No.50 大和編      日本を走る ←No49小豆編No51丹波編→
旅行期間 1986年11月2日〜1986年11月3日 旅行日数:2日間
総走行距離 156km
走破市町村 9
同行者 2日目にS原 使用自転車:WR
総費用 8,480円 当時の年齢:22歳
初日 1986年11月2日
走行区間 神戸市公団六甲寮〜奈良市奈良YH
走行距離 113km
走破市町村 6(柏原,藤井寺,香芝,当麻,新庄,天理)
累計数 1,945
 文化の日を含む連休で天気が良い。体調は若干風邪気味であるがジッとしていられない。紅葉も綺麗になって来たろうから大和路を走ることに決め出発する。鈴蘭台から神戸におり、灘の酒蔵や甲子園、四天王寺などにちょっとずつ立ち寄り、八尾から柏原に入って当麻寺に至れば秋の大和路を味わえる。
 この天気なら大神神社に行き高校の修学旅行で歩いた山辺の道をゆっくり走りたいと思う。予想通り穏やかな日差しの中に日本的な風景が広がっていた。歴史の蓄積が細かな塀や土手にも感じられ感動する。
 夜は旅人の間で立派だと評判の奈良YHに泊まると、偶然にも高校の同級生であるS原と出会う。聞けば彼も関西赴任中と言うこと。懐かしさに盛り上がり、翌日の行動を伴にすることを決める。彼はバイクなのであるが・・・
2日目 1986年11月3日
走行区間 奈良市奈良YH〜桜井駅:鈴蘭台駅〜神戸市公団六甲寮
輪行区間 近鉄桜井駅→神戸電鉄鈴蘭台駅
走行距離 43km
走破市町村 3(川西,三宅,田原本)
累計数 1,948
 YHに自転車とバイクを置いてS原と東大寺二月堂や大仏殿、正倉院展などを見て回る。高校の時は別のクラスだったので自由行動の時には何をしたとか共通の友人の話などで懐かしい修学旅行が蘇る。
 次は長谷寺に行こう決め、奈良からそれぞれに走るが長谷寺に到着したのは数分の遅れで済んだ。近距離では自転車の機動力はバイクにあまり負けないことを実感する。そして2人で長谷寺を観光して満足したので、桜井駅でS原と再会を誓って別れ輪行して六甲寮に帰っていった。
 S原とはこれを機に交流を深め、私が神戸在住の間のみならず、薩摩編では鹿児島に、筑肥編では博多に集合して飲んだり、山形県の大朝日岳に一緒に登山をするなど長い付き合いとなっている。(次は丹波編