60.8月下旬の活動記録
 21日は月曜日であるが娘の夏休みに付き合い袖ケ浦市の百目木公園プールで午後2時過ぎまで遊び、買い物をしながら帰宅する。夕方になって事務所に入り雑件を処理してから夕食を摂り、プールの疲れもあったので仕事をせずに早めに床に着いた。
 
 22日は娘を学童に送った帰り道に雨が降り始めた。花火大会でも一雨降ったが水不足が心配になって千葉県のHPで亀山ダムの貯水率を調べてみると8月14日で69%ほどあることが解り安堵する。
 事務所で私的な仕事を片づけ、市内で所用を済ませてまわるついでに火葬場関連道路の工事状況も見に行くと切土法面を施行していた。国道から2km以上の道路を整備する予定であるが完成している部分はごく一部に過ぎない。昨年の12月から9ヶ月近い期間を過ごしているが、苦情も来ていそうである。
 帰宅してから事務所のエアコンを入れて議会質問の原稿を手入れしながら雑務を片づけ、HPを更新し始めるが、あまりに暑い日が続くので関連記事を作成するなどしてから娘を学童に迎えに行った。
 
 23日は娘を学童に送ってから駅前庁舎に登庁し、配付資料の造り込みに力を入れながら関係各課と打合せを行う。午後1時前に食事に行くため外に出ると雨が降っていた。食事を終えて会派室に戻り作業を終えて退庁し買い物を済ませて自宅に近づくと飛行再開となったV-22が目に着き、直下から見ようとサッカー場に行くと、平日の午後であるが市外の少年チームと思われる団体が利用しているところであった。使用開始から僅か3日後なのに、需要が多いことを感じさせていただいた。夕方は妻子と母を連れて食事に出かけた。
 
 24日は娘を学童に送ってから駅前庁舎に登庁し、9月定例会初日の本会議に出席する。この日に上程された議案等は下記の通りである。
番号 内容(件名とは異なる) 関係部 担当委員会
議案70 専決処分の承認 総務 総務
議案71 一般会計補正予算(第5号) 財務 全体
議案72 国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 市民 教育民生
議案73 介護保険特別会計補正予算(第1号) 福祉 教育民生
議案74 公設卸売市場特別会計補正予算(第1号) 経済 建設経済
議案75 令和4年度歳入歳出決算の認定 財務 決算特別
議案76 教育委員会委員の任命 総務
議案77 公平委員会委員の選任 総務
議案78 固定資産評価審査委員会委員の任命 総務
議案79 人権擁護委員候補者の推薦 総務
議案80 人権擁護委員候補者の推薦 総務
議案81 人権擁護委員候補者の推薦 総務
議案82 付属機関設置条例の一部改正 公室 総務
議案83 印鑑条例の一部改正 市民 教育民生
議案84 火災予防条例の一部改正 消防 総務
議案85 下水道事業会計補正予算(第1号) 都市 建設経済
議案86 令和4年度下水道事業決算の認定 都市 決算特別
請願01 特定商取引法の抜本的改正を求める請願 市民 教育民生
 私が議運の委員長として日程案を報告する中で次回の本会議は9時開催だと注意しておいたが油断して遅刻するものも居そうだと感じる。この日は上程だけなので早めに会議は終了する。会派要望等を調整するために会派室で会議を済ませて午前中に解散した。
 袖ケ浦で所用を済ませ、帰り道で中野畑沢線の工事現場を見に行くと橋脚が浮戸川の中に立ち並び空には夏の雲が浮かんでいた。帰宅しても質問に対する答弁案などのメールが届いていなかったので雑件を処理してからHPを更新した。娘を学童から家に送ってから迎えに来てただ居た車に乗って街に行く。
 会派の有志で議会初日の情報交換を行い、明日以降の鋭気を蓄えてタクシ−で帰宅し、報道番組を見てから寝た。
 
 25日は岩根小学校の学童クラブがデイキャンプをするので会場の長須賀保育園に娘を連れて行く。周辺の農地も宅地化が進み、保育園の需要に対応するだけでも大変だろうに、近隣の学童も集めての事業にはさぞご苦労も多いだろうと思う。帰宅して議会質問をメールでやり取りし、市の内外で私的な用事を処理して回り、夕方に娘を長須賀保育園に迎えに行き、帰宅後に市役所のメールに対応し、夜は読書をして寝た。
 
 26日は朝食を終えてから9時に江川サッカー場でローバーズが開催するキッズフェスティバルの様子を見学に行く。
 代表のカレンが午前中に別の用事が有るとのことで吉田眞紀人選手の挨拶で始まり多くの子どもたちが集まる中でヤツルギショーが行われていた。私は吉田市議と話しながらスポンサーの一つである新昭和が社会貢献も兼ねて購入した子供用ゴール8個のクオリティに感心していた。
 1時間ほどで退席し、市内で所用を済ませながら帰宅すると妻子が夏休みの工作に頭を悩ませており、直ぐに私も巻き込まれ集中力が切れた娘に仕事を続けさせるなどの苦労を重ね、夜になってHPを更新した。
 
 27日は朝5時に起床して6時半から土曜学校の保護者として森の整備を行う。2時間ほどの作業で汗をかき帰宅してシャワーを浴びる。
 この日の午前中で娘の夏の宿題が概ね終わったご褒美に妻とともに動物園へ連れていく。金田料金所を午前中に通過して約40分後に家族全員が未体験の横浜ズーラシアへ到着し園内を見学する。園内の広さと品質の高さに驚きながら、これを維持できる横浜市の財力に感嘆する。
 なお、この日は8月の土日を中心に開催していたナイトフェスタの最終日という事もあって午後5時を回ってから遊園地は混雑度を増し、帰りの渋滞が心配になったので20時前に帰路に着いたが、それでも7時間近く園内に居たし、そのうち4時間以上は歩いているから疲れが残り、帰宅してシャワーを浴びて麦酒を飲んで早々と眠りについた。
 
 28日も朝5時に起床して、朝一番に昨日のズーラシア見学中に届けられた玄米の片付けや車の入れ替えを行い、娘を学童に連れていってから車を隣家に置かせて貰い、9時から我が家の外構工事の立会を行う。
 工事内容は老朽化して割れてきた前面水路の交換と凹凸が多くて車いすが通れないアプローチ部分等の舗装工事で、明日からの一般質問の間も工事が続くので立ち会えないことが若干心配ではあるが友人の工事業者に任せるしかない。本来なら水路は公共で修繕すべきところであるが全て私の責務で行う。
 旧知の施工会社の社長と近年の状況を意見交換してから夕方に娘を学童に迎えに行き、明日の工事の予定を確認してからHPを更新した。
 
 29日は朝6時に起床して事務所でメールの確認や質問原稿の修正を済ませてから燃えるゴミを出し、朝食後にクールビズ対応のポロシャツに着替えてから施工業者と打ち合わせ、その後に駅前庁舎へ登庁して9時からの本会議で代表質問を聞く。翌日から14人の個人質問が控えているので通常は一日に3会派のところ、1時間早出で午前9時の開催となった。また4月の改選後、最初となる代表質問なので最大会派となった羅針盤が最初の質問者、自民クラブと公明党は同じ人数なので今回は自民クラブが先になり、12年ぶりに会派要件を満たした新栄会が最後の質問者となる。今回も個人的に気になった質疑や感想を簡素に記載する。
羅針盤代表 草刈慎祐議員
 木更津は56ヶ国2,985人の外国籍の住民がおり、10年間で1,300人も増加している。その支援としてオンライン外国人サポートディスクを設けているが利用件数は毎年8件程度と認知されていない。他にも木更津市の魅力を発信する市民ライターやインターネット公告、市民参加型プラットホームなどデジタル社会に対応する市の姿勢が多く理解できた。若者に流行しているアプリを使うべきだと43歳の議員の視点で感心する。
自民クラブ代表 斉藤高根議員
 改選しても金田シフトが効いている代表質問であるが、例外的に三上議員が居るためか、うまくたの里の拡張計画の質問もあった。木更津金田・袖ケ浦・木更津東の各インター周辺を産業用地にしようとしても農業振興地域で開発が出来ないことを問題視していたが、開発余地のある木更津北と木更津南には一切触れなかった。
公明党代表 竹内伸江議員
 官民連携事業提案制度は昨年度に3事業が進められ14社と協定が行われている中で様々な提案が実施待ちの様子である。どの様な提案で期待できる効果は何か知りたいところであるが代表質問なので掘り下げることが無くて若干物足りなく思っていた。また外国籍の小学生が58人、中学生が43人居て、その学業支援の課題は今後の宿題になった。
新栄会代表 座親政彦議員
 昨年度の個人ふるさと納税はポルシェの効果で約3億8千万円に達し、本市から流出した2億9千万円を始めて上回ったようだ。生活保護や損害賠償などの数値を求める質問に対し、執行部側から説明資料をタブレットに送ってきたことには感謝したい。またプールが使えなくなっている小中学校は9校になり、1箇所あたり2千万円以上と予想される解体費がネックとなっているようだが校庭を広く使えるように頑張りましょう。
 午後4時30分に本会議が終わり、急いで帰宅して工事の進捗状況を確認して翌日の打合せを行い、届いていたメールに返信を送り、夕食後は事務所に籠もって答弁案を受けた議会質問原稿の修正とHPの更新作業を虫の声を聞きながら夜中まで実施したものの、再質問の回答は調整中という部署があり、完成型になることはなかった。
 
 30日も朝6時に起床して事務所でメールを確認するが何も届いていないので早めに朝食を摂り、半袖のワイシャツに着替えてから施工業者と打ち合わせを行う。この日から既存の通路を撤去して舗装工事が始まるので終日立ち会いたいところであるが、10時から本会議が有るため議員の責務として議会優先であり、何か問題があれば連絡してと伝えた。
市民とともに 田中紀子議員
 質問のうちマイナンバーカードとオスプレイは国の政策に対する市の取組の確認のようで、重要であるが前向きではないように感じる。ただしマイナンバーカードを申請しながら5724枚が受け取られていないことには驚いた。市税滞納を生活困窮のサインと捉える質問には「健康で文化的な最低限の生活(作者:柏木ハルコ)」という秀作の漫画を思い出した。
公明党 神蔵五月議員
 朝日庁舎に店舗を構えるカスミが移動販売を行っていることは知っていたが、ヤックスドラッグを経営する千葉薬品も生活支援となる移動販売を行っていることを質問で理解した。因みに前者が43地点、後者が18地点で展開しているようだ。
 神蔵議員の質問が20分早く終わったので昼食も摂らずに帰宅して工事の立会を行う。想定外のものが土の中から沢山出てきて、当初計画を現場で変更して駅前庁舎に戻り、会派のメンバーが全て食後になった頃に弁当屋の幕の内弁当を急いでいただいた。
公明党 渡辺厚子議員
 空き家バンクは市場に流通させることが難しい物件を扱うという前提に立ち昨年度まで34件を掲載し13件が制約したということであるが、課題は需要が多いのに登録される物件が少ないことだと聞いて驚いた。民業を圧迫するようでは問題だが、市の活性化を考えると常に多くの物件を抱えるような不動産のポータルサイトに成っても良いのではと考えた。
新栄会 松井晃治議員
 学校のICTシステムはかずさ四市で異なるため教職員が行政を移動して転勤すると戸惑うことになるので統一すべきではという質問には教職員組合の声を聞いていると感心した。私なら一体で発注することによるスケールメリットで幾ら安くなるかを確認しただろうと思った。
会派羅針盤 吉田眞紀人議員
 午前中から会派室で緊張が止まらなかったようであるが、身びいきとはいえ最初の質問とは思えないほど堂々としていた。教育民生常任委員会協議会で細かな質問があるようだが、イオンモールの近くでサッカースタジアムを民間が進める計画があるように示されたことは気になる。
 吉田議員は11分程残したが、直ぐに傍聴に来たギャラリーに挨拶に行くように指導し、その後は会派室に戻ったところを「良くやった」と褒めてから帰宅したので自宅に帰り着いたのは17時少し前であった
。現場監督から進捗状況と明日の段取りを確認し、午後6時前に工事関係者が帰宅するのを見送ってから、施主として翌日の作業で熱中症が生じないように近くのドラッグストアにお茶を買いに行き、夕食後は「明日の答弁が変更になりました」メールを確認しながら最終原稿を仕上げた後にHPを更新した。
 
 31日は私が最初の質問者であるため暑さに耐えてスーツに着替え、岩根小学校の夏休みが明けるので夏休みの工作を持つ娘を校門まで送ってから駅前庁舎に登庁し、最終原稿をPDFに変換して議会事務局に渡してタブレットにアップする。10時からの本会議での質問は細部の説明を省略して争点の質疑を行ったので質問終了後に新人議員から何を言っているのか解らなかったと言われた。確かに「産業立地促進条例」「市街化調整区域での地区計画制度」「産業用地整備支援事業審査委員会」「土地開発公社経営健全化計画」「財産利活用推進委員会」などの基礎知識がないと理解できない質問であった。当然普通の市民は理解できないはずであり、次回に向けて反省すべき点も見つかった。なお、質問の詳細は後日全文アップするので一週間ほど待っていただきたい。
一隅 堀切俊一議員
 私も11分残して質問を終えたが、いつもは時間内に収めることが難しい堀切議員が19分も残したことは意外であった。木更津市が県内他市に比べ給付が少ないという視点であったが、配ることは喜ばれるだろうが政策としてどうなのかと私は思っている。
 予想外に昼休みが長くなったので弁当を食べてから自宅に戻り舗装工事の状況を確認する。真夏のアスファルト舗装は照り返しも厳しいが風があるのが幸いである。20分ほど現地を視てから役所に戻った。
会派羅針盤 永原利浩議員
 救急車が到着し搬入される病院が決まるまでの時間で昨年最も長かった事例は264分だったということには驚かされる。19箇所の病院に対し述べ24回の交渉を行ったということであるが、君津中央病院には2次救急病院が何ヶ所断ったら無理にでも対応するという制度を作るべきだという意見には賛同する。そのための体制がどうかという点が課題だ。
自民クラブ 重城正義議員
 本題に入る前の「枕」の中で慶応高校の107年ぶりの優勝が出たので、その間の106校の優勝校が羅列されるかと思ったがそれはなく、想定より短い6分半で枕は終わった。市内の地域防災組織が106に及ぶことを質問で知ったが、私は顔が解る規模の難しさを感じている。
共産党 鈴木秀子議員
 いつもは時間内に収めることが難しい鈴木議員が22分も残したので堀切議員と並び意外であった。本年7月1日現在で261人が特別養護老人ホームに入居待ちだという答弁があったが介護人材不足で受け入れられていない実状が明らかにならないことに歯がゆさを感じる。
 この日の日程が終了してから娘を学童に迎えに行き、帰宅して既に工事が終了している庭の仕上がり状況を確認し、土曜日に私がする仕事の内容を検討する。その後に雑用を処理し、この日は早めに床に着いた。
 
 
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2023年09月上旬の記録