X6.12上旬の活動記録
 1日は在宅勤務の妻に娘を送ってもらい、朝から事務所で前夜の続きを片づけてから登庁し、10時の本会議に出席する。
元気力発電所 高橋てる子議員
 まちづくり協議会が他の団体と整理されず、多くの役員が重複しているのは構想が明確でないからだと指摘し、岩根西では構想との差で苦しんでいると指摘していた。して吾妻の中規模ホールだけでなく江川運動場、西口駅前、旧庁舎跡地をどうしたいか説明が必要かと思う。
自民クラブ 斉藤高根議員
 質問前から報道関係者が5人ほど傍聴席に座り市長の3選出馬に関する答弁に耳を傾けていた。選挙に出ます、とは言わずにチャレンジしたいという点が遠慮しているように思えたが、ともあれ明日のニュースには成るだろう。個人的に風力発電の方も気になったが良い答弁はなかった。
扶桑クラブ 石川富美代議員
 総合的な福祉、地域共生社会づくりという福祉行政が方向を変えていく予兆かなと思いながら質問を聞いていたが特段の変化があったようには理解できず、質問時間も半分以上残して終わってしまった。
公明党 渡辺厚子議員
 LGBTQで結婚が出来ないカップルのために自治体がパートナーとして認定する制度は知っていたが、それを家族に広げたファミリーシップ制度が兵庫県明石市等の7自治体で始まっているのは初耳だった。市内の中学校でも制服選択制を採用したところが現れ、既にスラックスで通学する女子中学生もいるようだ。時代に追いつかねばと思っていた。
共産党 鈴木秀子議員
 今年の9月23日現在で県内54自治体のうち給食費の完全無料化をしているところが8町、一部助成が11市3町で、第3子が無料のような独自制度が8市2町ということであった。木更津市は有機米への補助を行っているので一部助成であるが、給食費の滞納問題等を考えると熊谷知事の公約通り県内全ての無償化を早く進めてもらうのも有りだと思う。
 鈴木議員の質問が終わると直ぐに自宅に戻って作業を行い、買い物の後に娘を迎えに行き、夕食後にHPを更新したが再び接続障害で、来週の火曜日に機器が届くまで更新が出来なくなった。
 
 2日は娘を送ってから登庁して9時30分からの議会運営委員会を会派室で傍聴し、10時から本会議に加わる。
扶桑クラブ 大村富良議員
 カスミが運営している移動販売は生活支援コーディネーターの活躍と関係しているようだ。店舗から20分の範囲としていることと車両に余裕もなく残念ながら空白区への拡大は難しいようである。
 この日の2番目の質問者は私である。50分の質問時間を2分ほど残して終わり会派室で昼食時間となる。食事をしながら話していると、今回問題提起した項目には掘り下げられることが多いので、あとは皆さんご自由にというスタンスを鶴岡議員は理解してくれていた。
 駅前庁舎の南面の7階あたりの外壁に雑草らしいものが見えると煙草を吸ってきた永原議員が言うのでカメラを持って見に行く。肉眼では解らないがアップで撮影して引き延ばしてみると電線のようである。外部に照明が着いていた頃の名残のようで雑草ではなかった。
羅針盤 永原利浩議員
 最初の質問も答弁も短く再質問に入る段階で残り42分以上有ったので早く終わるかと思ったら一問一答が延々と続く、というか永原議員の私見が続くので進行している草刈副議長は冷たく「質問に移って下さい」と言えば良かったのにと、質問終了後に2人を前に会派室で話した。
立憲民主党 堀切俊一議員
 学校給食で有機米を使用するのは少数の生産者支援だから反対。パークベイプロジェクトやアクアコインも反対。江川運動場の整備は市民の安心安全に成らない。木更津駐屯地に関する協議会で市長は市民の立場に立っていない等、どうするとそう思ってしまうのだろう。
 堀切議員の質問が終わり10分間の休憩を挟んで議場に再入場し、市長から議案第98号一般会計補正予算(第8号)の追加上程がされ、高橋・田中議員による大綱質疑が行われた後に休憩が入り、上程された議案の審議のため教育民生常任委員会が開催される。私は会派室で質疑を見守るが、今回の補正で子育て支援の5万円を配り、次回の補正で再度5万円分のクーポンを送るので有れば今回は市の財政調整基金を使用して10万円を配り、次回の補正を財政調整資金に戻せば手間も少なく済む上に早めに支援が行えて良いのではという意見は同感である。次回の補正が確証できないという市の意見ももっともであるが与党の勢力を考えると否決は有り得まいと思うのだが、修正動議もなかったし全額国費であるので削減のモチベーションも強くなく、再開された本会議で私も原案に賛成し、この日の会議は終了した。なお、議案84号の補正予算を追い抜く形で議決したため議案98号が第7号、議案84号が第8号補正と変更される事態となり、当初予算額等の差し替えも行われることに成った。ともあれ帰宅して車を車庫に仕舞い、保育園に迎えに行く妻に街中まで送ってもらって夜は会派でひっそりと質問の反省会を行った。
 
 3日は保育園に娘を送ってから昼過ぎまで私的な仕事を片づけ、夕方のアクアラインバスで都内に出かけ東京ドームで開催される都市対抗野球に出場している日本製鐵かずさマジックの応援を行う。感染対策のため席は一つおきで歓声は自粛して手拍子だけ、球場内でのアルコール販売も中止である。それでもコロナの流行が始まってから我慢を強いられていたスポーツ観戦がこの様な状況でも出来ることは幸せである。
 前の試合が長引き30分遅れて始まった試合であるが、首都高が渋滞して応援の渡辺市長や議員の多くが送れて到着する頃には相手のセガサミーに得点を許し、強打が売りのチームだったが完封で敗れてしまった。白坂議員から申し訳ないと言われるが当然、白坂さんの責任ではない。落胆して帰宅した。
 
 4日は一月ぶりに妻の実家である新座市への里帰りをする。天気も良いので一旦実家に立ち寄って義母を乗せ、私のマニアックな趣味で行きたかった小川町の仙元山見晴らしの丘公園で遊び、東松山市でご当地グルメの焼き鳥を購入し、坂戸市の聖天宮を参拝した。
    小川町の公園では長さ203mのローラーコースターをクラウドファンディングで設置し、1回200円という有料施設にしているが結構利用者が多いことに驚き、坂戸市では他国の方(ここでは台湾)の投資で名勝が出来ている姿に感心した。
 
 5日は妻子を実家に残して一人で群馬県に向かい
小沢岳[1,089m]を登山する。早めに下山して一之宮貫前神社を参拝し、大島鉱泉で汗を流して着替えてから妻の実家に戻り、近くの公園で娘と夕方まで遊んでから木更津に帰ってきて夕食時に一人打ち上げをした。
 
 6日は娘を保育園に送ってから木更津駅みなと口の階段アートを見に行き、午前中に朝日庁舎で諸調整を済ませた後で事務所に戻る。
 私的な仕事を行っていると地域の相談事があり、それの対処を済ませてから事務所で議会便りの原稿作成とHPの整理を行うが通信障害でH更新が出来ない。明日届く予定の通信機器でデータが送れることを願うばかりである。夕方に娘を迎えに行き、夜は前日購入してきた下仁田葱ですき焼きを楽しんだ。
 
 7日は娘を送ってから駅前庁舎に行き会派室でデータの整理を行ってから議場に入り10痔から総務常任委員会に出席する。この日の委員会に付託された議案と協議会で説明を受ける案件は下記の通りである。なお議案84号は先に書いたように第8号補正予算に変更となっている。
番号 内容(件名とは異なる) 関係部
委員会 議案84 一般会計補正予算(8号) 財務
議案90 手数料条例の一部改正 総務
協議会 No.01 中期財政計画の見直し 財務
No.02 公共施設再配置計画第2期実行プランの意見公募 公室
No.03 公共施設再配置計画に基づく消防施設整備 消防
No.04 補助金・負担金の見直し 公室
No.05 職員定員管理計画 公室
No.06 企業版ふるさと納税制度 企画
 補正予算は市税収入で6億7千万円の増額補正が行われて景気後退はそれほどでもないことが解る。そのような中でも消防装備や避難所のエアテント等の充実が図られている。個人的には会計検査院からの指摘で返納した交付金にペナルティが無いことや知事選の交付額と費用などが気になって質問した。議案90号は優良住宅に関する認定手数料の改定で実際に要している手間については調査していないことが解った。
 午後からの協議会案件では公共施設再配置計画第2期実行プランに関して質問が集中した。全体概算事業費は195億円で一般財源は50億円以下と想定、削減効果の進捗率は7%程度と低い。私からはもっと複合化を進めて進捗率を高めることと消防団詰所更新を防衛補助の活用で前倒しすること等を提案した。委員会終了後に今年度中に行政視察を行わないことと1月28日に消防団との意見交換会を実施すること等を決めて午後3時に散開となった。急いで帰宅すると通信機器が届いており、祈るような気持ちで接続するとHPの更新が行えるようになっていた。青年会議所の例会前まで急いで可能な範囲の更新作業を行った。
 保育園に娘を迎えに行く妻の車に乗ってベイプラザホテルに行き18時開催のかずさ青年会議所望年例会に出席し、久しぶりに合う友人達と懇親を深めるとともにOB会長として挨拶を行う。その後は同期を中心に集まり1年間のOB会役員の慰労と翌年に役員となるものへの激励を行った。
 
 8日は朝から雑務を片づけてから駅前庁舎に登庁し、議場の傍聴席に座り10時開催の教育民生常任委員会の審議を見守る。委員会に付託された議案及び協議会案件は下記の通りである。
番号 内容(件名とは異なる) 関係部
委員会 議案84 一般会計補正予算(8号) 財務
議案85 国民健康保険特別会計補正予算(第3号) 市民
議案86 後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 市民
議案87 介護保険特別会計補正予算(第3号) 福祉
議案91 特定教育・保育施設等運営基準条例の一部改正 子供
議案93 自転車駐車場の指定管理者の指定 市民
議案94 金田地域交流センターの指定管理者の指定 市民
協議会 No.01 公共施設再配置計画に基づく駐輪場整備 市民
No.02 新型コロナワクチン接種状況 子供
No.03 地域福祉計画(素案)に掛かる意見公募 福祉
No.04 公共施設再配置計画に基づく金田小中学校と給食施設の整備 教育
 補正予算の審議の中で江川陸上競技場が出来ていながら教育委員会は袖ケ浦市で陸上の大会を開催したことを知る。過去に袖ヶ浦で開催しており協力を得やすかったというのが理由のようだが、整備した意義が共有されていない事態は問題である。小学校のプールを廃止して「いきいき館」で水泳指導をという方向性もあったが実際に利用したのは金田小学校だけだったことも解る。3件の特別会計の補正予算や条例改正・指定管理者については大きな議論もなく委員会審査は終わった。
 協議会の案件の1番で巌根駅東口改札の開設を前提に需要調査を行うことは解ったが、民設民営も検討するという点の掘り下げがなかったので今後具体化する頃には確認せねばと思う。同様に公共施設の再配備の中で金田小学校体育館や金田中学校校舎の建て替え、第二給食センターから名称を変更した地域密着型給食施設を建設する話などもあり、公共施設の総量削減は進まないと感じながら話を聞いていた。協議会終了後に委員会メンバーを対象に成人式の説明を受けていたようであるが私は会派室で情報収集作業に入っていた。午後3時過ぎに退庁して市内で買い物を済ませ、娘を少し早めに迎えに行く。子守をして娘が寝たあとで妻と年賀状の製作を打ち合わせた。
 
 9日は娘を保育園に送ってから駅前調査に登庁し、二日続けて傍聴席に座り10時開催の建設経済常任委員会の審議を見守る。委員会に付託された議案及び協議会案件は下記の通りである。
番号 内容(件名とは異なる) 関係部
委員会 議案84 一般会計補正予算(8号) 財務
議案88 公設地方卸売市場特別会計補正予算(第1号) 経済
議案92 火葬場条例の一部改正 環境
議案95 工事請負契約の締結(江川野球場工事・土木) 都市
議案96 工事請負契約の締結(江川野球場工事・建築) 都市
議案97 市道路線の認定 都市
協議会 No.01 食育推進計画の意見公募 経済
No.02 金田西特定土地区画整理事業の事業計画変更 都市
No.03 市街化調整区域開発行為の基準条例一部改正の意見公募 都市
No.04 都市計画マスタープラン及び
市街化調整区域地区計画ガイドラインの意見公募
都市
No.05 みなと口景観形成重点地区・景観条例一部改正の意見公募 都市
 観光協会事務局が東口たちより館に移動することに伴う整備費194万円と今の場所の返還に伴う復旧費260万円の議論が続いた。今の場所は当初無償であったが近年は年間411万円の賃料負担が生じていたようで23年間居たところから市の施設に移転することになったがJ:COMのところに入居している案内所は現在のままとなるようだ。飼料米への補助について現在の米価や反収など農家の現状を説明する資料が足りなかったように思う。岩根3丁目の民地の中に有る排水管の件は多分戦後の混乱の中で出来上がった事態だと思うが、今でも1000mm管の上に民家がある状況が続いていることも凄い事態だと思う。
 議案92号で今後は使用料の徴収と使用許可が火葬場の指定管理者で行われることになる。予約にはシステムを導入するようだし炉の数も増えるので待たされることは生じないと思いたいが、季節的な需要増大に柔軟に対応できるような条例にしておくべきではないかなとも思う。協議会の1番目で食育推進計画を策定している県内49自治体のうち44自治体は健康部門が担当し木更津市を含む5自治体が生産側の農林部門が担当している実態を知った。オーガニックな生産と消費という視点だろう。次の金田西区画整理は保留地処分金が25.1億円も増加されると期待できるものの追加工事等で事業費が44.8億円も増加するため事業期間を3年間延長するとともに市と県の負担金をそれぞれ9.9億円増加させる変更である。区画整理を知っているものとしては土地の評価が上昇しているのだから減歩率を見直すことが本筋だと思うが、40%より増やさないという約束なので仕方ないし、コストコ本社移転などで増えた約10億円に相当する税収は期待できるので取り敢えず良しとするが歯がゆく思う。
 3番目以降は都市計画審議会で議論してきた案件であるが、これから意見公募を進める中で市民や業界からどの様な意見が出されるのかが気になることである。協議会終了後に年度内の行政視察を行わないことが決められて解散となったが、個人的には来年1月に開設される成田新公設市場を見に行き戦略や工夫を聞きたいと思うので関係者に耳打ちしてから帰宅して、委員会審査概要をHPにアップした。
 
 10日は娘を保育園に送ってから事務所で私的な仕事を片づけ、市内に買い物に出かけ、午後から録画映像を見ながら議会質問の全文筆記を行った。富来田小学校というべき所を富岡小学校と言ったり、数ヶ所の間違えにも気がついてしまった。HPを更新してから娘を迎えに行き、帰宅すると市内で3人の感染者が明らかになったことを知る。今月になって最初の感染者である。一度に3人という状況だが年齢性別構成から見ると家族のように想定できる。他に広がらないことを願うばかりである。夜は娘の子守をしながら読書を楽しんだ。
 
 
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2021年12月中旬の記録