時20分に8階に上がり、会議室において森県議や関係議員ととも市長に対する要望に立ち会う。
 要望の内容は、海の状況が変化してアサリは捕れず海苔も不調で漁業者が生活できなくなっている状況に対する公的支援を求めるものである。現在の状況が続くと新規参入者が途絶え、高齢化に伴って組合そのものが消滅の危機にあるのだ。
 県庁に行く組合長を見送り、委員会の10分前に7階に戻り基地対策特別委員会協議会を開催する。内容は18日の本会議で報告する視察の内容だけなので速やかに委員会は終了する。斉藤議長とともに朝食を食べに街中に出て、午後からは議員政治倫理条例策定特別委員会協議会に出席する。同様に委員会は直ぐに終わり、意見公募の状況などを話し合って解散となる。最後の地方創生特別委員会協議会ではダイヤ改正に対する対応について日東交通の運輸部の方々が参加されるので傍聴する。八幡台方面で多くの苦情が来ているようだが、現実に運転手不足の中で会社の苦労も理解できる。今後のダイヤ改正に当たっては住民との意見交換を進めるという事なので、対応を見守りたい。
 傍聴を終え、朝日庁舎に行き来年度以降の待機児童対策などをヒアリングして帰宅する。自宅でネクタイを替え、君津へ行き、青年会議所時代に私を弟のように可愛がっていただき、励まして導いてくれた方の通夜の開始1時間20分前に顔を出し、最後のお別れを行った。
 それからかずさアカデミアホールで海上自衛隊航空補給処創立20周年を冠に開催される海の音楽祭に少し遅れて出席する。時折流れる涙をそっと拭いながら素晴らしい演奏を聴いていた。なお、同時刻には岩根西青少年育成住民会議の連絡会議も有ったのだが、そちらは事前に欠席を届けている。
 帰宅しても気分が落ち込み、風呂から上がって早めに床に着いた。
 
 15日は7時半に岩根西中学校に集合してジェスパルのの築地ツアーに参加させていただく。築地市場が豊洲に移転してどう変わったかと気になっていたが、場外市場は外国人も多く混雑していたし、僅かにターレーが走っている姿も見かけるなど、激変はしていなかった。
 私も含め57名の参加者が集まり一年の慰労としてのツアーを毎年実施しているスタッフの努力には敬服する。午後から浅草を回るので、仲間内でホルモン煮込みの店に入り昼からホッピーを飲みながら様々な意見交換をして、夕方にほろ酔いで帰宅した。
 
 16日は妻子を連れて小櫃関公園に遊びに行き、午後から娘が昼寝をした時を見計らい事務所で溜まっていたHPの更新作業を行う。作業は夕食後にも一部残され、夜の寒い事務所で遅くまで作業を続けた。
 
 17日は娘を保育園に送ってから市内で仕事を片づけ、午後からは事務所に籠もって
議会質問の全文を文章に起こし、議会便りの原稿を作成し、HPの更新を行う。夕方は遅くなる妻の代わりに娘を迎えに行き、寝かしつけた後は溜まっていたビジネス番組の録画を一度に見た。
 
 18日は議会最終日なので娘を保育園に送ってから駅前庁舎に行き、会派室で視察報告の原稿などを確認し、10時に議場に入り本会議に望む。8人の委員長が行政視察の報告を行い、次いで3人の常任委員会委員長が付託議案の審査報告を行ってから議案に対する討論が行われる。草刈議員の火葬場周辺道路認定や教室への空調施設導入に対する積極的な賛成討論、田中議員の議員の期末手当を慣例で上げる事に反対する討論、高橋議員の金田地域交流センターでは収入を増やすことを図り指定管理経費を下げることを望ながらの消極的賛成討論などに感心しながら、全ての議案に賛成する。付託省略となった人事案件も含め全ての議案が採択され12月議会は終了となった。
 次いで、直ぐに議員全員協議会が下記の議案で開催される。殆どの案件は委員会傍聴で聞いているので、今回も資料の枚数を集計した。
番号 内容(件名とは異なる) 関係部 頁数
No.01 第2次教育大綱(素案)の策定に係る[意見公募] 総務 10
No.02 第6次行政改革大綱(素案)の策定に係る[意見公募] 総務 10
No.03 第2次基本計画(素案)の策定に係る[意見公募] 企画 174
No.04 中期財政計画の見直し 財務 21
No.05 あけぼの園民営化方針 福祉 11
No.06 第2期君津地域広域廃棄物処理事業 環境 17
No.07 都市計画マスタープランの一部改定に係る[意見公募] 都市 152
No.08 地区計画ガイドラインの一部改定に係る[意見公募] 都市
No.09 市街化調整区域の地区計画補助金交付要綱の策定 都市 26
No.10 街なか居住マンション建設事業補助金交付要綱の改正 都市 55
No.11 第2期教育振興基本計画(素案)の策定に係る[意見公募] 教育 50
No.12 「木更津市の小中一貫教育について」の策定 教育 14
 6件の意見公募を含む全12件、540頁に達する案件の説明が終わったのは正午を回っていた。それでも概要を端的に説明していただいたから早く終わったが、全て読み上げると1[分/頁]の早さでも9時間も掛かるのかと思いながら、ペーパレスに感謝していた。
 昼食後には議会運営委員会が開催され、友好議会の候補の中で最も得票を集めた山口県岩国市議会と交渉を進めたところ、前向きに話を聞きたいという申し出があったので重城副議長と滝口前議長が岩国市まで出張することを決めた。話が進めば年内に締結まで進め、来年度以降の交流の仕方を検討する事に成るだろう。
 一旦帰宅して資料を片づけHPを更新し、夜は議会の納会に出席した。
 
 19日は娘を保育園に送ってから事務所で私的な仕事を片づけ、午後から市内で所用を済ませ。夕方は遅くなる妻の代わりに娘を保育園に迎えに行き、子守をしながら寝てしまった。
 
 20日は娘を保育園に送ってから事務所の片づけを行い、午後から買い物に行きながら金田地域交流センターの建築工事の進捗状況が気になって見に行く
と周辺の仮囲いが撤去されていた。
 来年度当初からの会館となると3月中に引越となり、もう外構工事に着手しなければ間に合わない行程という事は理解できるが、年末年始の工事休暇中に目前のMOPで初売り渋滞が発生する中で、一般人が現場に入って問題でも発生しないことを願う。それにしても立派な建物であると改めて思う。
 両側には商業施設が並ぶ、一等地に立地している状況を活かし、指定管理者には地元産品の販売や、買い物中の子供を有償で預かるようなサービスを展開して収入を得ることで、維持管理に必要な経費の捻出を行うような検討が今後成されることを期待したい。
 
 
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2018年12月下旬の記録