実施日時 2015年(平成27年)3月14日(土) 10:45〜11:00 |
3年前より活動が始まった『太田山活性化プロジェクト』をより一層活性化するため、平成27年度は木更津市のまちづくり活動支援事業として取り組むべく、地曳代表が審査委員会に対し事業提案を行いました。概要は以下の通りです。 |
事業名称 |
太田山竹取ものがたり |
団体名 |
市民まちづくり塾(11名 代表者 地曳昭裕) |
事業の内容 |
太田山公園に過繁茂する孟宗竹を伐採し、太田山の美観を是正する。加えて、伐採により発生した竹材を竹炭・竹垣・竹チップによる堆肥・竹を利用した民具の製作等で有効活用することにより地域環境に負荷を与えないアメニティーの創造を市民と共に研究し、実践する。 |
事業の必要性
と目的 |
太田山公園は平成23年度に策定された「みどりの基本計画」に依ると「みどりのビューポイント」として位置付けされ、木更津市のみどりの顔となるべき存在にある。しかし、現況は孟宗竹が蔓延り、雑木が高く生い茂り、公園とは名ばかりのディスアメニティーを呈出している。現段階のうちに竹の手当をしないと、大変な事になると危惧される。竹を伐採し、そこで得られた竹材の有効利用法を市民と共に研究、実践する事は「自然と人の共生」という遠大なテーマの体現である。 |
スケジュール |
初年度は、現況の孟宗竹の繁茂を把握し、竹の有効利用法を模索することから始める。
4月 太田山金のすず博物館主催「博物館でお花見を」にブース展示し、広く市民に事業内容を周知し、参加員を募集する。
7月 夏休み期間中を利用し、毎竹調査する。併せて外部講師を招き、竹の駆除法を研修する。
11月 試験伐採をし、竹のチップ化、竹炭化を試行する。併せて外部講師を招き有効利用法を研修する。
2月 竹の垣根の製作を試行する。 |
事業の特色 |
伐採した竹の有効利用として、
@竹炭づくり…家庭菜園には土壌改良材として、屋内のホルムアルデヒド対策、水の浄化等、利用法は様々ある。
A竹のチップ化…将来、堆肥化するので、家庭菜園に利用出来、公園内に積めば、イモ虫が発生し、カブト虫が出現すると、子ども達の楽しい遊び場となる。
B竹垣の製作により美観形成が図ることが出来る。
以上を、児童を有するニューファミリー層に働きかけ、年間を通じて四季を感じながら活動する。 |
来年度以降の
事業展開予定 |
初年度は伐採計画、利用方法を検討し、次年度以降はその結果に基づき具体的活動に移行する。 |
過去の
活動実績 |
2010年07月18日(日) 太田山植生調査会
2011年02月06日(日) 太田山樹名版設置
2012年01月07日(土) 太田山活性化活動(竹柵準備)
2012年03月18日(日) 太田山活性化活動(椎茸栽培) |
収支予算書 |
区分 |
項目 |
金額(円) |
備考 |
収入 |
協動のまちづくり活動支援金 |
126,000 |
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参加費 |
10,000 |
10家族×1,000円 |
寄付金 |
10,000 |
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自己資金 |
44,000 |
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合 計 |
190,000 |
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支出 |
報償費(外部講師謝礼) |
100,000 |
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消耗品費(紙、インク) |
10,000 |
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印刷費(ポスター、チラシ) |
40,000 |
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使用料(チップ化機械リース) |
20,000 |
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竹炭用資材費(ドラム缶、煙突) |
20,000 |
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合 計 |
190,000 |
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事業が採択されるか否かは3月中に決まるとのことであすが、先ずは4月5日に予定されている郷土博物館「金のすず」が主催する「博物館でお花見を」でのブース展示に取り組み、参加家族の募集を進めることが当面の課題となります。
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