No.47 彦根編      日本を走る ←No46吹田編No48神戸編→
旅行期間 1986年8月9日〜1986年8月10日 旅行日数:2日間
総走行距離 315km
走破市町村 25
同行者 無し 使用自転車:WR
総費用 5,750円 当時の年齢:22歳
初日 1986年8月9日
走行区間 吹田市千里古江台寮〜彦根市公団彦根寮
走行距離 181km
走破市町村 11(高槻,島本,大山崎,長岡京,向日,志賀,高島,安曇川,新旭,今津,マキノ)
累計数 1,915
 本社研修の時仲の良かったY本が彦根管理事務所に配属になったため、夏の麦酒を伴に飲むため琵琶湖一周を兼ねた旅に出る。
 朝4時に出発し、京都市内から大原三千院を経由し途中峠を越えて和迩で琵琶湖畔に出る。高島町を流れる小川のせせらぎの美しさに感動しながら白髭神社や海津大崎を過ぎ、木之元から余呉湖に回り込む。再度北国街道に戻り昭和58年に再建された長浜城(北陸編では着手前)を見学した後、午後3時に彦根に到着で今日の走行は終了。
 彦根寮のシャワーを借りた後、城下町の長い夜に突入する。真夏の走行の後は麦酒がとにかく美味い。なお、学生時代は酔い方に比べ単価が高いので麦酒は飲まず、もっぱら焼酎や日本酒だったが給与を貰うようになって麦酒に手を出すようになった。それは麦酒腹を育てていく道のりになるのであった。
2日目 1986年8月10日
走行区間 彦根市公団彦根寮〜吹田市千里古江台寮
走行距離 134km
走破市町村 14(豊郷,愛知川,五個荘,能登川,蒲生,日野,水口,甲南,信楽,宇治田原,久御山,八幡,枚方,寝屋川)
累計数 1,929
 Y本君も今日はツーリングに出かけると言うことなので若干酒が残ったまま出発。琵琶湖から離れ主に307号線で滋賀県南部山際の自治体を走り抜ける。
 信楽では木更津を思い出させる狸の焼き物に心和み、屈曲した裏白峠を越えれば京都府。せっかくだから平等院に立ち寄った後でくそ暑い1号線で、狭くて風が通らない古江台の寮に帰りつき缶ビールをあおる。風のない千里の街のコンクリート輻射熱の厳しい3畳の寮でエアコンも無いまま、寝汗を大量にかきながら寝苦しい夜を過ごすのである。(次は神戸編