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縞枯山 2,403m 長野県茅野市
2000年11月3日登山:F島と2人
雪の山小屋でゆっくり酒でも飲もう、という事で意見がまとまり、F島が八ヶ岳の黒百合ヒュッテを薦めるので北八とした。せっかくだから縦走しようと言う事になり南牧村役場に集合し、仮眠。
早朝にF島の車を下山口である稲子湯に移動して佐久海ノ口駅から始発の小海線に乗る。茅野駅を経てバスとロープウェイで横岳山頂駅に到着。そこから僅かな標高差の縞枯山に登る途中に背中に激痛が走る。近頃不摂生が酷いせいかなとも思うが対応の立てようがない。のんびりと進み、麦草峠を越えて体を騙しながら黒百合ヒュッテに到着。ザックから峯の精純米大吟醸を出し飲み始める。すると痛みも疲れも嘘のように消えて・・・・。 |
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硫黄岳 2,670m 長野県南牧村
2000年11月4日登山:F島と2人
黒百合ヒュッテは稜線の西側なので稜線に出なければ御来光が見れない。もちろん飲み過ぎで行く気になれずゆっくり寝ている。F島は綺麗に晴れてますよと報告してくるので出発する気になる。
それにしても雪山で飲むという計画なのに、霜柱や霜で白い所は有るが殆ど雪は無い。ヒュッテで聞いても今年は雪が遅いようだ。そこから天狗岳に一気に登ると展望の開け方が素晴らしい。蓼科方面はもちろん北や南もくっきり見えている。あぁこの展望なら雪なんか無くても良いや、という気になる。
夏沢峠にザックをデポして硫黄岳に登る。崖の高度感が素晴らしい。目前には横岳や赤岳が招いてくれているが、今日はここで天上界を離れ下山を開始する。
急坂を一気に降りると予約してある本沢温泉に到着する。雑魚寝で狭い布団に何人も押し込まれるのが嫌で個室で予約したが、客は多いとは言えそれほどは混んでいないようだ。宿泊の手続きを行い、まずは露天風呂に入る。宿の周辺の紅葉も綺麗である。
夕食を食べ終わり、本沢温泉名物の濁酒を飲みながらF島と年末の年越し旅、21世紀を迎える旅の話などをしていると隣のテーブルで話をしていたOLらしき2人組が話しに乗ってくる。色々な話で盛り上がり濁酒を振る舞い、山小屋というのに遅くまで飲んでしまった。
翌朝、朝食を食べ朝風呂を味わってから紅葉の中を出発。残念ながら昨日の2人は下山口が違うので同行出来ない。
しらびそ小屋の辺りの高原風景が美しく、特にミドリ湖越しに見る天狗岳は(行ったことはないが)北欧のようなイメージである。こんな八ヶ岳の楽しみ方も悪くないな、と思っているうちに稲子湯に到着。F島の車から着替えとビーチサンダルを持って温泉に入り、さっぱりした体で駅前の私の車を取りに行き、蕎麦を食べて解散した。 |
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恵庭岳 1,000m地点で撤退 北海道恵庭市
2000年11月10日登山:K藤と2人
札幌で会議が有り9日の木曜から北海道に来ていた。その上、金曜日は一日用事がないことが事前に解っていたので手稲に住むK藤と恵庭を登りに行こうと話を合わせ、登山用具を全て宅急便でK藤に送っておいた。
木曜日の会議終了後、終電でK藤邸に移動し泊まる。昨日まとまった雪が降ったようだぞというK藤の言葉が気がかりである。
札幌から支笏湖までの道もそこそこ雪が有る。きつければ引き返せば良いさ、と丸駒橋から気楽に登山を開始する。最初のうちこそ5cm位の雪の深さだったが標高700mを越えた辺りの急坂で20cmを越えるようになり、その上新雪で全く締まっておらず、とにかく登りづらい。
K藤も山頂直下は岩場だからこの雪では足場が解らず危険だろう、と提言するので火口を見渡せる地点で撤退を決意。支笏湖がこれだけ見えれば満足だ。それにしても先週の八ヶ岳は雪不足でこちらはこの状態、世の中上手く行かない物だ。
下山して丸駒温泉に浸かりK藤邸に宿泊。翌朝のJRで会議会場に戻って行くのであった。 |
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根子岳(2回目) 2,207m 長野県真田町
2001年3月3日:単独
年に1回は板で歩かないと技術が維持できないような気がしたが、年度末で皆忙しい。前に蔵王で酷い目に遭っているので単独行でも安全な山域に行くしかないだろうと考えメジャーな根子岳に登り日帰り旅を行った。
菅平スキー場でクワッドリフトの1回券を購入し、最上部から歩行を開始する。見ると少し先にも板で昇っている人が居るし、山頂からはへリスキーで下ってくる人がひっきりなしに通過する。練習だからと割り切れば良い環境である。北アルプスや北信の展望も悪くない。
特に難しい場所もなく山頂に到着。ここから駐車場まで3回ほど休憩を入れて滑り降り、そのまま帰宅した。 |
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